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6. vs ショタ系な彼は実は狼!? ギャップ萌えを叩き潰せ編

この作品のジャンル恋愛です

 どうしてこうなった。


「うわぁ!?」


 俺は足元の何かに引っかかり、草木が深く生い茂る道に倒れてしまった。転倒の衝撃で痛む頭を押さえつつ周囲を見渡すとそこかしこから悲鳴が聞こえてくる。


「ナメクジがっ、巨大なナメクジが!?」

「何、何なのコレ!? 変な影がアチコチに……先生! 先生助け――」

「もう嫌だああああああ!?」


 あちこちで聞こえる同級生たちの悲鳴や怒号。皆きっと俺と同じことを思っているに違いない。『どうしてこうなった?』と。だってそうだろう? ただのハイキングの筈が気がついたら命がけの進軍になっているのだから。


「大丈夫か! 立つんだ!」

「い、委員長」


 不意に俺の体が抱き起こされた。横を見ると委員長が必死の形相で俺を叱咤してきた。


「もう駄目だ委員長……俺は限界だ……」

「何を言っているんだ! 君は、いや、僕達はこんな所で立ち止まる訳には行かないんだ!」

「だが委員長、俺の足は……」

「弱気になるな! たかが原色豊かで明らかに毒がありそうでピンク色の目立つ涎の様なものを滴らせて知性を感じさせる動きをしている若干ファンタジー入った蔓に噛まれているだけだ! 羨ましい!」

「噛まれてる!? ねえ委員長いま蔓に噛まれるって言った!? 蔓って噛むの!? なんかもう最後のさりげない爆弾発言もスルーする位に衝撃的ってうわ何だコレ本当に噛んでやがるっ!?」


 俺は慌てて足元の謎の蔓……だよね? をもう片方の足で蹴り飛ばした。ねちゃあ、と果てしなく嫌な音と謎の糸を引いて蔓? は離れていく。


「なんなんだよ!? もう何なんだよこの山は!? もう嫌だ!」

「諦めるな! 僕たちがここに来たのは何の為だ!? 楽しいハイキングで親睦を深める為だろう!? こんな所で諦めてどうする!?」

「い、委員長……」

「僕は諦めない。このクラスの委員長として、無事に皆を生還させて見せる楽しいハイキングを成功させるためにも!」


 力強く宣言する委員長だけどその息は荒い。それに俺を抱き起す手にも力が籠ってる。

 そうか……委員長だって怖いんだ。怖いのにそれを必死に押し殺して俺を励まそうと……。最近なんか変な趣味に目覚め始めて若干引き気味だったけど、いざという時は頼りになる! 流石は委員長だ!


「くっ、済まない委員長……。俺は甘えていたみたいだ……」


 俺達のクラスのリーダーがここまで頑張ってくれているのに、俺がこんな所でへこたれてどうするんだ! 俺は自分の情けなさが恥ずかしく、少しはにかみながらも委員長の手を強く握るり返す。


「……行こうぜ委員長。俺達ならきっとこの山を乗り越えられる!」


 俺は決意を新たに委員長を見返し……あれ?


「なあ委員長、なんで顔が赤いんだ?」

「はぁ、はぁ……気のせい、……だよ?」

「なんか息も異常に荒くないか?」

「そ、そんな事は無いよ……はぁ、はぁ……嗚呼、堪らない……っ」


 俺が握った委員長の手。そこに委員長がもう片方の手を重ねた。なんだろうか、この寒気は。俺は先ほどまでとは違う冷や汗を流しつつ委員長に聞いてみた。


「委員長、今何を考えてる?」

「そりゃもう君が強く握る手の強さが絶妙で……そうかこういう痛みも中々に快感が。僕の世界はまた一歩広がっ――」

「やっぱりもう嫌だアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」


 俺は目の前の現実に貞操の危機を感じ、委員長を振りほどくと全力で逃げ出した!


「ま、待ってくれ! もう少しさっきのを!」

「来るなあああああああああああ!?」


 ある意味さっきの蔓よりも恐ろしい存在から逃げ出す俺と追う委員長。その最中、前方から何かが高速で迫ってくるのが見えた。アレは……金髪の少女?

