表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/42

34. 確認

午後も半ばになり、ようやくひと通りの片付けが済む。依然として物の量は多いのだが、崩れぬように物品が積み直され、埃が払われた部屋は一応の秩序を回復していた。


その結果、排出されたゴミ。誰が見ても明らかな不要品が多いのだが、他のゴミに隠されるように例の冊子状に()じられた資料がいくつか混じっている。大掃除のついでにメレディスが普段の業務での廃棄資料を紛れ込ませたのかもしれない。


けれど柚希とレリスの二人が小部屋の資料を倒壊させたことで彼の仕事を妨害することになったのだから、余分なゴミが一つ二つ内緒で足されていても文句をつけることはできない。どうせゴミとしての最終的な行く末は同じなのだ、気付かぬふりをして運んでしまおう。


「これを出してしまえば終わりですね。これは何処へ運べばいいんですか?」


尋ねながら柚希はゴミの放り込まれた木箱を持ち上げようとして、失敗する。予想よりも重い。


その様子に気づいたのか、レリスが木箱へと飛びついた。


「僕が持つよ。それからゴミ捨て場は騎士団詰め所のすぐそばで……。えっと、まず詰め所の場所が分からないのかな?」


ゴミ箱を奪われ驚いている隙に、次から次へと言葉が足される。重い荷物を運んでくれるつもりらしいけれど、そうなれば彼女は手ぶらのままゴミ捨て場に向かうことになる。詰め所は研究所に隣り合った場所だが、それほど近いというわけでもない。レリスの歩幅に合わせてついて行くとなれば、中距離のマラソン並みに大変だ。体力の点で遠慮したい。


そんなわけで、どう返事をして断るべきかと柚希は戸惑い、言葉を絞り出そうと頭を捻る。だが、その僅かな間にすぐ脇へと不機嫌なメレディスが迫っていた。


「行動の前にきちんと考えるべきだと言ったはずだ。君一人で運べるのならば彼女までついて行く必要はない。彼女を手伝いたい気持ちは評価するが、ただ忙しく走り回るばかりでは昨日の繰り返しだ」


軽率な判断に対しての指摘。レリスは言葉の意味を理解して項垂(うなだ)れた。


ゴミ捨てなど一人でも行ける、言いたいことを要約すればただそれだけだ。しかしそのことに前日のことを絡めるのは、メレディスも親切の皮を被ったレリスの軽率さが気になっていたからだろう。そうやって正論に小さくなっているレリスを、資料室に戻る必要はないとの言葉を付け加え冷淡な態度で送り出した。


そして荷物を抱え、部屋を出ていくレリスの背中を見送りながら、柚希は彼の親切に振り回されずに済んだことに胸を撫で下ろす。ここしばらく男女間のことで口うるさく注意を受け続けているのだから、目を光らせている当人の前で手を取り合いゴミを抱えて行ったなら何を言われることか。そういうつまらない叱責は御免である。


何はともあれ、掃除は混乱もなく終わったのだ。そのため自分も帰ってよいのかと迷っていると、部屋の入口がノックされた。


思いついたのはレリスが戻ってきたのではということ。しかしすぐに、その予想が違うのだということは判明する。


「僕だ、入るよ」

「何か緊急の用事がありましたか?」


ノックした人物が声を出したことで誰なのかに気づくと、メレディスは相手へと質問をする。先ほどまでの指導者然とした冷徹さは引っ込み、あくまでも事務的な態度である。


「用ってほどじゃないけど。掃除が済んだら部屋の様子もだいぶ様子が変わったね。ご苦労様」


開く扉の向こうに立っていたのはノヴァである。こちらの応対など待ちもせず小部屋の中を見回すと、いつものように立て板に水といった風に話し出す。


「混乱状態の召喚被害者が支局内の設備を破壊したと聞いて確認に。僕は一応この支局の責任者なんだからね」


資料倒壊のことを口にしながら、特に怒った様子もなく例の設定を持ち出す。だが冗談めかしたその口調には気遣いが感じられ、かえって柚希は萎縮してしまう。ただでさえ彼女がいること自体が異例で大変なのに、大掃除をしなくてはならない羽目になったのだ。


「大切な資料を散らかして、すみませんでした。それから、あの……」

「謝る必要はないよ。お陰でこの部屋の整理が済んだと思えば良いんだし」


頭を下げる柚希に向かってそう言うと、例の猫じみた笑みを浮かべながら小部屋の中をぐるりと見回した。


「ひどかっただろう? あんな様子じゃ大事な資料がうっかり迷い込んで紛失しても分かりはしない」


言われる通り、探索以前に小部屋の山は崩壊間近なのだった。それへと(とど)めを刺したのは柚希だったのかもしれないが、どうしてここまで放置されることになってしまったのか。薄っすら感じていた疑問が舞い戻り、それと同時にこの乱雑さが引き起こされた経緯をここの責任者が語ってくれるのではないかと期待を膨らませた。


