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まおうさまの勇者育成計画  作者: okamiyu
第九章:魔王とは何か、王が王になる前の話――千年前の地獄と九つの罪
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第百六十七話:無限地獄:RPGという名の牢獄――シロクマパジャマの王と、彼女の怠惰の王国

努力すれば報われる。

働けば救われる。

休めば、また立ち上がれる。


そんな都合のいい話が、

本当に地獄に通用すると思ったか?


ここは無限地獄。

終わりのない作業と、

終わりのないシステムと、

終わらせる気のない王がいる場所。


さあ、レベルを上げろ。

塔を登れ。


——ゴールは、用意されていない。


無限地獄

ここには、終わりのない「作業」がある。

眼前には、天に届かんとする巨大な塔がそびえ立つ。その石材は重く、一つ運ぶだけで筋骨が軋む。罪人たちは列をなし、延々と石を運び、積み、壁を築く。塔はすでに雲を突き破っているが、先端は常に見えず、一段積み上げれば、また一段が必要とされる。

労働は永遠に続く。

休みは、一応、存在する。ほんの一瞬、腰を下ろせば、たちまち深い眠りに落ちる。だが、その夢の中で、彼らは現実の倍の重労働を強いられる。夢の中では石材はさらに重く、監督の鞭はさらに鋭く、達成不能なノルマがさらに膨れ上がる。夢から覚めた時、彼らは休む前よりも深い疲労と、倍増した絶望だけを手にする。

眠らなければ肉体が崩壊し、眠れば魂が削られる。この地獄では、働くことも、休むことも、等しく罰なのだ。自堕落に過ごした時間は、ここでは「意味のない労働」として清算される。無為に流した一刻一刻が、今では延々と積み上がる石材の数に変換されている。

周囲には、石を砕く音、重いものを引きずる音、そしてかすれた呻きしか聞こえない。誰も言葉を交わさない。交わす意味がないからだ。ただ、無意味な塔を、永遠に、ただひたすらに築き続ける。

塔は、彼らの生きていた時間そのものの墓標である。そして彼ら自身が、その墓石を運ぶ哀れな奴隷となった。

「ねえ…これを登るの?」レンは、先端が雲の彼方に消えた塔を指さし、信じられないという顔で毛玉に質問した。

「仕方ないだろ。ヴェネゴールは、恐らく最上階にいる。」

「大丈夫です!飛べば早く着けるはず。『聖剣戦略・飛行形態』、再構築します!」セリナは天使化し、塔の頂点を目指して飛び立った。だが、

「あれ?」瞬時に元の場所に戻されてしまった。塔は、そんな「ズル」を許さないらしい。

「ドクターはこう言ったことがあります。『登るのが面倒なら爆破してしまえ、ホトトギス』。つまり、塔を解体すればいいであります。」

「私、そんな危ないこと言ってないと思うけどな。」※未来の毛玉の発言である。

「ジャンジャンジャン!C4くんであります!」エンプラは白い粘土のような爆薬を取り出し、塔の根元に設置した。ゆっくりと配線を整え、起爆スイッチを押す。

鼓膜が裂けんばかりの爆音の後、エンプラが叫ぶ。

「ティンバー!であります!」(木こりが木を倒す時の掛け声だが、微妙にずれているところがエンプラらしい。)

しかし、

「そうだよな。これで壊せるなら苦労はしないよ。」塔には傷一つついていない。「恐らく、この塔もヴェネゴールが作った『システム』の一部だ。私の魔法システムや、マムブスの価値システムのような、ルールそのものだ。」

「しすてむ?」全員、「システム」とは何かの顔をしている。

「システムとは、世界を動かすプログラムだ。その影響範囲はそれぞれ違うが、ルールはその範囲内では絶対だ。例えば私が作った魔法システムは、魔法の『クラス』を定義し、魔力を消費することでそのクラスを『インスタンス化』し、現象を起こす。」毛玉は魔力を集中させ、手の平から炎を灯してみせた。

「このシステムの利点は、誰でも魔力という対価を支払えば魔法を使えること。まあ、私がシステムへのアクセスを拒否したら使えなくなるけどな。」

「マオウさんは魔力の精霊ですよね?その場合はどうなるんですか?」

「いいところに目をつけたな。魔法システムは、私に魔力を支払うことで魔法を使うシステムだ。私自身が使う場合は、右ポケットのお金を左ポケットに入れるようなものだから、実質的に魔力は消費しない。」

「ずるいじゃん!」

「ずるくない。これで、この塔のシステムのことが少し理解できたかな?」

全員、首を横に振った。

「いいか、じゃあこう説明しよう。

public class Dungeon

{

public void Enter(string entrance)

