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(そ、そうだよね。和兄が本気にするわけ……。でも、何か話を変えないと……)
「か、和兄はもう食べ終わっちゃったよね? ごめんね、遅くなって。今日は何部に行く予定なの?」
「今日は剣道部の予定だ。理央も見学に来るか?」
和兄は座ったまま竹刀を持ったフリをして、俺に素振りを見せてくれる。
フリだけでもカッコよくて凛々しい姿に、俺は思わず小さな拍手を送る。
「すごい……。和兄は本当になんでもできるね」
「そこにいる月宮先輩は、実は剣道なら俺よりも強いぞ」
「えっ……?」
俺は驚いて月宮先輩の方を向くと、月宮先輩は俺に弁当の蓋と箸を差し出していた。
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