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(俺が母さんに……)
そう言われて、俺は胸に温かいものが広がっていくのを感じた。
嬉しいような、でも淋しいような、お線香の白檀の香りが懐かしさを感じさせるせいか、そのまま感傷に浸りそうになる。
「家族には……リオンのことを話していないと言っていたが、お母様には話してあったのか?」
「あ、いえ……。母が亡くなったのは双子の出産の時で、もう三年が経っているので……。でも、こうやって仏前でちゃんと報告はしてありますよ」
「そうか……。では、私もちゃんとご挨拶をしなければだな」
「……?」
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