第155話 武神問答 前編
慈哀坊乱入で目茶苦茶になってしまった、婚約発表会。それでも明日はやって来る。という訳で、翌日。
「バッコッコ、バッコッコ、バッコッコのコ♪ アッホッホ、アッホッホ、アッホッホのホ♪ へーへーブーブー、へーブーブー♪ へーへーブーブー、へーブーブー♪」
今日も今日とて、朝から変な歌と踊りを繰り返すバコ様。気楽で良いね。だけど、こちらはそうもいかない。
真十二柱 序列四位 武神 鬼凶様が本日、来る予定。
確かに昨日の時点で、後日、改めて伺うとは仰っていたが、翌日に来るかな。今朝方、武神様の弟子である竜胆さんがお屋敷に来て、伝えてくれた事。
「ハルカ、本日、正午に我が師。真十二柱 序列四位 武神 鬼凶様が来訪されます。くれぐれも粗相の無い様に。とりあえず、茶と茶菓子は準備しておきなさい」
「昨日の今日で来るんですか……」
「神が一々、他人の都合を鑑みるとでも?」
「そうですね。神ってそういう存在ですよね」
昨日の今日で来るとは……。こちらの都合、ガン無視も甚だしいが、竜胆さんの言葉に納得。
「それと、ツクヨ様からも伝言が有ります。『慈哀坊に関しては、俺が話を付けた。だから安心しろ』との事です。……チッ」
それから、ツクヨからの伝言も。慈哀坊に話を付けてくれたらしい。良かった。あの狂僧に今後も付け狙われたら、たまったものじゃない。……それはそれとして、竜胆さん、貴女、舌打ちしましたよね?
と、まぁ、そんな訳で、現在、午前10時。準備に大忙し。
「ナナさん、ちゃんと身なりを整えてくださいね! 以前、スイーツブルグ侯爵家にお邪魔した際に着たスーツが有ったでしょう!」
「はいはい、分かったよ。それより、さっさと茶と茶菓子を買ってきな」
「お茶はスイーツブルグ侯爵家御用達のお店で。茶菓子は安国さんのお店に行きます。竜胆さん曰く、武神様は茶葉、洋菓子、和菓子の拘りは無いそうなので」
「そうかい。その辺りはあんたに一任しよう」
ナナさんには、きちんと身なりを整える様に言い、僕は茶と茶菓子を買いに。
一方、その頃
鬼凶side
「あの死神ヨミの生み出した最高傑作たる転生者、ハルカ・アマノガワ。さてさて、どれ程の器の持ち主かのう? ま、少なくとも、しょうもない奴ではなかろうが」
かねてより、儂等、真十二柱の間で話題となっていた転生者。ハルカ・アマノガワ。先だっての真十二柱会議で、儂等、真十二柱が直々にその価値を見定める事が決定してのう。
既に一番手の序列三位 魔剣聖が対面し、とりあえず及第点と認めた。で、次が二番手たる儂、武神な訳じゃ。
ぶっちゃけのう、『武』の腕前に関しては今更、確認するまでもないと考えておる。かなりの腕前と聞いておるし、実際、昨日の対慈哀坊戦でも、なかなかの戦いぶりを見せた。
慈哀坊がそのプライドの高さ故に、本気を出せない事を差し引いても、真十二柱相手にあれだけ戦えれば上出来じゃ。
「全く、最近はしょうもない奴等が多くてかなわんわい。ザコの癖に揃って、サイキョー、ムソーと煩い煩い。他に言う事は無いのかのう? しかも、何かと突っ掛かってくる。鬱陶しい。あれか? 頭の病気かのう? だとしたら、哀れなものじゃ」
転生者自体は、昔からいた。そもそもは、『世界』に大きな危機が迫った際の『世界』の切り札としての。ただし、その性質上、極めて希少な存在であり、また、実力、人格も確かな物じゃった。
ところがじゃ。ここ最近、やたら転生者が現れ始めた。しかも、極めて質が悪い。実力はカス。人格はクズ。正に粗製濫造。全ては下級神魔の仕業じゃ。
