♪ 2.ダンジョン 12
マオ
「………………。
はぁ〜〜〜。
取敢ず、29日間は全力を尽くして怪物メダルを集めるか〜」
マオは先ず、砂蛙,砂大蛇の怪物メダルを集める事にした。
──*──*──*── 29日後
≪ 街 ≫≪ 町 ≫≪ 砂壁の都 ≫≪ 砂河の都 ≫で起きた半ば強引なイベントを解決させたマオは、≪ 砂塵の都 ≫の《 クエスト屋 》にて、〈 師範 〉となる事が出来た。
A( 甲 )評価を5個得て、クエストLVも5にする事が出来たマオは、受付カウンターにて、御褒美を貰う事が出来た。
受け取ったのは、スタンプ帳だった。
≪ 都 ≫の頁に≪ 砂塵の都 ≫の《 クエスト屋 》を表すスタンプが押されている。
セロフィート
「マオ、やりましたね!
スタンプ、1つゲットです☆」
マオ
「……………………」
セロフィート
「おや?
どうしました?
御褒美が貰えたのに嬉しくないです?」
マオ
「御褒美……。
なぁ、何で御褒美がスタンプ帳とスタンプなんだよ??
此……御褒美って言わないだろっ!!
こんなの貰っても嬉しくないよっ!!」
セロフィート
「スタンプ帳を全てスタンプで埋めてください。
スタンプ帳がスタンプで埋まったら、スペシャルな御褒美が贈呈されます」
マオ
「…………全く期待出来ないんだけど……」
セロフィート
「其処は大いに期待してください。
≪ ダンジョン ≫の1階では、≪ 町 ≫のスタンプを1つ,≪ 街 ≫のスタンプを1つ,≪ 都 ≫のスタンプを2つ押してもらえます。
地下2階へ行く前に、スタンプを押してから行きましょう」
マオ
「………………。
スタンプを集めるの面倒なんだけど!!
クエストLVを1つ上げるのにA( 甲 )評価を5個取らないといけないだろ?
25個を7ファイル分だから……175件ものクエストを受けるだろ。
其を4回繰り返すんだから──、オレは最低でも700件のクエストを解決させないと、残りのスタンプを押す事は出来ない──って事になるじゃないか!」
セロフィート
「そうですね。
≪ ダンジョン ≫攻略は楽には出来ません。
武器を代えて使っていれば、熟練度も上がりますし、マオのお小遣いも増えます。
時間には困らないですし、のんびり攻略してください。
そろそろ、《 宿屋 》行きましょう」
マオ
「そだな。
回復して、『 旅の記録 』を付けて、『 旅を終える 』を選べば≪ ダンジョン ≫から出られるんだったよな?」
セロフィート
「そうです」
マオ
「よ〜し!
≪ ダンジョン ≫から出て夕食だ〜〜〜!!」
マオとセロフィートは《 クエスト屋 》を出た。
──*──*──*── 宿屋
《 宿屋 》へ直行したマオは、受付カウンターにて、体力を回復させると、『 旅の記録 』を付けると『 旅を終える 』を選んだ。
──*──*──*── ダンジョン・入口
目の前が真っ暗になったかと思うと≪ ダンジョン ≫の入口の前に立っていた。
アーチの下を潜り抜け、真っ直ぐ進むと《 フィールド 》へ出る。
後ろを向くと上へと続く階段があり、此の階段を上がれば、現実へ戻れる。
マオ
「セフィも一緒に階段を上がるのか?」
セロフィート
「いいえ。
セフィは此処迄です。
マオとは此処でお別れです」
マオ
「オレと別れた後、セフィはどうなるんだ?」
セロフィート
「セフィは彼の椅子に座らせます。
唯の〈 器人形 〉に戻ります」
マオ
「そ、そうなんだ…」
セロフィート
「セフィの事は気にせず、階段を上がってください。
《 宿泊室 》で待ってます」
マオ
「お、おう」
半信半疑気味に短く返事をしたマオは、手を振って見送ってくれるセロフィートを残したまま、階段を上がった。




