107/178
14-5
月宮先輩は何かを決意したように、急に座布団の上から後ずさると、仏壇に向かって土下座を始めた。
「つ、月宮先輩?!」
「私にリオンという存在を与えてくださり、本当にありがとうございます。お母様には感謝の申し上げようもございません。ご子息は、私が責任をもって幸せにいたしますので」
「ちょ、ちょっと! 月宮先輩! 仏前で何を言って……! 顔を上げてください!」
まるで親への結婚挨拶のようなことを急に言い始めた月宮先輩に、俺は慌てふためいてしまう。
「何をって、リオンに対して永遠の忠誠を、お母様にお伝えしようと」
「今のはどう聞いても結婚の挨拶です! 母が心配するのでやめてください!」
下記サイト(ネオページ)にて先行連載中
https://www.neopage.com/book/30066806720040200
!!スマホ対応済!!
登録不要 無料でお読みいただけます




