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1ビート 初めて

朝、洋風のベッドから起きて三階から一階のリビングまで階段を下りて行き、母と一緒にトーストと目玉焼きとミルクティーというごく普通の朝ご飯を食べてるとTVから占いが流れた7:00のことだ。

「今日の蟹座はぁぁ~・・・」

めんどくさい占いだ、と思い待っていると。

「2位でぇす」

バカっぽい喋り方だな。

ん、2位か。たまに占いを見る時に限って順位はかなり悪いのに今日は2位か・・・

なんか変だなと思いながら登校をした。


学校でも窓側の席についたら小説を読み(もちろん二次元の)、一時間目が始まっても早く終わらないかな、と上の空。

先生とも全然喋らないから、授業でもあてられない。

いや、あてられたことがない。

そんな生活の8年目を向かえようとしていた、5月2日初めて先生に当てられた。


「おい、宗太 この問題、解いてみろ」

数学の岡辺おかべ先生だ。

「え?あ、はい」

初めてのことで一瞬パニくったが、すぐ立ち上がり。

「えっと、a=2m-bです」

といい座った、先生はそんな僕を見て。

「よし、ボッとするなよ?」

と軽く言い、また授業が再開された。ボッとしてるのは毎日だろ、何を見てるんだコイツ。

と思いながらも、また初めてが起きた。


昼休み。


席でいつも通り小説を読んでいると

「それ、何の本?」

と誰かが話しかけてきた。

「ん?ただの・・・」

授業中でも可愛いな、とたまに見て思っていた富山麻理とやままりさんだ。

髪は長めで身長は僕より少し低いくらいだろう。

二次に出てきてもまったく問題ないくらいかわいい。噂だと、どんな人が告白しても振るらしい。

なんか好きな人に告白されるのを待ってるんだとか。

「ただの?」

小首をかしげてきた。うむ、かわいい。

考え事をしていた。答えなくては。

「・・・ただの小説だよ」

と言うと富山さんは

「ふ~ん、今度私にも見せてね?」

と言ってきた。予想外だ。

「あ・・・はい」

「じゃ~ね」

と言い廊下に行ってしまった。

ヤバい・・・惚れてしまったかもしれない・・・・・・・

人にはめったに話しかけられないはずの僕が話しかけられた。それも気になっていた人に。


今日三つ目の初めてが起きた。


そして下校。

家が見えてくると馬鹿でかい玄関(ってヵ門)からリムジンのような車が去って行った。

いつもは客なんて滅多にこないのに。


夜中に父が部下のような人達を連れてきて静かにゴソゴソ部屋何かしているのは何度かある。

近くまで行くと母が門にいた。

母が見送りなんてしたのなんて初めて見た。


四回目の初めてだ。


「あら宗太おかえりなさい」

母が僕に気付き話しかけてくる。

「母さんただいま」

「ちょうどおやつがあるわよ?中に入りなさい」

「うん」


そして僕は母の2歩ほど後ろについて中に入っていった。

今日は本当に初めてばかりだ。


おやつでも食べてさっさと二次の世界にいくか。


なんて思いながら家の中に入った。


あんなことが起こるなんて、思ってもいなかった。



------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ どうも青木 光です。

一話が終わりました~。

何か下手くそですみません><

タイトルの1ビートというのは1話と同じ意味です。

ハートビートの意味は胸の鼓動という意味で、恋をした時のドキドキを表してみました。

次から研究しもっと上手く打てるようになりたいと思いますので宜しくお願いします♪

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