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♥ 温泉に入ろう 3


フィンフィレイナ

「 セロさまからいてないの?? 」


マオ

「 う、うん…… 」


フィンフィレイナ

「 ふ〜ん?

  あんまりきょういわけねぇ〜〜 」


マオ

べつにそういうわけじゃ…… 」


フィンフィレイナ

いわけなんてらないわよ。

  やさしいフィンねえさんがなマオにおしえてあげるわ! 」


マオ

「 う、うん… 」


フィンフィレイナ

たいりくたんじょうすると “ 〈 コウ 〉がつ ” ってのはってる? 」


マオ

「 うん。

  それはセロからいてる 」


フィンフィレイナ

「 そっ。

  なら、いいわ。

  〈 コウ 〉がたいりくあいだは、たいりくせっきょくてきほかたいりくとのこうりゅうをしているものよ 」


マオ

「 そ、そうなの?? 」


フィンフィレイナ

「 〈 コウ 〉のたいりくにはしんりゃくないことになってるの。

  たいりくは〈 コウ 〉のしょゆうよ。

  〈 コウ 〉のにわわるさをしたら、〈 たいりくほうそく 〉できびしくばっせられてしまうの。

  〈 コウ 〉のそんざいぜったいだから、たいりくしんりゃくすることたいりくわるさをすることなかった。

  だから、あんしんしてほかたいりくともこうりゅうていたのよ 」


マオ

「 〈 コウ 〉ってすごいんだな…… 」


フィンフィレイナ

「 そうよ。

  ただ…〈 コウ 〉がたいりくからはなれないといけなくなるときるのよ 」


マオ

「 ──あっ、それ、ってるよ!

  しゅっちょうするんだろ? 」


フィンフィレイナ

「 あら、ってたのね。

  〈 コウ 〉がちょうしゅっちょうたいりくはなれないといけなくなると、〈 コウ 〉はかぎられたみじかかんなかで、ぶんちゅうたいりくまかせられるあいさがさなければならないの。

  これがたいりくおうはじまりなの。

  〈 コウ 〉がえらおうかならずしも1とはかぎらないわ。

  せまたいりくならおうは1じゅうぶんだけど、たいりくなかにはものすごこうだいたいりくもあるわ。

  そうなると〈 コウ 〉はふくすうおうえらんだりするの。

  までをまかせるのか、はんめておうたちてるのも〈 コウ 〉なのよ 」


マオ

「 じゃあ…たいりくなかたくさんくにがあるのは〈 コウ 〉がげんいんなんだ??

  おうどうなかわるくて、くにがっせんして、くにどうりょううばいをしてるのも、〈 コウ 〉がおうふくすうえらんだのがげんいんなのか? 」


フィンフィレイナ

おうそんたちほんらい使めいわすれて、どんよくになったのがげんいんよ。

  までおうは〈 コウ 〉がたいりくもどってまでかりとうしゃぎないの。

  〈 コウ 〉がたいりくもどってたら、みずかすすんでりょうを〈 コウ 〉へへんかんしなければならないの。

  ってもへんないときは、〈 コウ 〉がじき(じき)くにおとずれて、おうちょくせつりょうへんかん ” をもとめるのよ。

  すなへんかんしたほうがいいに決まってるんだけど──、おうが〈 コウ 〉へりょうすなへんかんするなんてことずないのよねぇ〜〜 」


マオ

「 そ、そうなのか?

  〈 コウ 〉はじき(じき)くにって、おうさまちょくせつりょうかえしてね ” ってうもんなの?? 」


フィンフィレイナ

「 マオみたいにわったかたちたいりくもどってた〈 コウ 〉は、またちがうのかもれないわね。

  にんげんまれてたいりくもどってた〈 コウ 〉なんて、アタシはマオしからないし 」


マオ

「 そうなの? 」


フィンフィレイナ

たりまえでしょ〜〜。

  アタシのきょうの≪ ようせいかい ≫とこうりゅうのあったたいりくには、にんげんまれてたいりくもどってた〈 コウ 〉なんてなかったもの 」


マオ

「 そうなんだ…… 」


フィンフィレイナ

たいりくもどってた〈 コウ 〉がわざ(わざ)おういにってたいりくへんかんもとめたのにことわったりしたら、そのくにいちうちほろんでしまうの 」


マオ

「 え゛っ?!

  くにいちうちほろぶ?? 」


フィンフィレイナ

「 そうよ。

  とうぜんことだわ。

  ず〈 コウ 〉がたいりくもどってると、おうたちもとへ “ 〈 コウ 〉がたいりくもどってた ” ってことらせるつうとどくのよ。

  おうたちには、つうとどいたよくじつはんとしかんゆうかんあたえられるの。

  ゆうかんってうのは、みずかりょうを〈 コウ 〉へへんかんするかんことよ。

  それをぎると、へんかんきょしたおうじかだんぱんするために〈 コウ 〉がじき(じき)くにあしはこぶのよ。

  までさせといて、さらへんかんきょするんだものね…… 」

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