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♥ 人形とティータイム 5


マオ

「 セロ!

  ほらっ、便べんじょ(トイレ)ひろわったろ?

  一寸ちょっとてたんだよ 」


セロフィート

「 それはあとでもいでしょう? 」


マオ

「 う゛っ…そうなんだけど……。

  なぁ、かべけてあるかいってさ…、ぜんほんなのか? 」


セロフィート

「 まさか。

  すべふくしゃ(コピー)です。

  ほんしかるべきしょで、きちんとかんしてます 」


マオ

「 …………ってことはさ、ほん……だよな? 」


セロフィート

「 はい?

  ふくしゃ(コピー)ですけど 」


マオ

「 だってさ、ほんたいりょうせいさんするんだろ??

  ほんべつかないじゃんか! 」


セロフィート

「 ………………。

  たしかにマオのとおり、 “ ふくしゃ(コピー)ふくしゃ(コピー)ばんごう(ナンバー)めいしなければ、ほんあつかいですけど、かりないです。

  マオがしんぱいすることはないですし、あんしんしてください 」


マオ

「 …………う、うん… 」


セロフィート

「 マオ、宿泊室へやもどりましょう。

  にゅいをなぐさめてあげてください 」


マオ

「 うん…… 」


 マオとセロフィートは2かいためかいだんがった。


──*──*──*── 2階・廊下


セロフィート

「 『 ≪ ダンジョン ≫へく 』とってましたね。

  さっそくじゅくれんげます? 」


マオ

「 うん。

  そのつもりなんだ。

  せっかくほし(レアリティー)いてるえたんだもん!

  げまくろうとおもってるんだ! 」


セロフィート

「 そうですか。

  がんってください 」


マオ

「 セロも≪ ダンジョン ≫にはいってくれるんだろ? 」


セロフィート

「 ワタシはきません 」


マオ

「 は?

  な、なんで?? 」


セロフィート

「 《 ろうきっ 》をひらためには、ぶっけんさがしてりなければはじまりません 」


マオ

「 オレとが≪ ダンジョン ≫へってるあいださがしてるのか?

  もうぐ18になるじゃないか。

  いてるどうさんなんてあるのか?? 」


セロフィート

「 どうでしょう?

  たのしみにしていてください 」


マオ

「 『 たのしみに 』ってわれても……。

  あんしかないんだけど…… 」


セロフィート

「 マオのしんぱいしょうさん 」


 セロフィートはクスリ…とわらうとみぎひとゆびでマオのほほ(ほっぺ)やさしくつついた。


マオ

「 だってさ…(////)」


セロフィート

「 マオ、ワタシはぎんゆうだいじんです。

  じゅつがいとくです 」


マオ

「 セロ……。

 ( だからけいしんぱいなんだよ…。

   セロじゃなくて、あいがさ!! )」


セロフィート

「 マオ──、きみが≪ ダンジョン ≫からもどってたら、いっしょおんせんはいりましょう 」


マオ

「 え?! 」


セロフィート

「 どうしました? 」


マオ

はいってくれるのか? 」


セロフィート

やくそくしましたし 」


マオ

「 うん!!

  たのしみだよ!(////)

  よーし!

  ってじゅくれんげるぞーーーーっ!! 」


セロフィート

がんってください。

  ワタシもマオとおんせんはいるのたのしみです 」


 宿しゅくはくしつまえいたマオはみぎでドアノブをつかんでまわした。


 ドアをけたマオはセロフィートをさき宿しゅくはくしつはいらせた。


 セロフィートが宿しゅくはくしつはいったのをかくにんしたマオは、ぶん宿しゅくはくしつはいり、ドアをめた。

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