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選手交代代打俺

作者: とびうお君
掲載日:2024/08/06

 俺は売れない声優井上俊樹、芸名だ。なんだその地味な芸名はとなるが、勘違いされて話題にならないかな?なんて考えてみた。棒有名大御所声優さんの苗字だ。実際お子さんいるから勘違いネタもあながち的外れじゃない。このまま売れなかったら次は大塚にしようかな…。


 世の中は軍師じゃなくても、様々な戦略戦術がある。普通にやって駄目なら工夫しなくてはいけない。もちろん養成所も出てるし、決して奇抜な経歴ではない。ただ競争率が激しすぎるんだよな…。棒大御所声優さんが、選ばれる仕事と言う名言を残してる。


 若いと才能とかそういうシンプルなものに行きがちだ。ただコネもコミュ力も結局は選ぶ人たちの心に訴えかけてるに過ぎない。売れる原因の1つでも要因は選ぶ人の判断だ。多分役者も同じだがさらに声優は厳しいとみている。声優の厳しさはやはりアニメは絵を作ってる人がかなり注目される。


 アイドル売りなんてのあるが、顔や動きで売れないわけだ。その分さらに選ぶ人の選択の比重が増す。どういう事?立場の違いだ。奴隷と主人と有名プロスポーツ選手と運営組織。前者と後者の立場はまるで違うのが分かるだろう。知名度が落ちるほど声優は前者に近くなる。


 アニメにおいて、資金的にはほとんど大きな割合を占めないが、実はアニメ化において原作者はアニメ化したいって欲求さえなければものすごく立場が上なんだ。これは意外と盲点なのだが、多くの原作者は原作を売りたい、アニメ化という名誉が欲しいなどで大体立場が低くなる。


 だが条件を付けて嫌ならアニメ化なんてしなくて良いって立場に立てるなら意外と原作者は強いんだ。


 売れない最大の原因を解決するには、そう選ぶ側になってやれば良いんだ。そこで俺はなろうにおいて人気作を作る計画を立てる。バイトはあるが、それでも時間はかなり余裕がある。なにせ売れない声優だからな。歌とか歌えて、外国語とかやれると選ばれる役増えるかな?なんて迷走を俺はしない。


 効率的な戦略は何か?でこれだと考えた。肝心の人気作を作るのが難しいのでは?難しいだろうね、ただ歌唱のためのヴォイトレしたり、英会話教室よりはマシだろ?これらは分かりやすいものだが、根幹の部分は確実に技術が向上するって点がある。これなら多分他にもある。


 それと比べると人気作ってのは難しいんだ。努力に対して成果が出にくい。ただ効果的って点で圧倒的に人気原作者になって主人公俺じゃないとアニメ化許さんと言えるのはかなり大きい。これがうまくいったら絵も連中して、漫画にするとなお確率が上がると思ってる。


 絵は確実に努力に対して技術の向上が分かりやすいものだからね。まあこれはついでだ。


 多くの人が想定できる最大の問題は2つの大きな才能が必要とされるのじゃないか?だが、これ多分想像なんだよね。脚本と原作は違う。原作があってそれをメディアに合うように文章化するのが脚本になる。だが原作がなくて脚本家がそのまま原作的に脚本を書く場合がある。


 この能力は同じ人が書いてる場合顕著だが別のものになる。後者には果たして能力なんてあるのか?と思う部分がある。同じ脚本家として扱われるからこの能力を別個だとしてみる人はあまりいない。後映像監督がアニメも実写もそのまま原作無し脚本を書くのがちょこちょこある。


 脚本力と言うものがあるなら、能力に対して疑問がわく力は原作力とでも言えばいいのか?これは能力や才能について考えるだけ無駄だ。


 後この戦略は2番煎じだ。実はこれ過去に行われた戦略の焼き直しだ。ロッキーと言う映画で主演俳優兼脚本のスタローンがやった事だ。多くの原作者、役者を目指す人は是非彼のサクセスストーリーを知るべきだ。両方の能力について深い示唆がある。


 能力と言う確かなものがあやふやな原作力で生きていくより、俳優の能力はまだましなのだ。スタローンがどこまで戦略的だったか?分からないが、その後の俳優としての大成功を見たら主役を自分以外認めなかった戦略は大成功だと言える。


 実例があるのに真似する人がいないんだ。これは2つの稀有な能力が必要だからじゃない。それは何度も言うが勘違いだ。多くの原作者、役者を目指す人たちはこれを2つともすごい能力が必要な2刀流だと勘違いしてると俺は見ている。そこにねらい目がある。半世紀以上たってるが、彼の戦略を真似する役者はいない。


 さあまずはなろうで人気作からだ、今から始めよう。


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