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「わ、わかった……。目の前にいるのは海棠、目の前にいるのは海棠……」
月宮先輩は自分に言い聞かせるように、俺の名前を何度も呪文のように呟く。
そして、大きく息を吸って吐き出すと、スッと立ち上がって俺のすぐ後ろの席に座りなおした。
「よ、よし。いいぞ」
「じゃあ、話を続けますね。まず、俺がリオンと同一人物だって気付いたのは、昨日ぶつかった時にですか?」
「ああ。正直、屋上で初めて会った時は疑いもしなかったんだが……」
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