★2.朝刊 4
マオ
「………………。
そ、そうなんだ……。
そ~ゆ~の要るのかな??」
セロフィート
「娯楽の一興です。
因みに、≪ ダンジョン ≫内で使える金銭は、受けたクエストを解決させれば、報酬として入手出来る様に変更しました。
マオの所持金は、其のままにしてます。
安心してください。
そうそう、折角の〈 労働許可証 〉ですし、金銭は〈 労働許可証 〉へチャージ出来る様にしました。
会計カウンターで〈 労働許可証 〉を〈 魔法陣 〉の上へ置いてください。
〈 青魔法陣 〉はチャージ用、〈 赤魔法陣 〉はキャッシュ用です。
支払いは全て〈 労働許可証 〉でキャッシュ出来ます。
スムーズに会計が出来ます」
マオ
「そ、そう…なんだ…」
セロフィート
「ああ、そうでした。
≪ 首都 ≫ですけど、此方にはない≪ 都 ≫です。
≪ 首都 ≫の名前は『 エンディル 』で統一しました」
マオ
「エンディル〜〜??」
セロフィート
「≪ 首都 ≫は各≪ 都 ≫を統括してます。
≪ 首集 ≫は各≪ 集落 ≫を統括してます。
≪ 首村 ≫は各≪ 村落 ≫を統括してます。
≪ 首町 ≫は各≪ 町 ≫を統括してます。
≪ 首街 ≫は各≪ 街 ≫を統括してます。
≪ 首集 ≫≪ 首村 ≫≪ 首町 ≫≪ 首街 ≫≪ 首都 ≫を統括しているのが≪ 王都 ≫です。
《 神殿 》の代わりです」
マオ
「…………。
《 神殿 》は無いんだ…」
セロフィート
「いろいろと新調しましたし、試しに遊んでみます?」
マオ
「軽く言うなよ!
オレには命懸けの≪ ダンジョン ≫なんだぞ!!」
セロフィート
「そうです?」
マオ
「其にオレは、事件のあった現場に行きたいんだ。
≪ ダンジョン ≫は後回しだよ」
セロフィート
「はいはい。
ワタシの手作り≪ ダンジョン ≫より、事件の方が気になるんですね……」
マオ
「…………今は、だよ。
時間が出来たら、ちゃんと≪ ダンジョン ≫にも入るよ」
セロフィート
「まぁ…良しとしましょう」
マオ
「………………。
じゃあ、どんな感じなのか様子を見に事件現場へ行こう!」
セロフィート
「行ってらっしゃい、マオ」
マオ
「〜〜〜〜〜〜っ!!
セロも、行くんだよーーーーーー!!!!」
まるで他人事の様に手を振り、マオを見送る気満満なセロフィートに対して、マオはあらん限りの声で叫んだのだった。
セロフィート
「……………………はいはい」
耳元でマオに叫ばれたセロフィートは、観念したのか──、仕方無く困った様な表情をして、クスリ…と笑うのだった。




