表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/121

♥ 家中 4 / 地下室 4 / 救出 9


セロフィート

「( ふふふ…。

   たのしそうです。

   このこうけいたマオは、どんなかおをワタシにせてくれるでしょう。

   ワタシもたのしみです♪♪ )」


 しつひろげられるじんどうてきおこないをながら、セロフィートはじょうひんに、しそうに、クスリ…とわらう。


 っしてきることのない〈 げんしつ()みなもと() 〉をたいとしてひょうさせ、はつどうさせるだい(エンシェント)ほう(マジック)にははんげんかいい。


 ≪ エルゼシアたいりくほどこうだいたいりくですらもスッポリとおさまってしまうほどちょうきょだいほう(マジカル)じん(サークル)しゅつげんさせることにん(セロ)ぎょう(フィート)にとってはようであり、ぞうもないことだ。


 ≪ エルゼシアたいりく ≫にらすすべてのりんみんいちうちぜんめつさせることのうである。


 にん(セロ)ぎょう(フィート)がそのにさえなれば、きゅう(テッラ)じょうきるにんげんだけをぜつめつさせることすらたやすいことだ。


 わざ(わざ)にんげんを〈 げんしつ()みなもと() 〉へへんかんさせなくともだい(エンシェント)ほう(マジック)を1かいはつどうさせれば、にん(セロ)ぎょう(フィート)けいやくし、にんげんではくなったものたちがいいちうちにこのからことかんたんるが、セロフィートはまではだしていなかった。


 そんなぶっそうこのうえないセロフィートが、チマチマとにんげんだるにしてたのしむことなど、とてもささいで、おちゃこうなのである。


セロフィート

「( にんげんだるのなりそこないがおおいです…。

   どうすればにんげんまんのいくだるるのでしょう?

   マオにはけませんし…。

   しょゆうするどのほんにもかれてませんし……。

   どうしてもにんげんふうせんになってしまいます… )」


 むしすらもころせないようなうつくしいかおをしておそろしいことわるもなくかんがえる。


 セロフィートが1ぶっそうけんきわまりないことかんがえていたあいだ、1かいではにマオとディクノシズムタたちカギいていたドアからとつにゅうしていた。


──*──*──*── 1階


 いえなかとつにゅうしたマオは、ず1ばんに、セロフィートのまえんだ。


マオ

「 セロ!

  セロ〜〜〜!

  …………あれぇ?

  にもない?? 」


 なおし、1かいにあるすべまわったが、セロフィートの姿すがたにもかった。


マオ

「 セロのヤツぅ〜〜〜。

  にもないじゃんか!

  いえなかはいったんじゃないのかよ…… 」


賢者の石:にゅい

「 にゅい〜〜〜 」


マオ

「 なぁ、にゅい。

  セロのしょからないか? 」


賢者の石:にゅい

「 にゅい?

  にゅい…にゅい…… 」


 にゅい(賢者の石)きゅうかくするどいぬではないため、セロフィートのしょからないのだった。


マオ

かぁ〜…… 」


ディクノシズムタ

「 ………………。

  かすかににおいがする。

  しつつながるかいだんさがせ! 」


 ディクノシズムタはたちす。


 たちさましつつながるかいだんさがはじめた。


マオ

しつがあるのか?

  じゃあ、セロはしつるかもれないよな。

  にゅい、オレたちしつつながるかいだんさがそう! 」


賢者の石:にゅい

「 にゅい〜〜〜 」


 にゅい(賢者の石)はマオのみぎかたからりると、マオとともしつつながるかいだんさがはじめた。


──*──*──*── 数分後


賢者の石:にゅい

「 にゅい??

  にゅい!!

  にゅい〜〜〜。

  にゅい、にゅい、にゅにゅにゅい!! 」


 なにかのすきけたにゅい(賢者の石)は、マオのもともどる。


マオ

「 にゅい?

  どうしたんだ?

  あそんでないでしつかいだんさがしてくれな 」


賢者の石:にゅい

「 にゅい!

  にゅにゅい〜〜にゅい! 」


マオ

なんだよ?

  たいたりなんかしてて。

  わいいなぁ〜〜(////)」


賢者の石:にゅい

「 にゅ〜い、にゅ〜い!

  にゅにゅい〜〜 」


マオ

「 もう……なんだよ。

  わいくてキュンするだろ〜〜〜(////)」


 マオはにゅい(賢者の石)わいさにメロメロ〜〜〜ンだった。


賢者の石:にゅい

「 にゅいっ!! 」


 ぜんぜんいてくれないマオにたいして、にゅい(賢者の石)はマオのがんめんねらたいたりをした。


マオ

「 にゅい〜〜〜。

  なにするんだよ… 」


賢者の石:にゅい

「 にゅいっ!

  にゅにゅい!

  にゅい〜~ 」


 マオのがんめんねらたいたりをかましたにゅい(賢者の石)は、ジャンプをしながら、マオからとお退いてく。


マオ

「 ………………。

  なんだよ?? 」


 しかし、にゅい(賢者の石)けんめいがんりもむなしく、マオにはつうじない。


ディクノシズムタ

「 ………………。

  マオ──、なにかをつたえたいんじゃないのか?

  あとってみたらどうだ? 」


マオ

「 ムタさん?

  …………かったよ。

  にゅい、いまからくからな 」


賢者の石:にゅい

「 にゅい 」


 ディクノシズムタのナイスアシストで、マオはにゅい(賢者の石)もとあるいた。


 マオをすきのあるゆかまでゆうどうすると、ゆかうえでジャンプをはじめた。


マオ

「 にゅい??

 ……もしかして、あやしいのか?? 」


賢者の石:にゅい

「 にゅにゅい!! 」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