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俺は月宮先輩を追い越して屋上へと続く頑丈な扉の前に辿り着くと、月宮先輩が階段で足を止めたままなことに気が付く。
「……? 月宮先輩、どうかしました?」
「いや、別に……。もちろん、波多野には黙っていることを約束しよう」
「なら、いいんですけど」
少しばかり返事に間が開いたことが気になったが、俺は屋上の扉を開ける。
開けると同時に、春独特の生暖かい風と柔らかい日差しを感じた。
「あっ! おーい、理央。どうしたんだ? 遅かったじゃないか」
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