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プロローグ
ホラーとして書いてるつもりですが、まったく怖くないかもしれません。
あしからず。
古谷 理沙
私はいつも不幸だった。
友達と一緒に帰っていてヤンキーに絡まれて殴られたり、
骨折したり、
事故にあったりと散々だった。
しかも毎回友達といるときに限って事故などが起き、友達も巻き込まれる。
友達には「あんたといるとろくなことが起きないんだよね〜これ以上けがもしたくないしもう関わらないでくれる?」
「お前マジでキモイわ。一人で勝手に事故にあってくれる?」
など、高校の三年間いじめられ続けた。
ほんとに嫌だった。
こういう運命をもって生まれた自分と高校三年間を最悪なものにしたあいつらに。