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「よし、それじゃあ弁当食べよ! いただきまーす」
月宮先輩の口元から手を離した俺は、弁当袋から弁当を取り出して蓋を開けると、蓋に卵焼きを乗せて、箸と一緒に月宮先輩に差し出した。
「はいどーぞ、月宮先輩。これが食べたかったから俺について来たんですよね?」
「あ、ああ……」
月宮先輩は俺の勢いに押されるかのように箸を受け取ると、卵焼きを箸で摘まみ黙々と食べ始めた。
(よし……)
やっと月宮先輩が静かになったことに安堵し、俺は和兄の反応を横目で確認すると、和兄は特に気にした様子もなく、いつもと変わらない様子でパックジュースを飲んでいた。
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