「だって仕事熱心なはずの彼が、ここの資料に触れもしないんだから。他に優先すべき仕事があることは知ってるけど、それでも何かのついでに少しずつとか出来ないものかと」

「書類が行方不明になるのは部屋の未整理ばかりが原因でもありません。不注意で紛失する人もいますから」


『不注意で』と言う際に変化するメレディスの声音。言葉に含み、かすかな皮肉のような何かがあることは分かったが、その真意は上司と部下、その二人にしか通じぬことだろう。被保護者という名の部外者である柚希では彼らの間に入り込むことは難しい。


もちろん資料放置の理由など訊けるはずもなく、間近にいながらも覚えるのは疎外感だ。結局、短いやりとりだけで彼女の知りたいことは明かされない。期待外れもいいところだが、元々小さな疑問だったからと自分の気持ちをひっそりと(なだ)めることにする。


「あまり仕事に(こん)を詰めすぎると注意力が散漫になるのは仕方ないよ。ある程度の息抜きも大切だろう?」


皮肉など意にも介していないのか、ノヴァは猫じみた表情を崩すことなく柚希の方へと向けた。


「ここのところ休憩時間に彼女と話をするのが毎日の日課だったからね。資料がどうなったのかを確かめるついでに顔を見ておこうと思って。ここに来たのはそういう理由だよ」

「今日は飲み物の用意はしませんよ」


上司の軽口にメレディスが素っ気なく言葉を返す。給湯室が遠いという理由もあるが、やっと一段落ついたところなのだ、このまま茶会が始まって皆の足がこの部屋に根付いてしまっては作業終了時間が遅くなってしまうからだろう。


「構わないよ。ちょっとした確認をするだけのつもりだし」


言葉とともにノヴァは壁際の方に歩いて行く。それを目で追うメレディスは上司のしようとしていることを理解したようである。急いで目的であろう場所を指し示した。


「異世界の本を見たいのであれば、そのあたりの山です」

「ありがとう、これが噂の本だね? どんなところに彼女が興味を覚えたのか、今のうちに本人に意見を伺っておこう」


積まれたうちの一冊を手にとって無造作に開き、中身を確認する。


「たしかに過激だね」


どうやら猥褻な方だったようだ。さすがに年の功だからか、内容に狼狽(うろた)えることはないのだが。


「資料としては一応、異世界での繁殖活動の実態を知るための図版ということにしておけばいいのかな。あまり大ぴらにする資料じゃないから閲覧禁止というところだろうか」

「どうでしょうか? 重要な部分が黒塗りでは資料としての価値は低いのでは。いっそ廃棄処分でも──」


いつの間にかメレディスがノヴァのすぐ脇で同じ本を覗き込み、意見を差し挟む。その口調はあくまでも冷淡、だが話す内容は画像の局部修正についてである。


黒塗り。中身を目にした一瞬では気付かなかったが、そういうものなのか。あの手の物品は一律にモザイク処理かと思っていた柚希には新鮮な知識であったが、知ったからといって役立つ情報でもない。大騒ぎの原因となってしまった今の時点では、むしろしばらくの間は遠ざかっておきたいぐらいの代物だ。


雑誌の内容と今後の扱いについて議論を交わす二人からこっそり静かに距離を取る。彼女が前日に激しく動揺した原因となったものを目にしながら、平然と学術資料的な価値についての話をしている彼らの様子に違う世界の住人のような気がしたからだ。もちろん字義通りには最初から『違う世界の住人』だが、この場合には人生経験の差という意味での言葉の(あや)だ。


昨日とは違う、後退(あとじさ)るためのスペースはたっぷりと用意されている。


「ああ、悪かった。女性には参加しづらい話題だったね」


二人の話が一先(ひとまず)終わった頃、柚希のいる位置は遥か彼方、入口の扉付近であった。その距離に気付いてのノヴァの謝罪だが、謝られる以前に話を聞かない権利は堅持した。そのため話の内容は聞こえなかったし、猥褻本たちの今後の運命も知らない。


