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俺は仏壇へと静かに向かっていく月宮先輩に、どう立ち振る舞えばいいかわからず、とりあえず月宮先輩の後ろについていった。
月宮先輩は仏壇に向かって一礼すると、仏壇の前に置かれた座布団の上で正座をし、線香を一本手に取った。
「あっ……。よかったら、そこにあるライターで……」
「ありがとう」
慣れた手つきで月宮先輩は蝋燭にライターで火を灯し、線香に火を移すと、小さな炎が上がった。
温かみのあるオレンジ色の炎を、線香を持った反対の手で扇いで火を消すと、前香炉に静かに線香を刺し、月宮先輩はリンを鳴らして静かに手を合わせた。
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