★1.宿泊室(夜) 5
マオ
「( セロってキスマーク付けるの好きなのかな?
……セロの愛情表現だったら嬉しいんだけどな〜〜(////)
セロは人形だし、愛情表現って言うのとは違うのかな……。
セロには独占欲って無いのかな??
人形だし……無いかな……。
──なぁ、セロ……」
セロフィート
「どうしました?
止めませんよ」
マオ
「…………止めなくていいよ…(////)
セロにはさ……独占欲とかあるの??」
セロフィート
「独占欲…です?」
マオ
「そ、そう!
だってさ、ほらっ、嫉妬はしてくれるだろ?
キスマークだって付けてくれるし(////)
セロの付けるキスマークってさ、『 マオはワタシのですよ 』って印なんだよな?
其ってさ…オレを独占したい──っていう気持ちが行動に現れてるのかな……って思ったりして??
そこん所…ど、どうなんだよ?(////)」
背中にセロフィートの指と唇と擽ったさを感じながら、マオは後ろに居るセロフィートへ聞いてみた。
セロフィート
「何と言えば良いのか…言葉に困ります。
気分を悪くしないでくれます?」
マオ
「え?
あ、ああ…うん……」
セロフィート
「抑…人形には恋愛的な嫉妬心や独占欲は無いです。
強いて言えば、物欲が近いです」
マオ
「ぶ…物欲?!」
セロフィート
「本音を言えば、人形のワタシ達にとって、人類という種族は基本的には、どうでも良い存在です。
勝手に絶滅しても全く以て構いません。
寧ろ此方から何かしなくとも人類が自滅してくれた方が、余計な手が掛からなくて此方としても楽ですし、助かります。
人形のワタシ達は、人類に対して、興味は無いです」
マオ
「………………そ、そう…ですか……」
セロフィート
「其でも極稀に例外はあります」
マオ
「例外??」
セロフィート
「無性に人間と関わりたくなる衝動に駆られる時があります」
マオ
「……へぇ…そう、なんだ??」
セロフィート
「其の時だけは、態態人里へ寄っては、衝動を解消させる為に、思い付く限りのやんちゃをし尽くして楽しみます」
マオ
「…………そ、そうですか……。
( 其処ん所は怖くて詳しく聞けないな〜〜〜…… )」
セロフィート
「出会ったマオに一目惚れをしたのも、マオを『 欲しい 』と思ったのも、マオと〈 契約 〉をしたのも、『 ワタシだけの特別な誰か 』を常に自分の傍らに欲しくて堪らなかったからです。
お気に入りの私物は好きな時に好きなだけ愛でたいですし、ワタシ以外の穢い手垢が付く事も、汚されてしまうのも許せません。
そういう意味では、私物に対する執着心,独占欲は強いです」
マオ
「オレは…『 セロだけのマオ 』だから……セロの私物って事か?
…………じゃ、じゃあさ…今のオレは、セロに『 愛でられてる 』って事でいいのかな??」
セロフィート
「そうです。
大人しくワタシに愛でられてください」
マオ
「〜〜〜〜(////)
( オレ…セロに私物化されてんの??
喜んでいいのか…、悲しんだらいいのか……。
オレは…どうしたらいいんだよ??
〜〜〜〜〜〜(////)
でもでも、気に掛けてもらえてるんだもんな?
喜んだっていいよな(////)
擽ったくて、こそばゆいけど……セロに構ってもらえてるんだもんな!
また何時、突き放されるか分かんないし……。
今は耐えろ、オレ!! )
で、でもさ……オレ…物じゃないよ…」
セロフィート
「知ってます。
例えただけです。
気分、悪くなりました?」
マオ
「ん……。
平気だよ。
少しはセロに思ってもらえてる事が分かったし……、嬉しいよ(////)」
セロフィート
「そうです?
ワタシも嬉しいです」
セロフィートの言われる通りに大人しくしていると、ふと…ある事が頭に浮かんだ。
マオ
「──なぁ、セロ…」
セロフィート
「どうしました?」
マオ
「……セロは、さ…人間が嫌いなのか?」
セロフィート
「はい?
嫌いではないです。
抑、嫌いならば人里を避けますし。
マオとも出会えませんでした」
マオ
「…………だよな(////)
セロはさ…≪ 世界 ≫を──、≪ 地球 ≫を〈 終焉 〉から守ってくれるんだよな??
其の為にセロは『 1万年 』っていう気が遠くなる程の永い時間を掛けて≪ 地球 ≫に存在してる≪ 大陸 ≫を旅するんだよな?」
セロフィート
「そうです。
マオも一緒にです。
フィンも〈 にゅい 〉も居ます。
賑やかで楽しい旅になります」
マオ
「うん……。
だよな!
なぁ、セロ…。
何時さ…〈 鍵使い 〉に会えるんだ?
何処で会えるんだよ?」
セロフィート
「『 何時なのか 』はワタシにも分かりません。
探さなくても会えますし」
マオ
「〈 鍵 〉は?
〈 鍵 〉の在処は分からないのか?」
セロフィート
「分かっても触れませんし」
マオ
「〈 鍵 〉の在処が分かてたらさ、〈 鍵使い 〉と会えた時に、直ぐに案内出来るじゃんか?
〈 鍵使い 〉と一緒に〈 鍵 〉を探す方が時間が掛かるんじゃないか?
其にさ…≪ 救世の地 ≫だって探さないといけないし!」




