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6-1
そんな無意識の行動にハッとした俺は、慌てて手を引っ込めた。
(何してんだよ、俺……)
動揺を隠すように、俺は口元を手で覆い隠した。
「実は……。あんなことを言ったが、何かして欲しいだとか具体的なことは、なにも考えてはいなかったんだ……」
「えっ……?」
「海棠がどこかに行ってしまうと思って……それで、その……勢いで……」
(俺が……? リオンじゃなくて……?)
どうでもいい、ただの言い間違いなだけかもしれないのに、俺は自然と胸を弾ませてしまっていることに心が乱される。
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