儂等、神魔は確かに強い。優れておる。なれど、完璧ではないのじゃ。欠点も抱えておる。その1つが、『成長出来ない』事じゃ。
神魔は生まれた時から、姿も力も変わらぬ。これが原則じゃ。つまり生まれた時点で、格が決まっておる訳じゃ。
しかし、成長は出来なくとも、力を増大させる事は可能。よく使われる手が『信仰』を集める事じゃ。
とはいえ、これにも欠点は有る。効率が悪いんじゃ。単なる人間の信仰心の生み出す力などたかが知れておるからの。それこそ、膨大な数の信者を集めんと話にならん。ま、だからこそ、あの手この手で信者を増やそうと躍起になるんじゃが。
そんな中、新しく出てきた手段が、転生者を利用する方法じゃ。死んだ阿呆に、『あなたは神のミスで死んでしまいました。お詫びに特典を与えて異世界転生させてあげます』という、真っ赤な嘘を吐き、力を与えて、異世界転生させて、しばらくは好きに泳がせる。そして、頃合いを見計らって殺して、増大した力を回収する。
これが、最近流行りの異世界転生の真実じゃ。つまり、大部分の転生者は家畜じゃ。太るだけ、太らされて、最後は屠殺。
『豚は太らせてから食え』
よく言った物じゃわい。特にここ最近では、寿命に3年のリミットを掛けるのが流行りでの。どの道、3年経ったら死ぬ様になっておる。そうとも知らず、サイキョー、ムソー、ハーレムなどと抜かしておる阿呆共は、ほとほと哀れじゃ。ま、そんな阿呆だから、生前から負け犬なんじゃがな。
「さてさて、ハルカ・アマノガワよ。お主はどうかのう?」
実に楽しみじゃ。そうじゃな、たまには問答をしてみるのも、また、一興か。
ハルカ・アマノガワに会ったら、どうしようかと考えておったが、問答に決めた。儂は武神じゃが、たまにはこういう趣向も悪くない。阿呆には用が無いしの。
ハルカside
「こんにちは」
茶菓子を買いにやってきました、安国さんのお店。今日も繁盛している様で何より。
「おう、いらっしゃい、メイドの嬢ちゃん。今日はバイトじゃなかったよな?」
「はい。今日のお昼にお客様が来るんで、茶菓子を買いに来ました。安国さんのおすすめは何か有りますか?」
出迎えてくれた、店主の安国さん。スキンヘッドにサングラスの強面な上、210cmの長身に筋肉ムキムキマッチョの大男。その外見とは裏腹に、繊細で美しく、美味しいスイーツを作る名パティシエ。そんな安国さんに今日のおすすめを聞いてみる。
「おすすめねぇ。そのお客様ってのは、どんな奴なんだ?」
「神様です」
安国さんとしては、どんなお客様なのか聞かない事には、おすすめの品を決められない。当然、どんなお客様なのか聞いてきたので、神様ですと答えた。それに対し、なんとも言えない顔をする安国さん。
「…………それ、何かの比喩か?」
「いえ。文字通り、正真正銘、本物の神様です。武術の神、武神様が来られるんです。そんな訳ですから、武神様のお気に召す茶菓子が欲しいんですが」
「おいおい、マジかよ~。責任重大じゃねぇか。で、その武神様ってのは、どんな茶菓子が好みなんだ?」
「特に拘りは無いらしいです。だから、安国さんにお任せします」
「そうかい。じゃ、良いのを見繕ってやるよ」
茶菓子に拘りが無いらしい武神様。どんな茶菓子が良いのか分からない以上、下手に考えるより、餅は餅屋で、安国さんに見繕って貰う。
「茶は何を出す気だ? それに合わせる」
「緑茶です」
「ふむ。だったら、和菓子系にするか。嬢ちゃんのお陰で、どうにか献上小豆の栽培の目処が立ったしな。ここは定番の羊羹にするか」
「そうですね。それでお願いします」
