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♥ 温泉に入ろう 6


フィンフィレイナ

鹿マオ!!

  からずっ!! 」


マオ

からずけっこうだよ!

  かく、オレはセロにかんしてだけはぜったいゆずらないんだからな!! 」


フィンフィレイナ

「 アンタってほんおお鹿ものだわ!!

  にんげんほろんだってアタシにはかんけいいけど、アンタのまませいしゃかぞれないほどことになるのよ!! 」


マオ

「 そんなのはセロにわれて、とっくにってるよ!

  オレはもうじゅうぶんひとごろしだよ。

  オレはちょくせつてきかかわりはしないけど──。

  オレを〈 コウ 〉にするために〈 たい(しん)りく(こう)しん(しん)エルゼシアさま 〉が『 いろんなしゅだん使つかってはたらかれる 』ってわれたよ……。

  じんさいさいがいてんさいびょうてんこう,〈 くうれつ 〉がこすあくえいきょうけたどうぶつかいぶつ(モンスター)がい,〈 くうれつ 〉をとおってまよんでさま(ざま)しゅぞくからのきょうたいりくじゅうないらんだってこるようになる──って…… 」


フィンフィレイナ

「 だったら!

  それがかってるんなら── 」


マオ

「 それでも、いやなんだよ!!

  オレは〈 コウ 〉になるためにんげんめたんじゃない……。

  〈 コウ 〉になるためぞくみたいだった(アルソリュンド)さん,マーフィ,ラオインダやゆうじんだったアンリ(アンジェスリン)セディ(セレンディエタ)と “ さよなら ” したんじゃない。

  セロといっしょきたいからだっ!!

  セロのとなりれるならオレは──、かおらないりんみんがどうなったってかまわないよっ!!

  かおらないりんみんために、だいきなセロとはなれて〈 コウ(せい) 〉になるなんて、オレはしたくないっ!!

  セロだって『 いそがなくてもいい 』『 しなくていい 』ってってくれてるんだからな!!

  ………………なんで…オレなんだよ……。

  〈 コウ 〉ならほかヤツだっていいじゃんか……。

  なんで…セロとオレをはなそうとするんだよ…… 」


フィンフィレイナ

かたいでしょ。

  アンタは〈 ほしかく(コア) 〉からまれたんだから 」


マオ

だいたいなぁ、そんなのどうやってかるんだよ!

  オレはつうにんげんだったんだぞ 」


フィンフィレイナ

よう姿よ。

  わいそうだけど、マオのしんちょうびないわ 」


マオ

「 え゛!?

  なんでだよ?? 」


フィンフィレイナ

「 だって〈 コウ 〉は、がらきゃしゃで、ひくいの。

  しんちょうは150cmセンチってまってるんだもの。

  それにくろかみくろひとみたら、〈 コウ 〉しかいないじゃないのよ 」


マオ

「 そんな……。

  オレのせいちょう…… 」


フィンフィレイナ

あきらめなさいよ。

  なかには、どうにもならないことってあるのよ 」


マオ

「 …………なぁ、フィン……。

  セロはさ…オレが〈 コウ 〉だってってたのかな…… 」


フィンフィレイナ

「 はぁん?

  アタシがるわけないでしょ!

  そんなのセロさまいてみたらいいじゃないのよ。

  まぁ、ほんとうことをセロさまうとはおもえないけど! 」


マオ

「………………。

 ( セロ……。

   はじめからオレが〈 コウ 〉だってっててちかいたのか?? )」


フィンフィレイナ

「 んふぅ〜〜〜(////)

  それにしてもながっていわね〜〜♪♪♪

  なんかんでもはいってられるわ〜〜〜(////)

  あっ、マオはさきてもいいわよ〜〜〜 」


マオ

「 オレのはなしわってないんだけど! 」


フィンフィレイナ

らないわよ、もぅ〜〜〜。

  アンタとはなしてもらちかないんだから!

  りたいことはセロさまきなさい!!

  こんのっセロさまキチガイ!! 」


マオ

「 キ、キチガイ?!

  ひどい!! 」


賢者の石:にゅい

「 にゅい〜〜? 」


 いままで大人おとなしくおんせんおよいだり、もぐったりしてたのしんでいたにゅい(賢者の石)は、「 もうるの〜? 」とっているようだ。


マオ

「 ………………オレのりょうしんはエルゼシアじんなんだ。

  だからオレもエルゼシアじんまってる! 」


フィンフィレイナ

「 そ〜〜ね〜〜〜 」


マオ

けよ!

  オレのはなしを〜〜〜!! 」


賢者の石:にゅい

「 にゅいにゅいにゅ〜い 」


マオ

「 ん??

  にゅい、どうしたー?

  もうたいのか? 」


賢者の石:にゅい

「 にゅ〜〜い〜〜〜 」


マオ

「 もしかして……、オレのはなあいになってくれるのか? 」


にゅい

「 にゅい! 」


マオ

「 ハハハ(////)

  がとな、にゅい。

  もうがろっか 」


賢者の石:にゅい

「 にゅい〜〜〜?? 」


 マオはいているにゅい(賢者の石)りょううえすくげた。


マオ

「 フィンのぶんまで、ぜんべてやるんだからな!! 」


フィンフィレイナ

ってなさ〜〜い 」


 フィンフィレイナはにごしっかかたまでかりながら、「 さっさとてけ 」とうかのようにり、マオをはらためぐさをした。


マオ

いそいでたって、セロのりょういんだからな! 」


 あいをしてくれなくなったフィンフィレイナへしみのようなこといたマオは、よくじょうたのだった。

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