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住宅街の一角に作られた公園には、遊具はブランコと砂場だけ。
あとは、ぽつんと一本立てられた街灯の下に二人掛けのベンチがある、本当に小さな公園だ。
休日や夕方には近所の子供たちに人気の遊び場だが、夜は人もおらず、住宅街の中ということもあって、ひっそりとしていた。
「せっかくだし、ブランコにでも乗ります?」
なにがせっかくなのか自分で言っていてもよく分からなかったが、俺がブランコを指差すと月宮先輩はそっと頷いてくれたので、二台あるブランコに俺たちは並んで腰かけた。
「双子は大丈夫なのか? その……起きた時に海棠がいないと、不安になって探してしまうんじゃないか?」
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