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微かに身震いをして、俺はブレザーのボタンを留めようとすると、そんな俺に気付いた月宮先輩は、長い脚を地面につけてブランコを漕ぐのをやめた。
「寒いのか?」
「いえ、そこまでは。でも、この季節は昼間との寒暖差が結構ありますよね。ブレザー取ってきて、正解でしたよ」
「……」
「月宮先輩?」
月宮先輩は急にブランコから立ち上がると、ブレザーのボタンを外し、着ていたブレザーを脱いで手に持った。
そして、俺の後ろにあっという間に回り込むと、手に持っていた自分のブレザーを俺の背中にかけてくれた。
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