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♥ 家中 5 / 地下室 5 / 救出 10


 にゅい(賢者の石)まんくと、ジャンプをしてマオのみぎかたった。


マオ

すきえるな。

  なんだろ?

  …………かぜ??

  ──ムタさん!!

  すきのあるゆかけたんだ。

  すきからかぜいててるんだけど! 」


 マオにばれたディクノシズムタは、にゅい(賢者の石)けたゆか調しらはじめた。


ディクノシズムタ

「 ………………。

  おがらだ。

  これはしつかいだんだ。

  ()(ほう)(使つか)ほう(マジック)使つかい、しつかいだんかくしている。

  ()(ほう)(使つか)でないわれしつかいだんさがすのはなんわざだ。

 でかしたな 」


マオ

わざ(わざ)ほう(マジック)しつかいだんかくすなんて… “ ヤバいことしてます ” ってせんでんしてるもんじゃんか。

 ( セロはぐにけたんだろ〜〜なぁ〜 )

  にゅい──、ほう(マジック)かくされたしつかいだんけるなんて、すごいぞ!! 」


賢者の石:にゅい

「 にゅいっ! 」


 にゅい(賢者の石)はマオのみぎかたで、ほこらしいた。


 ディクノシズムタのにより、たちしつつづかいだんゆかけた。


ディクノシズムタ

「 ──よし、くぞ 」


 ディクノシズムタのあいで、ディクノシズムタをせんとうたちつぎ(つぎ)しつりてく。


マオ

「 にゅい、オレたちこう 」


賢者の石:にゅい

「 にゅい〜〜〜 」


 ディクノシズムタとたちしつりてったのをおくったあと、マオもかいだんりた。


──*──*──*── 地下室の階段


マオ

「 ムタさんのとおりだな、にゅい。

  しつちかほどにおいがつよくなってる…。

  …………ころした〈 ノマ 〉をざいりょうにしてるのかな?

  いくりのないろうしゃだとしても、ざいりょう使つかうなんてゆるせないよな!! 」


賢者の石:にゅい

「 にゅい〜?? 」


マオ

「 にゅい、にもわるヤツべてもいいからな! 」


賢者の石:にゅい

「 にゅい?

  にゅい〜〜〜♪♪♪ 」


 マオから「 にんげんべてもいい 」とわれたにゅい(賢者の石)は、うれしそうにテンションをげた。


マオ

「 それにしてもずいぶんながかいだんだよな?

  しつくんだ? 」


賢者の石:にゅい

「 にゅい〜〜… 」


マオ

「 これもほう(マジック)ちからなのかな?

  ──あっ!

  にゅい、そろそろくみたいだ 」


──*──*──*── 地下室


マオ

「 はぁ〜〜〜…。

  やっといたよ…。

  セロをさがさないとな 」


 ながかいだんからようやかいほうされたマオは、しついたディクノシズムタのたちなかた。


マオ

「 あれ?

  どうしたんだろう??

  なんみんなまってるんだ?

  ムタさん、どうしてまっ──……うげっ!?

  なに…これ?? 」


 マオはまえひろがるこうけいおどろいた。


 おもわずしきくちもとさえてしまった。


マオ

「 ──ええっ?!

  なに……してんの??

  ム…ムタさん……これって── 」


ディクノシズムタ

「 ………………。

  おれにもからん…。

  こんなことはじめてだ…… 」


 あんさつしゅとしたころしのくろう()()であるディクノシズムタですら、あまりにもひどぎるこうけいまえにして、ことうしない、そのくしていた。


 たちなかにはぜんしんふるわせているものこしかしてしりもちいているものすみっこでおうしているものほうしんじょうたいくしているもの──など(など)さま(ざま)しょうじょうをきたしたものがチラホラとた。


賢者の石:にゅい

「 にゅい〜…… 」


マオ

「 だ、だよな?

  こんなことヤツってったら……セロしかないよ… 」


賢者の石:にゅい

「 にゅいにゅい 」


 だんにゅい(賢者の石)つうまんぞくないマオだが、こんなときだかにゅい(賢者の石)つうてしまう。


 にゅい(賢者の石)あいはマオとはちがい、「 さす、ボクのママ!! 」とみのおやであるセロフィートをぜっさんしているのだが、さいわいなことにマオにはにゅい(賢者の石)おもいがからないのだった。


マオ

「 …………めれなかった……。

  セロを1かせたらだったのに…!! 」


ディクノシズムタ

「 マオ…。

  どういうことだ?

  このさまこころたりがあるのか? 」


マオ

「 …………あ〜〜……うん…。

  あるよ……。

  これは…ちがいなく…じゅっちゅうはっ……セロのわざだからさ…… 」


ディクノシズムタ

ちょう(トラン)えつ(センド)()ほう()使つか()わざだというのか? 」


マオ

「 そうだよ…。

  セロはすごいんだけど……『 せいかくもんだいがある 』ってったろ?

  いまは、これ──。

  セロはにんげんだるにすることにハマってるんだ…… 」


ディクノシズムタ

にんげんだるにする──だと?? 」


マオ

「 うん……。

  ぶんにんげんだるは、しっぱいさくだとおもうんだよな… 」


ディクノシズムタ

しっぱいさく……だと?! 」


マオ

「 そっ。

  ってうのかな…… 」

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