 その金髪の少女は二人の少女を連れ高速で俺とすれ違い、


「邪魔よ!」

「ぶへっら!?」


 進路を妨害するように俺を追ってきた委員長に飛び膝蹴りを打ち込むと、速度を緩めることなく走り去っていった。

 後に残されたのは、地面で痙攣しつつ横たわる委員長だけだった。




「理奈、神山姫季は!?」

「まだ発見できておりません。恐らく先頭集団ではないかと」

「ちっ、急ぐわよ!」

「春華様も姉さんも今しがた学生一人を華麗に蹴り飛ばした事には触れないんですね……」


 同級生たちの屍を乗り越えつつ私達はヒロインこと神山姫季を追う。全ては自分達の未来の為。その為なら些細な事は無視よ無視!


「っ、見えました。神山姫季です。前方50メートル!」

「よっしゃああああ遂に追いついたわね!」

「け、けど春華様! 隣には例のショタがっ」


 確かに。私達の前方、数々の同級生たちの屍の先に前を進む神山姫季と今回のターゲットであるショタ系攻略キャラ朱鷺信吾の姿が見えた。というかあの二人、背後の屍をスルーして前に進むとは……。


「見どころあるわね」

「そうですねえ」

「どうしよう、突っ込めばいいのかそれとも春華様や姉さんが正常で私が異常なのか最近分からなくなってきました……」


 しかしこれは中々に不味い。遠目に見ても二人は親しげに話している。屍の道の先で笑う美男美女と言う光景に前衛的な狂気を感じるが問題はそこじゃない。あの様子だとフラグは既に……っ、


「春華様、アレを!」


 そんな私の不安を煽るかのように、前方の2人の前に大きな影が現れた。


「猪……? くっ、やはりもうフラグイベントは始まっていたのね!」

「しかし何故……。神山姫季はまだはぐれては居ません。イベントの条件は彼女がはぐれる事では……」

「逆よ理奈、あの子がはぐれたんじゃない。その他大勢がはぐれた……というか取り残されたのよ!」


 ちらりと背後を振り返るとそこかしこに倒れている同級生たちの姿。やるわね世界のISHI……。こんな逆転の発想で攻めてくるなんて!


「そんな事言ってる場合ですか!? 何で初心者コースに猪がとかはもう今更なんで言いませんけどこのままじゃあの二人が――」


 美奈が慌てて叫んでいる最中、突然ドゴォッ、と轟音が響いた。

 思わず音の先を見ると、件の巨大猪を朱鷺信吾が蹴り飛ばした所だ。そのショタ系の見た目からは想像できない力強さに思わず私も唸る。


「もう、駄目だよ暴れちゃ。これはお仕置きだからね?」

「す、すごい朱鷺君……」

「たまたまだよ姫ちゃん。それより早く行こう? 僕、今日のハイキング楽しみにしてたんだ~」

「う、うん。けどやっぱりすごいなあ」


 そんな会話を親しげにしつつ二人は更に進んで行く。一方私達はと言えば、予想していたとは言え余りにも常識外の光景に唖然としていた。


「す、すごいですよあのショタ! どこにあんな力が!?」

「確かに……。成程これはギャップ萌えという奴なのですね。不味いですよ春華様。既にフラグが成立しています。神山姫季もメスの顔になりつつあります」

「そんな……」


 遅かった……? 既にフラグが成立してしまった? 

 確かに、多少経緯は違うものも、『皆とはぐれてピンチになったヒロインを朱鷺信吾が助け、山の獣たちから護る事での見た目のギャップ萌え』というフラグは既に成立してしまっている。それはつまり私の敗北。温い対策を取ったばかりに引き起こした私のミスだ。


「そんな……何か、何か方法は……っ!」


 このままではいけない。奴とヒロインが結ばれてしまったら、更にゲームのルート通りに話が進むに違いない。そうなれば待っているのは私の破滅……。


「きゃあ!? 巨大な蛇が!?」

「任せて姫ちゃん! 喰らえにょろにょろ! 朱鷺流古武術、宮愚流!」

「きゃああ!? 暴れ馬が!?」

「大丈夫だよ姫ちゃん! 打ち砕け、朱鷺流古武術、烙天!」

「きゃあああ!? 太鼓を叩きながら奇妙な呪言をまき散らす半裸の新興宗教が!?」

「まだまだ行くよ! 朱鷺流古武術、夜風!」


 私の絶望など知らず、前方では朱鷺信吾が次々に神山姫季に襲い掛かる魔の手を打ち砕いている。その度にフラグはより強固な物になっていく。


「うわあ、出ましたよKOBUJUTSU! ショタが実はKOBUJUTSUの師範代レベルで強いという設定、やはりどこかで見たような」

「流石は鉄板……。しかしもう何をするにも遅いのでしょうか? つまり私達は……」


 美奈と理奈も自分達が遅かった事を悟ったのか諦めムードだ。くそ、もう本当に何も方法は無いの!? フラグは成立してしまった今、私に出来る事は無いの!? 次のイベントでの恋愛フラグを叩く? いや、世界のISHIの強引さを見る限り、早めに芽を叩かなければ困難になるに決まってる。ならば、ならばどうすれば……っ


「……そうだ」


 ふと思いついた。限りなく危険で、そして悪魔染みたある方法を。これなら……この方法ならもしかしたら! 

