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ウチの傭兵ギルドの日常

「まてや変態ジョイン!アタシのパンツ返せ!てか頭に被るんじゃないよ!」

「イーではないか!イーではないかササフラ!俺の未来の嫁なんだから!」

「誰がお前の嫁か!ちっ今日こそ許さねーぞ変態!『六式銃砲(リボルバー)解錠(アンロック)』『発射準備(スタンバイ)』!」

「え!?ちょっとタンマ!流石にそれは「もう遅い!乙女の敵!『発射(ファイヤ)』!」イィエァアアアアアアアアアアッ!!?」


ぴちゅーん!……またかあの二人、と言うか何時の間に帰って来てたのか?俺は長期間依頼で居なかったし帰ってきたら直行自室に入ってシャワー浴びて寝たからな~。

まあ良いや、(にわとり)代わりの夫婦喧嘩(ふうふげんか)な目覚まし時計?のせいで目が覚めちまった…そして。


「…何でまたお前が居る」


ドアの鍵を厳重に閉めて俺は一人でベットに寝た筈だ、だから俺に気配を察知させずベッタリと抱きつきうへへぇ~と幸せそうに寝たふりをする何時もの変態幼女が居る筈がないと、というか居るな本気とかいてマジで、何で依頼から帰ってきた翌日にこの変態と戯れなきゃならん。

つか好い加減起きろ、寝たふりはバレてんださっさと離れろシャツに唾液が付く。


唾液付かれたくない、暑苦しい、めんどい、のでからさっきから引き剥がそうと『()』を使って身体能力の全般を上げこの幼女を引っ張るが俺の腹に必死にくっ付いて全然離れん、何時も思うが接着剤かコアラですかお前はって、あ、お気に入りの(あお)シャツが唾液に…ヨシモウイイキレタ本気ダス・・・!。


「いいぃかぁげぇんに剥がれろやぁ!!この合法変態ロリがあああああああああああああ!!」

「痛いたたったたたたたったたっ!?らめなのぉ!私はドNだから髪引っ張っても感じるだけなのおおおおお!!」

「うっせぇ!お前がドNなのは昔っから知ってるんだよ!離れろリヒェンテ!!」

「あああああああああっ!私の子作りの部屋が!子宮が!熱くなるぅううううううううっ!!」

「お前本当に女か!?」


リヒェンテ・N・ロープラ。

昔、依頼で知り合い共に受けてその依頼先でなんやかんやあってリヒュンテは俺を惚れてしまったらしいのだが説明するのもめんどくさいのでとにかく惚れられた。

だがこいつはハッキリ言うとド変態だ、時々こいつが女じゃないだろと思うくらい酷い変態で惚れられても全然嬉しくない。

しかし根は良い奴で可愛さがあり変態じゃない時は、悲しいが、本当に悲しいが好きになってしまいそうな時がある。

さらに容姿がまあ悔しいが、本当に悔しいが、特殊な奴でもない限り誰もが認めざるような美幼女だ。

滑らかで艶やかな黒い髪、健康的で性欲をそそるような褐色肌、幼さがあるも整った美貌の顔立ち、可愛らしいハート型の瞳孔をした緋色の瞳、体型こそ幼女だがある一点はそこらの女性より発展した果実と言う名の巨乳。


もうあれだ、誰かの欲望をそのままぶち込んだかの美幼女だ、今まで熱烈なアプローチを受けてきてよく俺は性的な事をしなかったなとある意味感心するが、俺の好みが貧乳の美女と美少女の間くらいの女なのとこいつがあまりにも残念すぎるヒクくらいのド変態だからだろう、こいつに初めてとか生理的に何か拒絶するし。

諦めろ、と言っても、諦めないよお前!、と何故かもっと熱くなれよー!のあの人みたいなノリで返してくるし勿体無さ過ぎるこの合法ロリ。


「という訳だ皆さん。どうかこの変態合法ロリをお嫁に貰って下さい!!無理でも何とかして下さい!!もう俺のライフは残り少ないんだよ!!」

「その(くちびる)○○○(ぴーー)○○○(ぴーー)と:@cgnysyふぇfjhdtvrjkhyhsfmせhんsmfcもらったぁあああああああああっ!!!」

「うぉおおお!?途中何言ってんのお前怖いよ!?しかし甘い!『紋章【印】爆砕拳』!!」




――その日二回目となる夫婦喧嘩を告げる爆音が【傭兵ギルド:HURIi(フリー)】本部を響かせた―




     ※


「あぁ~まだ仕事もしてないのに疲れた~医療室でも行こうかな」


あのド変態を撃沈したあと、何時ものジャケットと蒼のシャツと黒いズボンを着て今居る食堂室に来たが疲れでこのでかくて広いシンプルな木でできた机に突っ放してる状態に居る、うん?周りの迷惑?安心しろ回りには誰も居ないつー訳で注文した飯が来るまでリラックス中~、あ~此処の―第五場―【木々の食堂室】はやっぱ落ち着く~~。