{

if (entrance == "正面ゲート")

{

Console.WriteLine("ダンジョンに入場しました");

}

else

{

Console.WriteLine("正面ゲートから進入してください。入口に戻されます。");

ReturnToStart();

}

}


public void BreakWall()

{

Console.WriteLine("外壁は壊せません");

}


private void ReturnToStart()

{

Console.WriteLine("開始地点に戻されました");

}

}

var dungeon = new Dungeon();

dungeon.Enter("正面ゲート"); // OK

dungeon.Enter("裏口"); // NG → 戻される

dungeon.BreakWall(); // 壊せない

「余計わからなくなった。」

「魔法の呪文ですか?」

「C#は読めないであります!Pythonで書いてくださいであります!」

「なるほど、これならわかりやすいですね。さすが兄貴。」

「え?」

エンプラでさえ読解が難しい機械語のコードを、ザガンは興味津々に読みふけっていた。そういえば、彼女は精巧なからくり人形を作ったこともある。もしかすると、とんでもない才能がここで開花するかもしれない。

「要するに、登ればいいだけの話だろ?見てろよ、こんな塔、すぐに頂上まで行ってやるから。」

レンは塔の内部へと足を踏み入れた。しかし、足が床に触れたその瞬間──

奇妙なBGMが鳴り響き、視界が切り替わった。そして、四体のスライムが現れた。

「なんでこんなところにスライムが!?相手してる暇はないよ、さっさと…え?動けない!?」

いつもなら素早く動けるレンが、まるで床に吸い付かれたように動けなくなっていた。代わりに、目の前に見慣れないコマンド欄が浮かび上がる。

▼こうげき ぼうぎょ

アイテム にげる

「なにこれ…」

「塔のシステムだろ。どうやら。」

「うるさい、わかってるよ!もう、攻撃だ、攻撃!」

レンは「こうげき」を選んだ。するとコマンドが変化した。

▼ざんげき にれんざん

ためる  でんこうせっか

「俺、そんな技覚えてない気がするんだけど…まあいい、電光石火だ!」

レンは『でんこうせっか』を使おうとしました! しかし、気力が足りません!

「気力ってなによ!?嘘だろ、まだ動けないままだし!」

スライムAの攻撃! レンに3のダメージ!

スライムBの攻撃! レンに4のダメージ!

スライムCの攻撃! レンに1のダメージ!

レンのHPは残り5です!

「痛っ!なんで俺、いきなりスライム相手に瀕死なんだよ!?…って、まだコマンドできるのか。」

勇者セリナが仲間になりました!

ガンナーエンプラが仲間になりました!

「助かります!行くぜ、『にれんざん』!」

レンは『にれんざん』を使いました!

スライムAに3のダメージ!

スライムAに3のダメージ!

スライムAを倒しました!

「レン君、ライフが赤くなっています!私のコマンド欄には回復スキルがありません…そうです、アイテムなら!」

セリナは『やくそう』を使いました! レンのHPが10回復しました!

「いつそんなもの持ってたの!?まあ、とりあえず目の前の敵を!」

スライムとの少しばかり苦戦の後、三人はようやく残りのスライムも倒した。

勝利のファンファーレが鳴り、どこからともなく聞こえる天の声(?)が告げる。

経験値120を獲得しました!

スライムのねんえき×3を手に入れました!

剣士レンはレベル2にあがりました!

勇者セリナはレベル2にあがりました!

ガンナーエンプラはレベル2にあがりました!

「スライムの粘液とかいらねえよ…なにがどうなってるのか、さっぱりわけわかんねえ。」

「エンプラは知っているであります!これはゲームであります!それも、RPGタイプのであります!よく徹夜でレベル上げをしたでありますよ!」

「なんで、こっちがコマンド選んで決める間、スライムさんたちはじっと待ってるんだ?」

「ターン制だからであります!」

「なんで自分の技が使えないんだ?」

「実装されてないからであります!」

「なんで何もないところからいきなりスライムが出てくるんだよ!」

「エンカウントしたからであります!」

「ええ…」

つまり、この塔のシステムは「RPGゲーム」そのものだった。一階に入った瞬間、ゲームがスタートする。目指すは最上階のラスボス、ヴェネゴール。それが、このシステムの絶対的な仕様らしい。

「ふむ…私も使用できる魔法が、このシステム内で定義されているものに制限されているね。残念だが、この塔の中では、この『ゲーム』のルールに従い、地道に登っていくしかなさそうだ。」

魔法使い__が仲間になりました!