バツが悪かったのか、すぐさまノヴァは手にしていた雑誌を元の山へと戻し、別のものを探し始めた。


「これについては後日ということで。えっと、その他の冊子は……」

「穏やかな内容はそちらです。確認してみますか?」


メレディスが指し示す先には別の雑誌の山があった。その一番上には小部屋発掘のきっかけとなった例のタウン情報誌が乗っている。その一冊をノヴァは手に取った。


「これが例の。でも僕はこの文字を読めないな。どういう意味だろうか? とりあえず声に出して読んでくれないか」


指でなぞるのは『デートコース』の文字。言語魔法で意思を疎通するための引き金となるのは、言葉を発音する行為である。求められるままに柚希はその単語を読み上げる。


「そう、発音は『でえとこおす』と。こちらにない言葉のようだね、意味が全然分からない」


概念を持たない言葉は魔法で翻訳できない。その原則はこんな単語にまで適用される。視線を向けられ、ノヴァが言葉についての説明を求めているのが分かった。


だが、説明するにしても適切な言葉が思い浮かばない。なぜなら今までの人生で『デート』という外来語を何の疑問も持たずに使ってきたのだから。懸命に頭をひねっていると、意外なところから助けの船が出る。


「『デート』とは男女が親睦を深めるために同伴で外出することです。『コース』は道筋という意味で、つまりこの冊子は男女で訪問して回るのに適した施設を調査して紹介した書類ということですね」


完璧な『デートコース』の発音を交え、メレディスが単語の意味を口にした。全体的に固苦しい表現なのは、普段の仕事の癖なのか。固すぎて言葉に含まれる微妙なニュアンスは伝えきれていない気もする。しかし「『デート』はデートだろう」と、まるで説明もできなかった柚希と較べれば数段マシだ。


「男女で外出することか、覚えておくよ。わざわざ質問をしたのだから忘れてはいけないな」

「覚えたからといって、使う機会のない言葉にも思えますが」


柚希の疑問を余所(よそ)に、ノヴァとメレディスとの会話は続いていた。納得したらしいノヴァの言葉に、相変わらず熱のないメレディスの返事。ノヴァは、今ここで覚えなければと小声で『デート』の発音を違和感がなくなるまで繰り返す。


その様子を黙って見ていると、急にノヴァが柚希の視線に気づいた様子で声をかけてきた。


「こちらの言葉に手間取ると言っていたが、君たちの世界のほうがよっぽど高度なことをしているじゃないか。見たところ数種類の文字が混じっているみたいだし、もちろんこれらは用途ごとに使い分けるんだろう?」


言っているのは漢字と仮名が交じる文章のことだろう。場合によっては数字やアルファベットが混ざり込む。日本語が高度というよりは、外来語を何でも呑み込むことのできる(ふところ)が深い、悪く言えば境界線の緩い言語であるゆえの特性だ。


日本語にない概念は、例えば『デート』のように外来語をカタカナ表記にしてでも取り入れてしまう。その過程で本来名詞であったものが動詞化したり、単語の意味がズレて使用されたり。正確さを問う点では問題は少なくないが、それでも言葉として意思を伝達するという目的で日々成長を続ける言語だ。


「確かに向こうの世界でも日本語は習得しづらいと言われていますが、子供の時から使っていると難しいかどうかは意識していませんね。漢字の書き取りはさせられましたけれど」


説明しながらも気になるのは語学のこと。言葉の習得に手間取るのは、なまじ手軽な方法で言葉が通じてしまうせいで外国語教育のノウハウがこちらの世界に無いからなのか。


「魔法があると別の世界の言葉を覚えようという人は少数なのですか? 文字を読み解くよりも、言葉を使う生物から聞き取り調査をしたほうが簡単なのは分かりますが」

「そういう傾向があるのは否定しないよ。確かに君の世界の書籍は興味深い物だけど、この中から研究者の僕らが必要とする情報が見つけ出せるとは限らない。例えばこの本の、えっと『デートコース』だったか、そんな知識を得ても僕らはその場には行けないのだから活用しようのない情報だからね」


偶然の召喚に頼る資料集めでは、異世界の調査も針穴から覗き見るような非効率的なものとなる。暗号のような文字を読み解くよりはもっと効率の良い資料、──この場合は意思疎通の図れる生物の意味だが──、を新たな召喚で捕らえたほうが良い。


「それに知性はあっても、文字を持たなかったり教育を受けていない生物のほうが多いんだ。君みたいに文明についての大きな視点、例えば資源や教育なんてことを語れる存在は例外だよ」


()められることがこそばゆい。知性云々については彼女自身の実力というよりは、社会そのものが教育に注力できる平穏さを持っている結果であるからだ。


元の世界でも経済的な困難や、難しい社会情勢の中では教育そのものが不十分な場合も多い。ましてや高等教育を受けられる恵まれた環境など、世界の人口の中では極一握りにすぎない。


「それに君みたいな文字が読める存在がたまたまやって来たとしても、僕らが異世界の文字を修得するにも時間がかかる」


だから資料としての価値は感じていても、異世界の書籍が放置されるに至った。ノヴァはそうした結論を言外ににじませる。


その説明に納得しかけ、けれどもわずかに引っかかるものを感じた。では何故、彼女がこちらの言葉を修得する必要があるのだろう? 疑問が脳裏に浮かんだ瞬間に、深く考える間もなく問いが口をついて出ていた。