「おっ、禁術師さんが居るじゃん」

「帰ってきてたみたいですね」

「・・・・・うみゅ」


この声は、何時もの3人組みパーティーの。


「お~久しぶりだなお前等。半年ぶりか?ケンマ、トウト、ムクチ。それとケンマ、二つ名で呼ぶな。好い加減名前覚えろ、俺はキョウキだ」

「すんません。俺はどうしても名前を覚えるのが苦手でワトソンさん」

「一文字もあってねーよ、わざとか」

「あっとサーセン、キュウリさん」

「…間違ってるけどもういい」

「すみませんキョウキさん、ケンマは馬鹿なんで」

「・・・・・アホ」

 

え~今登場したこいつ等の紹介をしよう。 

最初は金髪イケメンだが死んだ魚の目をした特徴の人族、ケンマはとにかく名前を覚えるのが今見てのとおり駄目な残念イケメンだ。


次に金髪眼鏡っこに種族に特徴的な犬耳犬尻尾の犬族の美少女、トウトは誰にでもとにかく敬語で話すが本人は私語との事らしい。ちなみにケンマの女第一号だ。


最後に尖がり防止にローブを着た魔女のような格好の金髪美少女、ムクチはとにかく無口で魔法や魔術の詠唱以外あまり発言しない。ちなみにケンマの女第二号。


相変わらずの金髪美女プチハーレム状態だなと内心思うのと同時に気付いた…ケンマは長期依頼を受けた後詳しい事は言わないがとにかく金髪美女が増える、今回もそうなるとふんでいたんだが居ないな。


「けんま!けんま!」

「お、起きたかテイ」

「ん?そいつは」


ケンマのフード付きコートから子供の声が聞こえたのと同時に金色の光がフードから出てきてそのままケンマの肩に飛ぶように移動し座ると、パアッと金色の光が弾ける。

すると弾けた金色の光が座ってた場所には二十センチ位の可愛い金髪少女が座ってた。


「…まさかとは思うがお前」

「あ、やっぱりキョウキさん分かりますか?この子はテイって言います。ちなみに言わずもがな精霊(せいれい)族の子供です。可愛いですよね」

「・・・・・キュート」

「……確かに」


トウトとムクチが軽く説明するの外面普通に聞きながら内心驚いていた。

何故ならこの子はまだ子供の精霊にもかかわらず大精霊クラスの霊力を持ってることとそれほどの力を今まで感じさせなかった事に驚いたのだ、一体この子は…。


まあ驚いたは驚いたがちょっとだけだ。此処はこれくらい規格外な奴らが住む化け物の巣だからなもう慣れたし、俺も化け物の中でもかなりのやつだし、それにうちの傭兵ギルド:HURIiの団長(ニート)は全力全開の本気になれば銀河系一つ消し飛ばすし。

うん?団長と書いて何でニートなのかって?……団長を見れば分かるさ、あっやばキルル副団長の苦労を思うと何故か目から汗が。


「「「???」」」

「すまん三人とも急にキルル副団長の事が頭の中を駆けて」

「「「あ~~…(泣)」」」


理解したのか三人とも泣いた、だよな、あの人の事考えると…あかん。誰かあの人に安らかを。




     ※


そのころ、噂の副団長と団長は。


「ねーキルル、私はこれからマリカーで全国対戦するからそこの紙の山頼むわね~~」

「………」

「あら?どうしのたキルル?燃え尽きたかのように真っ白になって口から血と(たましい)をだして」

「………」

「あ、これ完全に死んでるや…まあいっか★蘇生したあと○○○(ピーー)プレイで犯せばアへって元気になるし」

「よしっ!!死んでないでさっさと取り掛かりますか!!」

「あ、今回は生きてる成長したね」







―これが傭兵ギルド:HURIIの日常―  終

連載する予定だったのですがいまいちだなと思い軽く詰め込んで短編にして出してみました。

※コメントにつまらないとかふざけるの的なこと書かないでください、凄く自分でも理解してるのですが言われるとマジで悲しくなります。 

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