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♥ 街中 4 / マギタ見習いの家 4 / 救出 4


マオ

「 ええと──、さいしつもんの『 おまえもくてきなんだ 』にたいしてのこたえだけど……。

  オレは──、オレがたすけた()(ほう)(使つか)ならいとかれしょうたすけるために、セロとにゅい(賢者の石)いっしょたんだ。

  セロが『 おきてやぶった()(ほう)(使つか)まったんまでころされる 』ってったから──。

  …………ムタさんたちは…このいえらす()(ほう)(使つか)たちころしにひとたち……なんだよね?? 」


ディクノシズムタ

「 ………………。

  そうだ。

  おきてやぶったのはかれほうだ。

  がいしゃにはいてもらいたい 」


マオ

「 …………がいしゃ…か。

  ムタさんのとおりだよ…。

  オレはがいしゃだよな……。

  だけど──、 “ たすけたあいころされる ” ってって、らんかおなんてないんだ!!

  ムタさんたちには、おうごんっていてほしい。

  そだけのおうごんがあれば、いっしょうあそんでらせるよね?

  こんかいつむってよ! 」


ディクノシズムタ

「 ………………。

  それはない…。

  いままでつづけてにんこんかいかぎのがことない 」


マオ

「 …………そんなことわれたら、オレはムタさんたちたたかわないといけなくなるよ… 」


ディクノシズムタ

いたかたことだ。

  われてきとなるならば、にんすいこうさせるためにもたたかうしかあるまい 」


マオ

「 …………ぜったいてきいってかっていても、オレたちきばけるの?

  なんで……ぶんなかいのちけてまで、()(ほう)(使つか)ころすんだよ?!

  けんじゃいしつくろうとしただけで、なんころされなきゃいけないんだよっ!! 」


ディクノシズムタ

「 ………………そうか。

  おまえ──いや、マオ。

  きみは “ だいなるれんきんじゅつ ” なのだろう?

  ならば、けんじゃいしが…のようなじゅんつくられるのかっているだろう 」


マオ

「 ………………うん。

  ってるよ。

  セロにつだってもらったからな! 」


ディクノシズムタ

「 ──ほう?

  ちょう(トラン)えつ(センド)()ほう()使つか()たずさわっているのか… 」


マオ

たりまえだろ。

  オレ1じゃ、けんじゃいしつくれないんだ。

 ( だいたいさ、けんじゃいしつくってくれたのセロだもんな〜〜 )」


ディクノシズムタ

「 ならば、けんじゃいしのようにつくったのか、われはなしてみろ 」


マオ

「 え?

  ……べつにいいけど……。

  ええと、ずは…たしか──。

  〈 クォーム(げんしつ) 〉でこうせいされたぶっしつおうけっしょうすいぎんけっしょうに、〈 クォーム(げんしつ)がいげんしつこうせいされたぶっしつ使つかってせいせいさせるんだけど……、〈 クォーム(げんしつ) 〉でこうせいされたかいには、〈 クォーム(げんしつ)がいげんしつこうせいされたぶっしつそんざいしないから、セロにちょう(トラン)えつ(センド)ほう(マジック)使つかってもらって、〈 テフ 〉ってばれる〈 げんしつみなもと 〉を使つかったんだ。

  〈 クォーム(げんしつ) 〉でこうせいされたぶっしつおうけっしょうすいぎんけっしょうを〈 (げんしつ)(みなもと) 〉とせいせいさせて、けんじゃいしつくったんだ。

  それがオレがけたにゅい(賢者の石)だよ。

  ものかしてしょうしちゃうけど、ぶったいおうごんえることるんだ。

  あっ…でも、けんじゃいしばんのうじゃないから、やまいなおまんびょうやくじょうたいじょうなおばんのうやくにんげんろうにするれいやくとかはつくれないんだけど…… 」


ディクノシズムタ

「 ……………………。

  おうけっしょう??

  すいぎんけっしょう??

  げんしつ……だと?? 」


マオ

「 そうだよ。

  〈 クォーム(げんしつ)がいげんしつこうせいされたぶっしつはいらないから、どんなにがんって、りょくして、ついきゅうして、せいはらっても……『 にんげんけんじゃいしぜったいつくれない 』って、セロがってた。

 ( 一寸ちょっときゃくしょくしちゃったけど……、べつにいいよな?? )」


ディクノシズムタ

「 ……………………。

  マオ──、きみはなしてくれたほうほうじつならば、やはりわれにんすいこうさせねばならない。

  おれたちおこなってことは──、ただしかったのだと、きみはなしいてかくしんてた。

  れいおう 」


マオ

「 ──へ?

  えっ??

  なんでそうなるの??

  なんで『 める 』ってはなしにならないの?? 」


ディクノシズムタ

「 マオ、きみわれてきではない。

  きみ(マオ)がいくわえない。

  けんじゃいしれんせいほうほうはなしてくれたきみには、()(ほう)(使つか)おこなっているけんじゃいしゆるしがたいれんせいほうほうおしえよう 」


マオ

「 へ?? 」


賢者の石:にゅい

「 にゅい? 」


マオ

()(ほう)(使つか)けんじゃいしれんせいほうほうって、セロがおしえてくれたほうほうちがうの? 」


ディクノシズムタ

はなれている 」

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