68/178
9-7
その姿は紛れもなく、月宮先輩だった。
「ど、どうして……? 何かあったんですか?」
俺の目の前に到着した月宮先輩は、息を切らしながら膝に手をついた。
「あそこから……海棠が慌てている様子が……見えて……気になって……」
月宮先輩が指差す方向は、三年の教室がある五階の渡り廊下だった。
「えっ? あそこからわざわざ、こんな離れた駐輪場まで走って来たんですか?」
「あっ、ああ……。もし困っているなら……何か役に……立てるかもしれないと……思って……」
下記サイト(ネオページ)にて先行連載中
https://www.neopage.com/book/30066806720040200
!!スマホ対応済!!
登録不要 無料でお読みいただけます




