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「別に、大丈夫ですよ」
しかし、口角を上げていた口元が、不思議と元に戻っていくのを俺はゆっくりと感じた。
(あれ……。俺、笑えてない……。なんでだろう……)
俺は立ち上がりかけていたのをやめて、力が抜けたようにその場に座り直した。
(俺……)
「……。最初は父がいました。でも働いて、家事をして……。生まれた双子の面倒だけじゃなく、俺たちの面倒まで見て……。そしたら無理をしすぎて、とうとう体を壊してしまって……。今も入院中なんです」
「そう……だったのか……」
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