「私がこちらの言葉を覚えるのだって時間が必要です。きちんと言葉を使いこなせるようになれば私自身も観察の価値のある存在になれるのかもしれませんけど、今のままでは活用の仕方に悩む資料なのではありませんか?」


慣れてしまったのか自分自身を珍しい動物扱いすることにも抵抗を覚えなくなってきている。制度上は人間扱いされないとなっていても、その待遇を改めるとなれば普段から同等の権利を持つ生物として扱わなければならないとここの人々が考え、その通りの扱いをしてくれているからだろう。そうであればこそ、与えられた物への見返りとしての能力を彼女が示す必要だあるのだが。


だがノヴァはそんな彼女の言葉を「固苦しい」と笑う。


「言葉の習得について言い出したのは彼だからね。どうやら興味があるらしい」


そう言って軽く手を振りながらメレディスの方を示した。しかし指された本人は無言で視線を上司へ向けるばかりである。その反応の薄さがノヴァには面白くないようだったが、それでも無作法と断じるほどの態度でもない。


「魔法なしでも暮らせるようにするためには正当な理由ではあるけれど、必須ではない。けれど今の君の様子を見ていると悪くない提案だったと思う」


学ぶのに慣れているから、語学授業に費やす日々は元の世界での生活とそれほどかけ離れていないとも言える。確かに教師と一対一、その教師がメレディスであることには不満があるが、そうした点を割り切ってしまえば快適だ。けれど、それでいいのかとも思う。


「でもそれで迷惑が掛かっていませんか? おもに時間や手間という意味ですけれど」

「僕らの迷惑だなんて変なことを気にするんだね。君が言うとおり回りくどい方法だけれど、難点よりも利点のほうが多いんじゃないかな。それに効率を究極まで気にするとなれば、結局は僕らが目指している方向と真逆に進まざるを得ない。つまり次から次へと召喚した目新しい生物を魔法で支配して操ることになる」


道理に外れた手法を避ければ、時間を犠牲にする他はない。妥協の結果がこの辺り、それは柚希にも分かってはいるのだが。


頭では理解できても気持ちでは釈然としない。それが表情に出ていたのだろうか、こちらを見るノヴァの猫じみた笑みが失せていた。


「ねえ、ユウキ。あまり思い詰めないこと。傍目(はため)にはのんびりお喋りしているだけに見えるのかもしれないけれど、こうやって話をしているだけでも僕らにとっては大きな見返りなんだよ。異世界のことを知りたい、そのために君から少しでも手がかりを引き出したい。言葉は手間がかかるけれど、それだけ長い時間を君の観察に(つい)やせる。面倒かどうか気に病む必要なんてないんだ」


柚希の抱える歯がゆさを(なだ)めるつもりだったのだろうが、言ってることは彼女が観察に時間を掛けるのも惜しくない貴重な珍獣だという事実だ。どうやら今は価値を高く買ってもらえているらしい。だが高ければ高いほど、返すべき代償も高くつくことに気付かぬ彼女ではない。やはり来るべき未来に不安を覚えずにいることなど無理だ。


今過ごす日々は穏やかであっても、いずれ彼女の真価が問われる瞬間がやってくる。その日が来るのが恐ろしい、心細くなって口を(つぐ)む。そして、訪れる沈黙。


「話が済んだのなら──」


その静寂を破るメレディスの声。タイミングを計っていたのだろう、作業の終了について切り出す。


「私たちもここの掃除を終わらせたいのですが、よろしいでしょうか?」

「そうだね、前に比べれば格段に綺麗になっているんだから。良いよ、今日はこれで仕事あがりということにしよう」


ようやく解放された。手を振ってノヴァが帰っていく。


彼を見送った後、自分もこの部屋を辞去しようとメレディスの方へと振り返った。そして気付くのは、自分へと向けられる薄青い色。いつものように上からの視線が張り付くように落ちてくる。綺麗だけれど、まともに見つめ返すには冷たい色合である。


「何か言いたいことがあるんですか?」


こちらの臆病さに気付いているのかどうか。失礼にならぬよう感情を抑え、心の中を隠すよう冷静さを装った口調で質問をする。


いい加減、慣れてもいい頃なのに。例のごとく探られるように見つめられるのはやはり居心地が悪い。


「一つだけ。訊いておきたいことがある」


改まった口調でメレディスが切り出した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

別ページに番外短篇集を投稿しています
『I've been summoned.』 番外短篇集
都合により本編に入れられなかったエピソードなど収納しています




― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