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14-4

(俺が母さんに……)

そう言われて、俺は胸に温かいものが広がっていくのを感じた。

嬉しいような、でも淋しいような、お線香の白檀の香りが懐かしさを感じさせるせいか、そのまま感傷に浸りそうになる。

「家族には……リオンのことを話していないと言っていたが、お母様には話してあったのか?」

「あ、いえ……。母が亡くなったのは双子の出産の時で、もう三年が経っているので……。でも、こうやって仏前でちゃんと報告はしてありますよ」

「そうか……。では、私もちゃんとご挨拶をしなければだな」

「……?」


下記サイト(ネオページ)にて先行連載中

https://www.neopage.com/book/30066806720040200

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