10ビート 疑い (後編)
「あ、あの!」
羽海ちゃんに呼び止められ。
「ん?どうかした?」
と返した。
「え、えっとい、家に・・・」
「家に?」
「家に・・送ってもらえませんか!?」
「ん?ああいいけど?」
「あ、ありがとうございます!」
そうだよね忘れてたよ。
明るいって言ったって女の子が一人で歩くのはまずい。
それにこの前あんなこともあったしね。
「あ、ごめんね気づかなくて」
「あ、いえ・・・」
彼女は俯いた。
「さっ、後ろに乗って」
「はい」
羽海ちゃんは自転車の後ろに乗り僕はペダルをこいだ。
途中、急な下り坂があった。
一度止まり
「羽海ちゃん結構急な坂があるからちょっと掴まっててね?」
「あ、はい」
彼女は腰に腕を回しギューッとした。
かわいい~・・・・ハッ!べ、別に嬉しかったわけじゃないからな!!
で、でも。む、胸が、あ、当たってる・・・・。
男なら誰でも喜ぶだろうがぁ!
僕はそう思う。
それにしてもこの坂。結構長いし急だな。
軽くブレーキをかけながら進む。
ホントは結構ブレーキをかけていた。
この(胸が当たる)時間を大切にしたかった。
それに何かあってはシャレにならないし。
無事に坂を下り、3分ほど走っていると
「羽海ちゃん?もう手離してもいいよ?」
手を離す気配がない。
とりあえず家まで行くか。
羽海ちゃんの家に向かって自転車を進めた。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------どうも青木光です。
皆様大変申し訳ありません。
誠に自分事で申し訳ないのですが、今日だけPCが使えないということでPSPで投稿することになってしまいました。
時間もあまりなく更に使い慣れていないPSPという投稿で少ししか出来ませんでした><
明日こそ完成させたいと思いますのでよろしくお願い致します。
ではまた明日~♪




