119/178
15-6
また恥ずかしいことを言い出した月宮先輩に、俺は頬が熱くなるのを感じた。
「せかいいちー」
「りおくんごはんは、せかいいちー」
双子が嬉しそうに手を叩き出し、俺は追い打ちをかけられ、さらに恥ずかしくなる。
「こ、こら! 静かに! 食卓でバタバタしない!」
俺はさらに顔を赤くしながら、速まる心臓の音を静めるように、ダイニングテーブルに料理を並べていった。
「きょ、今日は、アスパラとひじきのごはん。豆腐ハンバーグに、ほうれんそうのコーンバター炒め。キャベツとミニトマトとベーコンのスープです。あ、月宮先輩。なんか苦手なものとかあります?」
「好き嫌いはない」
首を横に振り、並べられていく料理に目を輝かせる月宮先輩の姿は、俺にはなんだか三歳の双子と変わらないように見えた。
「はい、それじゃあ」
俺も月宮先輩と双子の向かい側の席につき、手と手と合わせる。
「いただきまーす!」
「いただきます」
下記サイト(ネオページ)にて先行連載中
https://www.neopage.com/book/30066806720040200
!!スマホ対応済!!
登録不要 無料でお読みいただけます




