2ビート 衝撃
母に連れられバカでかい門を開け中に入るといつも通りのシャンデリアが天井にあり玄関に靴を並べ上がると見慣れた狛犬が二匹こちらを見ている。
この狛犬は母が大の犬好きで
「各部屋に1匹は人形か何か置きなさいよ?置かないと許しませんよ?」
と言われ仕方なく僕の部屋にも1匹チワワという犬種の犬の小さい銅像が机の上に置いている。
母に「じゃあ部屋にいるね」と言い3階にある自分の部屋に行き制服を脱いで机の上に置いてある机に向かった。
電源のボタンの上に手を置いた時ふと思った。
さっき門の前にいた車は何なんだったんだ?
まぁ、どうせ客だろ。と思い気にせず電源を入れた。
そして興味を持っている漫画を調べていると。
(・・・・・・・やっぱり面倒くさいけど聞きに行くか・・気になるし)
僕は一度気になると知らないといられない男なのだ。
そういう意味ではパソコンはやはり手放せない。
下に下りて行き母を捜す。
リビングにはいない滅多に外に出ない人なので庭とかにはいないだろう。
二階のリビングか?いやあの人は面倒くさがりやだし二階まで上がることはないだろう。
リビングは1階2階と二つある。
ってことはやはり1階か?と思い広いフロアを必死に探す。
後、捜していない場所といえば・・・足が勝手に動きその場所まで行くそこはトイレの前だった。
おおっと僕は何を考えているんだ、僕はバカか?
たまに自分がわからなくなる。
ソファーに座り考えていると。
心なしか水の音が聞こえた様な気がした。
あぁ・・・・
扉が閉まる音がした。
あのまま開けようとしたらとんだ笑い者になるところだった。
母が僕に気付き
「あら。いつも部屋にいるのに珍しいわね?」
そりゃ毎日変わりのない日々ですから・・・。
「あ、うん。母さんに聞きたい事があるんだけど」
「あら、何かしら?」
僕は本題に切り出した。
「さっき来てた車お客さん?」
「ああ。あの車ね。ごめん宗太言うの忘れてたわ。」
「ん?」
「あなたに妹が出来るから」
「ほぇ?」
「何あなたマヌケな声出してるのよ」
「そうだよね~」
「「ハハハハハハハ」」
笑いがリビングに響く。
「ってええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!」
驚きが家中に響いた。
どうやら母を尋問しなくてはならないらしい。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ こんばんは~青木 光ですっ☆
すみません調子乗りました。
妹キャラを二話登場予定だったのですが延ばさせて頂きますすみません;
3話4話登場予定です;
では宜しくお願いしま~~す♪