緑茶を出す事を告げたら、それに合わせた和菓子系という事で、無難に羊羹に決定。ただし、普通の羊羹じゃない。以前の蒼辰国での一件で手に入れた、最高級小豆『献上小豆』を使った、贅沢な羊羹。
羊羹を包みながら、安国さんは言う。
「定番なんてつまらない。オリジナリティが無い。そう言う奴はいるがな。定番ってのは、長い間磨き上げられた末に出来た、完成形なんだよな。変に奇をてらっても、まず失敗するだけだ」
「そうですね。基本、基礎は長年の試行錯誤の果てに出来たもの。なろう系転生者は『斬新、画期的』と言うのが好きですけど、ナナさんに言わせたら、『あの程度のバカが考える事なんざ、とっくの昔に誰かがやってる』だそうで」
「ま、そう言うこったな。『とっくの昔にやって、失敗してる』。だから、出来ないではなく、やらない。バカは所詮、その程度なんだよな」
逆に言えば、本当に斬新、画期的な事を考えつく、実行出来るのが、天才なんだろうな。そう思い、包んで貰った羊羹を受け取り、代金を支払う。
「毎度あり。また頼むぜ」
「はい。ありがとうございます」
さて、茶菓子は買ったし、次は茶葉を買わないと。
そして迎えた正午。事前に聞いていた通り、正午に合わせて武神様が来訪された。
「御免! ハルカ・アマノガワはおるかのう?! 武神 桔梗が参ったぞ!」
玄関先で大声で名乗りを上げられる武神様。本当に良く通る声だな。
「来たね」
「はい。出迎えに行きましょう。くれぐれも失礼の無い様にお願いしますね」
「ふん。ま、最善は尽くすよ」
ナナさんに対し、失礼が無い様にと釘を刺しつつ、玄関先に向かう。本当に失礼が無い様にしないと。怒らせたら、大変だ。
「粗茶ですが」
「頂こう」
玄関先で武神様を出迎え、応接間へとご案内。ソファにどっかと座った武神様の前に、緑茶の入った来客用の湯呑みと茶菓子の羊羹を出す。
「ふむ。悪くない」
お茶を一口啜り、羊羹を一口。またお茶を一口啜り、そう仰った武神様。とりあえず、機嫌を損ねるのは避けられたみたいだ。
「ありがとうございます」
とりあえず感謝の言葉を述べる。間違っても『お口に合った様で何よりです』とは言わない。何せ、武神様は『美味しい』とか、『気に入った』とは言っていないからだ。不発弾処理をしている様な気分。下手を打ったら、即、破滅。
「さて、昨日の時点で既に名乗ったが、改めて名乗ろう。儂は真十二柱 序列四位 武神 桔梗」
「ご丁寧にありがとうございます。僕はハルカ・アマノガワ。しがないメイドです。お見知り置きを」
「カカ! お主がしがないメイドとはな。随分と謙遜するな。ま、調子に乗らない所は褒めてやろう。阿呆はすぐに調子に乗るでな」
「お褒めに預かり光栄です。ですが、僕は事実を述べているだけですから」
「その事実を認められん。いや、理解出来ん阿呆が多くてな。いやはや、困ったものじゃ」
お互いに自己紹介からの、やり取り。まずは軽くジャブの打ち合いといった所か。
「さて、と。そろそろ本題に移ろうかのう」
お茶を飲み終え、一息付かれた上で、武神様はそう切り出された。
「僕の価値を見極める、武神様からの試練ですね」
「いかにも。ま、武の腕前に関しては、もう良い。話には聞いておったし、昨日の慈哀坊相手の戦いぶり、なかなかの物であった。特に後半戦から見せた、『舞』。あれは良かったぞ。儂の見立てでは、あの舞は『水』をその本質としておるな。水故に、変幻自在。そして、他者に合わせる事も容易い。イサムと竜胆の2人との急拵えのトリオにも関わらず、見事に合わせてみせたな。もっとも、お主の舞には、ぎこちなさも有ったがの。それなりの期間、やっておらなんだな? 腕が錆付いておる。錆を落とし、磨き上げる事じゃ。精進せい」
