3.超越魔法使いと錬金術師 4
セロフィート
「( 持ってる武器に星が付いてるか調べてみますか )」
マオ
「あ〜あ〜〜……。
結局…買い物もオジャンかよ〜〜〜。
何処にも行けないなんて……辛い…」
抱き枕の〈 にゅい 〉を抱き締めると、ベッドの上に倒れた。
セロフィート
「ですからワタシが≪ 街 ≫から出してあげます。
さ、願ってください」
マオ
「………………だ〜か〜ら〜〜〜、其は却下するって言ってるだろ〜〜」
セロフィート
「頑固さんですね…」
マオ
「るせぇっ!
……………………なぁ、セロ〜〜」
セロフィート
「どうしました?」
マオ
「膝枕して」
セロフィート
「はい?」
にゅい
「にゅい?!
にゅ…にゅい〜……」
セロフィート
「膝枕…です?」
マオ
「そ!
甘えていいんだろ?
だから、膝枕して」
セロフィート
「ワタシは構いませんけど……、〈 にゅい 〉が落ち込んでます」
マオ
「〈 にゅい 〉の枕は気持ちいいよ。
安眠出来るしさ!
だけど、セロの膝枕も好きなんだ(////)
寝るわけじゃないし……」
セロフィート
「だそうですよ、〈 にゅい 〉」
にゅい
「にゅい〜〜〜」
マオ
「御免な、〈 にゅい 〉」
にゅい
「にゅい……」
落ち込んでしまった〈 にゅい 〉に申し訳ないと思いながら、マオはセロフィートの両膝の上に頭を載せた。
マオ
「セロの膝枕、久し振りだよな〜〜」
セロフィート
「そうです?」
マオ
「うん(////)」
セロフィートに髪を撫でられ、マオは御機嫌だ。
マオ
「なぁ、セロ。
何で≪ 街 ≫に〈 光剣騎士団 〉が居たんだろ??」
セロフィート
「そうですね…。
立ち寄ったら、事件が起きて、閉じ込められた──という所でしょうか?
クリキッスチタルさんに聞いたわけてはないので分かりません。
聞いてみてはどうです?
教えてくれるでしょう」
マオ
「うん!
…………やっぱさ、見た事のない怪物が出だした事を危惧してんのかな?
動物は凶暴化してるし、突然変異したりして、人間を襲う動物も少しずつだけど出て来てるしさ」
セロフィート
「そう言えば……、外回り担当をしている〈 精霊騎士団 〉の12剣騎士団の内、8剣騎士団が、≪ 都 ≫の警護に付く様になったとか。
残りの4剣騎士団は、≪ 大陸 ≫中を見回り、≪ 集落 ≫≪ 村落 ≫≪ 町 ≫≪ 街 ≫《 神殿 》の巡回を既に始めているとか。
〈 光剣騎士団 〉の皆さんは、巡回で≪ 街 ≫へ立ち寄ったのかも知れませんね」
マオ
「そんな事になってんだな〜〜。
…………〈 国王様 〉…ちゃんと〈 陸民 〉の為に手を打ってんだな……」
セロフィート
「無能では困ります。
≪ 王都 ≫を警護している〈 精霊騎士団 〉は4剣騎士団あります。
〈 時剣騎士団 〉〈 元剣騎士団 〉〈 虹剣騎士団 〉〈 星剣騎士団 〉です。
2剣騎士団に分かれて警護をしているそうです。
確か…《 バセリナ城 》を警護しているのは、〈 星剣騎士団 〉で、《 城下町 》の警護をしているのは、〈 虹剣騎士団 〉でしたか。
〈 時剣騎士団 〉〈 元剣騎士団 〉は≪ 王都 ≫周辺を警護しているそうです」
マオ
「へぇ?
そうなんだ〜〜」
セロフィート
「〈 八大都 〉の警護へ向かったのは、〈 火剣騎士団 〉〈 水剣騎士団 〉〈 風剣騎士団 〉〈 氷剣騎士団 〉〈 地剣騎士団 〉〈 木剣騎士団 〉〈 雷剣騎士団 〉〈 聖剣騎士団 〉の8剣騎士団の様です」
マオ
「じゃあ、残った〈 光剣騎士団 〉〈 影剣騎士団 〉〈 魔剣騎士団 〉〈 闇剣騎士団 〉の4剣騎士団が、四方に分かれて巡回してるんだな」
セロフィート
「そうなります」
マオ
「じゃあさ、旅をしてたら、〈 光剣騎士団 〉以外の3剣騎士団にも会えるかも知れないんだな」
セロフィート
「運が悪ければ、です。
今回は致し方ないですけど…。
善に義を解すしかないです」
マオ
「セロは、オレ達がクリキッスチタルさんと出会えた事を『 運が悪かった 』って言うのかよ?」
セロフィート
「そうです。
少少敵に塩を送り過ぎたかも知れません。
其は其で旅にスリルが出て楽しくなりますけど」
マオ
「どういう事だよ?
セロばっかり知ってるなんて狡いぞ!
オレにも教えろよ!」
セロフィート
「はいはい。
マオの知りたがりさん。
≪ エルゼシア大陸 ≫に存在する16剣騎士団ある〈 精霊騎士団 〉は、3代目の〈 国王 〉の勅命に依って結成されました」




