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キッチンは対面式だったので、コーヒーを淹れ終えて俺が料理をしている間、月宮先輩と双子のやりとりがよく見えた。
リビングに置かれたソファー前のローテーブルに向かって、月宮先輩は真ん中に座り、双子がピタリとくっついて挟むように座っていた。
「えいとおうじー。ここにおひさまかいてー」
「ねー、みてみて。まお、こんなにじょうずにおれるんだよ」
月宮先輩は右からも左からも同時に話しかけられて、少し困ったように眉を下げた顔をしていた。
だが困っていながらも、一生懸命二人に応えようとしているのが、離れた場所から見ていてもわかった。
(なんだか、新米お父さんみたいだ)
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