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9-7

その姿は紛れもなく、月宮先輩だった。


「ど、どうして……? 何かあったんですか?」


俺の目の前に到着した月宮先輩は、息を切らしながら膝に手をついた。


「あそこから……海棠が慌てている様子が……見えて……気になって……」


月宮先輩が指差す方向は、三年の教室がある五階の渡り廊下だった。


「えっ? あそこからわざわざ、こんな離れた駐輪場まで走って来たんですか?」


「あっ、ああ……。もし困っているなら……何か役に……立てるかもしれないと……思って……」



下記サイト(ネオページ)にて先行連載中

https://www.neopage.com/book/30066806720040200

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