「武神様より武の腕前を評価して頂き、感謝の極み。そして、当家に伝わる御津血神楽の本質、及び、長年のブランクからの技の錆付きまで看破されるとは、流石は武神様。見事な慧眼。恐れ入りました。自らの未熟に恥じ入るばかりです」
武神様からのお言葉。今回の試練について。武神様曰く、武の腕前に関しては、もう良いと。これまでに聞いた話。及び、昨日の慈哀坊戦で評価して下された。その一方で、長年のブランクからの御津血神楽の錆付きを指摘された。錆を落とし、精進せよとの事。
「で、今回の試練の内容じゃが……問答とする」
僕の武の腕前を評価した上で、武神様が仰った、今回の試練。その内容は『問答』。
「儂は武術と戦いの神、武神じゃが、別に物を考えぬという訳ではないからの。先程も言うたが、最近は阿呆が多くてのう。お主の性根をこの問答で確かめてくれよう。言っておくが、儂相手に嘘偽り、ごまかしは通じんからの。一言半句でも口にしたら、その場で殺す」
武神様曰く、僕の性根を問答を通して確かめると。嘘偽り、ごまかしは通じない。一言半句でも口にしたら殺すと。間違いない。この方、本当にやる。
「そうじゃな……。まずは、これじゃ。お主、何故に『力』を求めるか? 」
武神様からの第一問。それに対する、僕の答えは……。
「『力』を求める理由は『必要だから』です。この世界は僕の元いた世界とは違います。遥かに過酷です。弱肉強食、弱者、敗者には何の権利も有りません。僕はそんなのは御免です。故に『力』を求めます。その結果、誰かを犠牲にするとしても」
ここは異世界。当然、日本の法など通用しない。何だかんだで基本的に平和な日本とは違う。弱者は容赦無く、踏みにじられ、奪われ、殺される。弱者には何の権利も無い。正に弱肉強食。生き残りたければ『力』が必要。だからこそ、僕は『力』を求める。ただ、それだけ。
「ほうほう、なるほどのう。確かにお主の言う通りじゃ。弱肉強食は世の理。弱者、敗者には何の権利も無い。強者、勝者だけが求める物を得られる。つまらん綺麗事を言わん辺りは、褒めてやろう」
第一問に関しては、一応、良し、みたいだ。
「では、続けての問いじゃ。お主、『最強の座』を求めるか? 『最強の座』を得たならば、あらゆる者達の頂点に立ち、全てを手にし、いかなる望みも叶うやも知れぬぞ?」
続けての第二問。『最強の座』を求めるか? との問い。……随分、つまらない事を聞かれるな。それに対する僕の答えは決まっている。
「最強の座、ですか。武神様に対し、無礼は百も承知の上で敢えて言いますが、そんな物、一切、興味も関心も有りません」
「カカカ! 中々、言いおるわ! この儂に。この武神に向かって、最強の座に一切、興味も関心も無いとな! カカカカカ!」
『最強の座』を求めるか? の問いに対し、一切、興味も関心も有りませんとはっきり答えたら、これが武神様にやけにウケた。……正直、武術と戦いの神にして、強さを追い求める求道者である武神様に対し、この答えは不味いと言えるが、嘘偽りは通じないと言われたしね。しかし、ウケたな。涙流して笑ってるよ。
「カカカ! 久しぶりに大笑いさせて貰ったわい。しかし、欲が無いのう。大抵の転生者は口を開けば、サイキョー、サイキョーと煩くてかなわん。じゃが、お主は違うな。ならば問おう。何故、お主は最強の座に興味、関心が無い? 転生者は殊の外、サイキョーが好きなんじゃがのう?」
大抵の転生者はサイキョー、サイキョーと煩いのに、何故、お主は最強の座に興味、関心が無いのか? 武神様はそう問われた。だから、僕は自分が前々から思っていた事を答える。
