──*──*──*── とある部屋
コートナエイシッドが監禁されている牢屋から出たセロフィートは、とある部屋の中に居た。
1番立派なドアの前でセロフィートは古代魔法を発動させたのだ。
室内の中もドアに負けない程に中々立派な作りだ。
室内の奥から女性や子供の喘ぎ声が聞こえる。
コートナエイシッドの言った通り、どうやら師匠も──否、師匠達もと言うべきか。
儀式と言う名で偽った “ お楽しみ ” の真っ最中のようだ。
セロフィートは室内の奥──喘ぎ声が聞こえる部屋へ向かって歩いた。
奥の部屋には、裸に剥かれた女性や子供達が、数人の老い耄れたマギ法ほうタ使つかい──師し匠しょうと呼よばれる程ほどの立たち場ばのマ魔まギ法ほうタ使つかい達たちから性せい奴ど隷れい的てきな扱あつかいを受うけていた。
老おい耄ぼれた爺じじい達たちは発はつ情じょう期きの猿サルも逃にげ出だしてしまいそうな程ほどのお盛さかんぶりだった。
セロフィート
「 楽たのしそうですね。
ワタシも交まぜてください 」
じじい:A
「 ふぁ??
──今いま、何なにか言いったかの? 」
じじい:B
「 言いうわけないじゃろが! 」
じじい:C
「 空そら耳みみではないのかね? 」
セロフィート
「 空そら耳みみとは随ずい分ぶんですね。
それも仕し方かた無ないですか…。
ワタシの説といた教おしえから反はんする非ひ道どう徳とく的てきな行おこないをするような者ものには、ワタシの姿すがたは見みえませんし… 」
じじい:D
「 誰だれじゃ?!
姿すがたを見みせろい!! 」
セロフィート
「 ワタシは此こ処こに居います。
貴方あなた達たちにワタシの姿すがたを見みる事ことは出で来きません 」
じじい:E
「 『 ワタシの説といた教おしえに反はんする 』……じゃと?!
まさか──、アナタ様さまは〈 大たい陸りく神しんエルゼシア様さま 〉か?! 」
セロフィート
「 おや?
話はなしの通つうじる人ひとが居いましたね。
嬉うれしいです 」
じじい:B
「 何なにを馬バ鹿カな事ことを!!
〈 大たい陸りく神しんエルゼシア様さま 〉なわけないじゃろがっ!! 」
じじい:C
「 そうじゃ、そうじゃ!
好いい加か減げんな事ことを言いうな!! 」
セロフィート
「 姿すがたの見みえない存そん在ざいは否ひ定ていしますか?
──では、ワタシを信しんじない貴方あなた達たちへ、特とく別べつに『 いいこと 』をしてあげましょう 」
じじい:D
「 いいこと…じゃと?? 」
セロフィート
「 そうです。
とても『 いいこと 』です。
今いまより、もっと楽たのしめます。
今いまよりもっと気き持もち好よくなりたいでしょう? 」
じじい:A
「 とんだ〈 大たい陸りく神しんエルゼシア様さま 〉じゃな!
出で来きるものならしてもらおうじゃないか? 」
じじい:B
「 今いまよりも気き持もち好よくなれるじゃと?
してもらおう!!
出で来きるものならな! 」
セロフィート
「 ふふふ…。
では、特とく別べつですよ?
貴方あなた達たちに “ 神かみの奇き蹟せき ” を見みせましょう。
其そ処こに居いる邪じゃ魔まな女おんな,子こ供どもを下さがらせなさい 」
声こえだけのセロフィートが、そう言いうと老おい耄ぼれハッスル爺じじい達たちは、女じょ性せい達たちの凹ぼこ穴あなから凸でこ男の象徴を抜ぬき出だすと、女おんな,子こ供どもを下さがらせた。
全ぜん裸らの老おい耄ぼれハッスル爺じじい達たちは、姿すがたの見みえない声こえの主ぬしが奇き蹟せきを起おこしてくれるのを待まっている。
セロフィート
「 貴方あなた達たちは先まず、ふくよかになった方ほうが良よいでしょう。
小こ綺ぎ麗れいにもしましょう 」
セロフィートが古こ代だいエンシェント魔ま法ほうマジックを発はつ動どうさせると、老おい耄ぼれハッスル爺じじい達たちの容よう姿しが忽たちまち変かわった。
これには老おい耄ぼれハッスル爺じじい達たちも驚おどろきを隠かくせず、大おおいに喜よろこんだが、体たい型けいは止とまる事ことなく、どんどん肥こえていく。
丸まる々まると肥こえてしまった老おい耄ぼれハッスル爺じじい達たちは息いきをするのも苦くるしそうだ。
セロフィート
「 丁ちょう度ど良よい体たい型けいになりましたね。
悪わるさをする両りょう腕うでは必ひつ要ようないですね。
両りょう腕うでがあると悪わるさをしてしまうのですから、無なくしてしまいましょう 」
そう言いうと、セロフィートは老おい耄ぼれハッスル爺じじい達たちの両りょう腕うでを〈 原げん質しつテの源みなもとフ 〉へ変へん換かんさせた。
老おい耄ぼれハッスル爺じじい達たちの両りょう腕うでが光ひかりの粒りゅう子しとなって消きえていく。
老おい耄ぼれハッスル爺じじい達たちは叫さけび出だした。
何なにせ老おい耄ぼれハッスル爺じじい達たちには、光ひかりの粒りゅう子しが見みえていないのだ。
いきなり身しん体たいからだが、ぶくぶくと太ふとり出だしたと思おもったら突とつ然ぜん、自じ分ぶんの左さ右ゆうの指ゆび先さきから腕うでに掛かけて消きえ始はじめたのである。
恐きょう怖ふでパニックになり、煩うるさく喚わめいていた。
セロフィート
「 ふふふ…。
奇き蹟せきを体たい感かん出で来きて歓かん喜きに奮ふるえてますね。
喜よろこんでもらえてワタシも嬉うれしいです。
あぁ…両りょう足あしも要いりませんね。
歩あるくより転ころがった方ほうが早はやいですし、足あしがあると不ぶ恰かっ好こうです 」
そう言いうと、セロフィートは老おい耄ぼれハッスル爺じじい達たちの両りょう足あしも〈 原げん質しつテの源みなもとフ 〉へ変へん換かんさせた。
老おい耄ぼれハッスル爺じじい達たちの両りょう足あしが光ひかりの粒りゅう子しとなって消きえていく。
セロフィート
「 ふふふ…。
中なか々なか良よい形かたちになりました 」