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17-6

 その姿は、子供が対抗心むき出しで張り合ってきた時のようで、月宮先輩のイメージとは相反する姿に俺は笑みが零れる。

「ほんとだ、上手ですね。失礼だと思うんですけど、月宮先輩のイメージではないというか……。月宮先輩の見た目からは想像ができなくて……」

「私にだって子供のころはあったぞ。昔、祖父が庭にあった大きな木に、手作りのブランコを作ってくれたんだ。私は双子と同じ年のころ、毎日それで遊んでいた」

「へー、そうだったんですね」

 俺は頷きながら、月宮先輩と同じようにブランコを漕ぎ始めた。

(さすがに、夜は少し冷えるな……)

 ブランコで風を切ると、夜ということもあって、ブレザーをボタンも留めずにただ羽織っているだけでは肌寒さを感じた。


下記サイト(ネオページ)にて先行連載中

https://www.neopage.com/book/30066806720040200

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