「度重なる無礼をお許し下さい。僕は最強という物にさしたる価値を見出だせないのです」
「ほほう。最強という物に価値を見出だせない、とな」
僕の答えにスッと目を細める武神様。これは一つ間違えたら、確実に殺されるな。
「話を続けよ。それで終わりではあるまい」
武神様は話を続けよと、促された。とりあえず、話の続きを聞いて下さる気の様だ。言われた以上はこちらも話を続ける。
「寛大な御心に感謝を。そもそも、何を持って『最強』とするのでしょうか? 『最強』であるという根拠は? その証明は? まずはそこが疑問です」
「ふむ」
まずは何を持って『最強』とするのか? 『最強』であるという根拠は? その証明は? という疑問について。
「まぁ、これに関しては、全ての神魔の頂点。多元宇宙の抑止力たる真十二柱が該当するでしょう。そして、真十二柱に勝てたなら、『最強』を名乗っても良いのではないかと」
「そうじゃな。お主の言う通り、我等、真十二柱に勝てたなら、『最強』を名乗っても良かろう。勝てれば、な」
最強の定義。これに関しては、全ての神魔の頂点。多元宇宙の抑止力たる真十二位が該当するだろう。そして、もし、真十二柱に勝てたなら、その者は最強を名乗っても良いと思う。ただし、武神様の仰る通り、勝てれば、の話だけど。
「とりあえず『最強』の定義については、これが僕の意見です。如何でしょうか?」
「ふむ。ま、良かろう。『最強』の定義に関しては、お主の言う通りで、まず合っておる。我等、真十二柱を差し置いて、最強を名乗る輩の愚かしい事よ。身の程知らずも甚だしいわ」
「それは仕方の無い事でしょう、武神様。そんじょそこらの輩が至高の存在たる、真十二柱を知る事など、基本的に無いのですから」
最強の定義。これに関しても、一応、良し、らしい。しかし、まだまだ問答は終わらない。
「お主の考える最強の定義。それについては分かった。じゃが、まだ続きが有るじゃろう? お主が最強に価値を見出だせない理由がな」
流石は武神様。鋭いな。僕はあくまで、最強の定義に関する疑問を口にしただけ。
「仰る通りです、武神様。これから語る事こそ、僕が最強に価値を見出だせない、一番の理由です」
「面白い、言ってみよ」
う〜ん。武神様は言ってみよと仰ったけど、これから僕が言う事は、間違いなく、武神様に対する否定になるからな……。しかし、言わない訳にはいかない。言うしかない。
まずは武神様に断りを入れる。
「武神様。これから僕が語る事は、武神様に対する、最大の侮辱、否定となる事。ですが、武神様への悪意、敵意からではないという事を予め、ご了承願います」
「…………ほう。儂に対する最大の侮辱、否定とな」
またしても目を細める武神様。これは、本当に殺されるかもしれないな……。しかし、ここまで来たら、言うしかない。やっぱり無し、なんて聞いて下さる方じゃない。そんなふざけた事を言ったら、それこそ殺される。だから覚悟を決めて言う。以前からずっと。それこそ、転生前からずっと疑問に思っていた事を。
「そもそも、最強になって、一体、何をするのですか?」
今回は割りと早く書けました。
真十二柱の試練編 2回目 武神来訪
ハルカの武術の腕前は分かったので、その性根を確かめに来た武神。彼女は問答という形でハルカを見定めようとします。
そして始まる、武神問答。そんな中、ハルカが武神に対して言った爆弾発言。
「最強になって、一体、何をするのですか?」
はっきり言って、武神に対する最大の侮辱、否定である発言。果たして、武神はいかなる判断を下すのか?
では、また次回。