 私は一瞬の迷いを切り捨て決意する。


「理奈、美奈、行くわよ」

「春華様?」

「けどもう行ってもフラグは立ってしまったので無意味じゃ」

「違うわ。まだ……そう、まだ行けるわ」


 ぐっ、と拳を握ると私は再度走り出す。目的は当然、前方の神山姫季と朱鷺信吾の元!


「きゃああ!?  巨大な被子植物真正双子葉類コア真正双子葉類ウツボカズラ科ツボウツボカズラが!?」

「こんなの怖くないよ! 喰らえ! 朱鷺流古武術、得鬼砕砥――」

「―――――パツキンドリル流、強化ゴム弾」


 ずどんっ、と音が響き放たれた私の強化ゴム弾が朱鷺信吾の後頭部を捉えた。


「ぐはっ!?」

「と、朱鷺君!? 一体どうして……って綾宮さん!?」


 断末魔の悲鳴を上げて朱鷺信吾が倒れ、神山姫季が慌てて介抱する。そんな二人の元に私は静かに辿り着いた。


「どきなさいショタっ子。これは私達の獲物よ」

「な、何をいってるんだよぉ」


 おぉ、アレを喰らってまだ動けるとは。KOBUJUTU恐るべし。

 そんな風に感心している私の下へ理奈と美奈も辿り着く。


「あのー、なんか今の光景どこかで見たような。具体的には2話くらい前に」

「知らないわね。それよりも理奈」

「畏まりました」


 以心伝心。私の意図を悟った理奈は懐から小さな球体を取り出すと巨大ウツボカズラに向け投擲した。


「パツキンドリル流――凄い勢いで弾け飛ぶ只の球体」


 刹那、巨大ウツボカズラが文字通り木端微塵に弾け飛ぶ。よし!


「って、何やってるの綾宮さん!? というか今のって爆弾だよね!? どう見ても爆弾だよね!? 映画とかで見るアレだよね!?」

「落ち着きなさい神山姫季。アレは凄い勢いで弾け飛ぶ只の球体よ。決して手榴弾ではないわ」

「言った! 今自分で言った!?」


 うるさい子ね。まあ良いわ。それよりも、

 私は神山姫季に介抱されている朱鷺信吾を見下ろす。


「朱鷺信吾、あなたの好きにはさせないわ」

「なんの事だよう。僕が何かしたの?」

「いいえ、本来なら貴方のせいではないわ。けど私達にはこうするしかなかったの」

「な、何で? 意味が分からないよお」


 涙目で抗議してくる朱鷺信吾。そこに先ほどまでの勇ましさは無い。ふむ? どうやら戦闘スイッチがOFFになると見た目通りのショタになるのか? それとも突然の事態には弱いのか。ならばこれは好機!

 まだ何とかできる。それに気づいて安堵する私の隣に理奈と美奈が並ぶ。


「あの、春華様。それでどうするのでしょうか?」

「まさか今の一幕でフラグが折れたとか……?」

「いいえ、そこまで甘くないでしょうね。けどね、私は気づいたの。今回のフラグの中身に」

「中身?」

「そう、今回のフラグは『ヒロインを助け、山の獣たちから護り、その姿のギャップにときめく』という内容。確かにそれは朱鷺信吾によってなされてしまったわ。ならばどうするか」


 じゃきん、と私は手に握った銃を鳴らし、宣言する。


「同じ条件で、より強い印象を与えてやればいいわ。一見ただのパツキンお嬢様であるこの私が、ありとあらゆる獣を打ち砕き、踏み潰し、喰らう! その見た眼とのギャップで対抗する!」

「お、おお……!?」

「同時に! 朱鷺信吾をヘタレさせて先ほどまでのギャップ萌を無に帰す! やはり朱鷺信吾はただのショタ小僧であったという印象をヒロインへ叩きつけ、一度立ったフラグをへし折る! 幸いそれは成功しそうだわ。私の決意の一撃で朱鷺信吾はヘタレ始めた!」

「決意と言うかただの奇襲だった気が」

「黙りなさい美奈。とにかく、ここから先は私がありとあらゆる敵を打ち砕き神山姫季を導くわ! そうすれば朱鷺信吾のフラグなんて打ち消せるに違いない!」

「流石です春華様。力づくで達成されたフラグをより強力な暴力で打ち砕くその姿勢に理奈は感動しています」

「私は若干の恐怖を感じてます……」


 ふふふふふ。もう止まらないわ。外道? 悪辣? 何とでも言うが良い。そうしなければ私達の未来は破滅なのだ。外野に何を言われようと、当の本人である私達にしかこの決意はわかるまい!


