表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
89/121

3.吟遊大詩人と賢者の石


──*──*──*── 宿泊室


 〈 けんじゃいし 〉であるスライムふうの〈 にゅい 〉をまくらにして、ベッドのうえいきててねむっているマオ。


 しつないようは、〈 にゅい 〉と〈 ようせい 〉のフィンフィレイナのはげぎるだいらんとうてにてもざんらかりようだった。


 セロフィートの〈 けっかいほう 〉のおかげで、ばくおんれることもなく、《 宿泊室へや 》のそとがいけることもなかった。


 クリッキスチタルとはなしえたセロフィートは、かいだんがり、《 宿泊室へや 》のまえつ。


 ドアをけてしつないはいると、おおいたくなるようけうけいかいはいった。


 ただし、にんげんではなくにんぎょうであるセロフィートは、しつないむごたらしいこうけいても、はにかみながらわらいをこらえるだけだった。


 しずかにしつないあるき、ベッドまで辿たどくと、ベッドのうえこしろし、しずかにすわった。


セロフィート

ずいぶんにやんちゃしましたね、〈 にゅい 〉」


にゅい

「にゅ…にゅい〜……」


セロフィート

「ふふふ。

 べつおこってません。

 げんなのはことです。

 フィンがれば〈 にゅい 〉も退たいくつしないでみますね」


にゅい

「にゅい!!」


セロフィート

ごろうっぷんはっさんさせるためにも、けんあいひつようですよ。

 フィンは〈 ようせい 〉ですし、げんようあいです。

 だいになさい」


にゅい

「にゅ〜……にゅい〜」


セロフィート

「〈 にゅい 〉とたいとうけんあいは、フィンしかませんよ。

 あきらめなさい」


にゅい

「にゅい〜……」


セロフィート

「ふふふ。

 です」


 マオせんようまくらてっしている〈 にゅい 〉を、セロフィートはやさしいまなしで、にこやかにめた。


 〈 にゅい 〉にかっているくろかみける。


 スヤスヤといきててねむっているマオのくろかみじょせいようながく、ほそく、なめらかなゆびでた。


 セロフィートがマオのかみひとでするあいだに、しつないさんじょうもとじょうたいもどっていた。


セロフィート

「ワタシのないときは〈 けっかいほう 〉をれません。

 フィンとけんをしてはいけませんよ」


にゅい

「にゅにゅい〜」


セロフィート

「フィンも〈 けっかいほう 〉はれません。

 フィンとけんをするのは、ワタシのときだけにしなさい」


にゅい

「にゅい〜〜……」


セロフィート

「マオをこまらせてはいけません。

 いですね」


にゅい

「にゅい……」


セロフィート

です」


 けのい〈 にゅい 〉にばすと、ゆびやさしくでてあげた。


にゅい

「にゅい〜〜〜〜(////)」


 〈 創造主セロフィート 〉からでられた〈 にゅい 〉は、うれしそうにいた。


 〈 にゅい 〉はげんになり、だいきなうたうたはじめた。


 『 うたうたう 』とっても『 にゅい 』しかけないため、『 にゅい 』を使したうたになる。


 まくらがリズムをりながら『 にゅいにゅい 』とうたようは、なんともみょうこうけいである。


 うたっているうれしそうな〈 にゅい 〉をめるセロフィートのまなしはやさしい。


 セロフィートはほほみながら、わいい〈 にゅい 〉のうたみみかたむけるのだった。

◎ セロフィートも〈 にゅい 〉に優しい時はあります。

◎ 「 鬱憤を発散しないといけない〈 賢者の石 〉って何だよ? 」と思いましたが、『 生きているから 』という理由にしました。

◎ フィンフィレイナも八つ当たりする相手がマオだと手加減をしないといけないので、手加減をせず全力で八つ当たりの出来る〈 にゅい 〉が居て丁度良いと思いました。

  〈 にゅい 〉とフィンフィレイナの関係はWin‐Winですね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