「あんた、名前はどうした?」

「ないから空欄になったと思う。このシステムでは、偽名は認められないらしい。」

「はう…なんでうち、この技しかないんですか?」

マスコットザガンが仲間になりました!

「どれどれ…『はねる』…ただ跳んでるだけだ、何も起きない…」

場が沈黙に包まれた。

「まあ、きっとレベルが上がれば、いいスキルが覚えられるでありますよ!」

「慰めはいりません。どうせこの塔の中でも、うちが一番弱いんでしょうね。」

こうして、五人は最上階を目指し、RPGとしての「冒険」を開始することとなった。

背景のBGMも、場の空気を読んで(?)、勇ましい戦闘風のものに切り替わっている。

塔の攻略は、決して容易ではなかった。彼らはゲーム内のステータスとスキルに縛られるだけでなく、何より酷いのはえげつないほどの高いエンカウント率だった。

「げっ、まだ?まだ五歩しか歩いてないのに!?」

無限地獄、その名の通り、マップ上には何もないが、無限に敵とエンカウントする。しかも、「にげる」を選ぶと所持金が半減するペナルティまである。

さらに、

「10階にいるミノタウロスを倒してくれ。お礼に最高クラスの伝説の剣をくれてやろう。」

罪人たちからのサブクエストを受けることもある。(なぜ2階にいる罪人が伝説の剣を持っている? 意味がわからない。)

毛玉は強引に罪人の所持アイテムをチェックし、実際にあるなら奪おうとしたが、塔のシステムの強制力でそれができなかった。

断念して10階を目指すが、

「なにこれ…」

5階で開かない扉に行く手を阻まれる。

「3階にいるおじいさんが鍵を持っているかもしれない。」その情報を聞き、3階へ向かう。

「ごめんね、それは4階の少年にあげちゃったよ。」そこで4階へ。

「あの子、20階に冒険に行っちゃったからここにはいないよ。でも私に予備があるから、欲しければブラックウルフの牙と爪と皮をそれぞれ10個持ってきて。」

そしてドロップ地獄へ。

「なんで皮だけドロップしないのよ!普通、倒したら解体して手に入れるでしょ!」

魔物は倒されるとアイテムをドロップして消える。なので、一匹のブラックウルフから全ての素材を手に入れるわけではない。現状、牙と爪は50個を超えているのに、皮は1枚しかドロップしていない。

「ザガンちゃんは『幸運の悪魔』でしょ?どうにかならない?」

「今のうちのステータスに、そんな能力はありません。うちはただ『はねる』しかできないダメウサギです…」

もうレベル10まで上げたのに、ザガンはまだ「はねる」しかできない…。

自慢の幸運と物質変換も、塔の中では無効と同然。

万難を乗り越え、ようやく10階にたどり着いたが、

「ミノタウロス?とっくに倒されちゃったよ。君たち、ついてないね。」

タイムオーバーでクエスト失敗。

「ちくしょう!あれだけ走らせといて、結局何もないのかよ!」

このように、一見簡単そうで報酬が豊富なクエストは、必ずうまくいかない。あちこち走らせ、戦わせ、アイテムを集めさせ、ようやく完成できるかと思えば、今回のようにタイムオーバーで失敗することも多い。

その上、

「まだ箱押し!?もういい加減にしてよ!」

行く手を阻む悪質なミニゲームもたくさんある。謎解きクイズ、反応速度を試すリアクションゲーム、華麗さを競うコンテストゲーム…。

このシステムは、無限地獄のコンセプトに忠実に、決してプレイヤーを休ませない。もし立ち止まれば、

「なんでこの階にドラゴンがいるの!?」

「しかもレベル200…勝てません、絶対勝てません。」

ザガンが「はねる」を使ったが、何も起きなかった。

現在のパーティーレベルを遥かに超える強敵が出現し、逃げるしかない場面に追い込まれる。そして逃げれば、

所持金の半数を失う。

それでも、五人は力を合わせ、ようやく最上階へたどり着いた。

最上階は、これまでの派手さとはうって変わり、質素なマンションの一室だった。むしろ、周りはまだ工事中で、塔をさらに高くする罪人たちの集まりであり、ラスボス戦の舞台としてはあまりにも締まりがなかったが、五人にとってはどうでもいいことだった。

(はやくヴェネゴールを倒して、文字通りの「無限地獄」を終わらせよう。)

