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6-1

 そんな無意識の行動にハッとした俺は、慌てて手を引っ込めた。


(何してんだよ、俺……)


 動揺を隠すように、俺は口元を手で覆い隠した。


「実は……。あんなことを言ったが、何かして欲しいだとか具体的なことは、なにも考えてはいなかったんだ……」


「えっ……?」


「海棠がどこかに行ってしまうと思って……それで、その……勢いで……」


(俺が……? リオンじゃなくて……?)


 どうでもいい、ただの言い間違いなだけかもしれないのに、俺は自然と胸を弾ませてしまっていることに心が乱される。


下記サイト(ネオページ)にて先行連載中

https://www.neopage.com/book/30066806720040200

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