「何? 何の話!? 綾宮さん達はいったい何と戦ってるの!?」

「落ち着きなさい神山姫季。貴方はそこで大人しく座っていればいい。そうすれば何もかも終わるから」

「いやだけど本当に意味が分からなすぎて――――っ!?」


 突然神山姫季が言葉を失った。そして顔を真っ青に染め震えている。見れば彼女に介抱されていた朱鷺信吾も真っ青になって歯をガタガタと鳴らしていた。何よ一体? 私は彼女達の視線を追うように振り返り、そして見た。


「お、おぉ……っ」


 いつの間にか私の背後には巨大な毛深い生物が居た。体調は有に2メートルを超す超巨体。全身を深い茶色の体毛で多い、その両手両足は丸太の様に太く、その先端には鋭利な爪。そして頭部には鋭く光る牙と獲物を見つけた事に歓喜を見せる獰猛な眼差し。そして何故か片手には巨大な鮭を掴んでいる。そう、それは正に山の王たる生物。


「く、熊……?」

「熊、ですね」


 美奈と理奈も流石に唖然としている。私だってそうだ。いきなり目の前に熊が出てきたら誰だって驚く。

 その熊はグルル、と涎をしたらせながらこちらを威嚇している。その光景に神山姫季は勿論、朱鷺信吾も流石にビビったのかが泣き始めた。そう、泣き始めたのだ。朱鷺信吾が。それを見た瞬間、私は思わず歓喜の笑みを浮かべた。


「ふふふふふふふ、どうやら調子に乗り過ぎた様ね世界のISHI。朱鷺信吾を活躍させるようする余り、彼の許容を超える生物まで持ち出してしまった」


 きっと、私達が悔しがるのが楽しくて、そしてよりフラグを強固にするためにこの熊は投入されたのだろう。だが流石のKOBUJUTU使いのショタっ子でもこれは無理だったか。いや、それでいい。良いのだ。何故ならば、


「つまり、私がこれを仕留めればショタっ子のギャップ萌え程度打ち消すくらいのインパクトがあるという事ね!」

「春華様!? マジですか!? マジでやるんですか!?」

「援護いたします」

「いいえ、援護は不要よ。ここは私一人で勝たなければインパクトが……見た眼とのギャップが弱い。だから任せなさい」


 ゆらり、と私は構えを取ると、目の前の巨大熊も鮭を構えた。そうか、それが貴様の武器か。いいわ、鮭を相手にするのは前世含めて初めてだけど相手になってあげる。私達の未来の為に。

 ひゅう、と風が吹く中で対峙する私と熊……いえ、こいつは間違いなくこの山の王だわ。只の熊なんて呼び名は失礼だろう。だから私は目の前の相手に向かって告げる。


「行くぞ山の王―――鮭の貯蔵は十分か」


 鮭が振り下ろされる。私が銃の引き金を引く。今ここにお互いの矜持をかけた戦いが始まった!





「行けー! そこです春華様! 強化ゴム弾の連射から流れるような電気銃! 武器破壊です!」

「あらまあ鮭の焼ける美味しそうな匂いねえ」

「何なんだよあの人達!? 姫ちゃん逃げよう! これ以上関わりたくないよ!」

「何言ってるんですか朱鷺君! 女の子である綾宮さんが私達を護るために(多分)戦ってるんだよ!? ここで逃げるなんて出来る訳ないよ! さっきまでは格好いいと思ったのに情けないよ! 頑張れ綾宮さん! 眼だよ! 眼を潰してそこから流れるような―――金的だーーー!」

「ふははははははは楽しい、楽しいわよ山の王! この感覚、久しぶりだわぁ!」





 結局。


 長きに渡る私と山の王の聖戦は、私の金髪ドリルが王の眼を貫き怯んだ隙に繰り出した強化ゴム弾と電気銃のゼロ距離射撃によって私の勝利に終わった。


 因みにその日の夕食は熊鍋だったわ。精が付くわね!


もう一度言いますがこの作品のジャンルは恋愛です(震え声

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