全員がそう思っていた。

部屋のドアをノックすると、中から少女の気力のない声が聞こえた。

「…マムブスの出前?ドアの前においてて。支払いはいつものように振り込むから…」

それっきり、何の反応もない。

「もう我慢の限界だ!俺たちがせっかくここまで来てるのに、なんだよ、あの態度は!出前と勘違い?どんだけ自堕落な生活してるんだ!こんなドア、真っ二つにしてやる!」

「やめて、レン君!」

「止めるな、セリナ!俺はそうしないと気が済まない!」

「ドアに鍵、かかってませんよ。」

そう言って、セリナはドアを開けた。

ドアが開いた瞬間、甘ったるく淀んだ空気が押し寄せてきた。

腐りかけたピザのチーズ、炭酸の抜けたコーラ、埃っぽい漫画紙の香りが混ざり合った、閉じ込められた怠惰の匂い。

室内は、ゴミの海だった。

床は、食べ残しのピザの箱、空のコーラ缶、ポテトチップスの袋で埋め尽くされている。漫画やゲーム雑誌が山積みになり、ところどころで崩れ、まるで瓦礫のようだ。窓はカーテンでぎっしりと閉ざされ、薄暗い室内には、テレビとゲーム機のランプだけが微かに点滅している。

部屋の中央にあるベッドは、その混沌の中心だった。

シーツはくしゃくしゃに丸められ、掛け布団は半分床に落ちている。その中で、小さな塊が丸まっている。

それが、ヴェネゴールだ。

シロクマのパジャマを着た、青い髪の少女。髪は寝癖でぼさぼさに逆立ち、片方の頬にはシーツの跡がくっきりと刻まれている。口は半開きで、よだれを少し垂らし、微かにいびきをかいている。そのいびきは、小さく、規則的で、どこか無防備でさえある。

彼女の手元には、ゲームのコントローラーが握られたまま転がっている。テレビ画面には、ポーズ画面がついたままで、BGMだけが倦怠感を含んだループ音を響かせている。枕元には、開いたままの漫画が数冊、ページが折れ曲がりながら積まれている。

時折、彼女が寝返りを打つ。

すると、ベッドの下からさらに空き缶が転がり出たり、漫画のページがはらりと舞い落ちたりする。しかし、彼女は一切目を覚まさない。ただ、もっと深く布団に顔を埋め、シロクマのパジャマのフードをかぶり直すだけだ。

この部屋全体が、彼女の領域であり、彼女の怠惰そのものが形になった居城であった。清掃の意志も、整理の気力も、外界への興味も、すべてがここで深い眠りの中に沈殿している。

怠惰の王は、戦わず、統治せず、ただ眠り続ける。

これが、怠惰の王国の、最も完成された姿だった。

「信じられません…ここは、地獄ですか!?」予想外にも、レンよりセリナの方が先にキレた。

「何この汚部屋!セリナ、こんなの耐えられません。女の子の部屋がこんなんでいいわけがない!レン君より酷いです!」

「いやいや、なんでそこで俺を引き合いに出すんだ!俺の部屋、ここまで酷くないよ。掃除も週一回はしてるし!」

「掃除は毎日するものです!片付けますから、レン君も手伝ってください!」

「おおお!これは吾輩にもまだ見たことない漫画であります!ちょっと、おつまみもあります!」エンプラは床に転がった漫画を読み漁り始め、ヴェネゴールの食べかけのポテトチップスをおかずにした。

「お行儀が悪いです!エンプラちゃんも女の子なんだから、整理整頓を勉強しなさい!」

「いや、吾輩は性別がないでありますから!」

「口答えはしない!」

「はいであります…!」

年末大掃除モードに突入したセリナに、逆らえる者はいない。

「この隙にヴェネゴールを仕留めるぞ。」毛玉は冷静に指先に魔力を込めた。しかし、

「マオウさんは外に出ててください。レディの部屋には、男士に見られてはいけないものがたくさんあります。いいと言われるまでは入らないでください。」

「いや、でも…」

「これからヴェネゴールさんにお風呂に入らせる予定です。そんなに、彼女の胸が見たいですか?大きいですよね、セリナたちと違って。」

「わかった、外で待つよ。」

マムブスと戦った時の面影もなく、あの毛玉も折れた。

「うちも手伝ってもいいですか?『はねる』しかできないうちでも…」

「いいですよ。ザガンちゃんも女の子でしょ?」

「わ、わい!…すまない、兄貴。」

マンションのドアが閉じられ、中から掃除機の音と洗濯機の回る音が響き始めた。ドアの外には、男士組の毛玉が一人ぽっちで、その大掃除の終わりを待っていた。

「女の子は分からん生き物だな、モリア…。でも、なんでお前があの子たちを未来から呼び寄せたのか、少し分かった気がする。俺は一人でこの地獄を6000年以上旅してきた。でも、最近みたいに『楽しみ』を感じたのは、初めてかもしれない。」

依頼期限まで、残り15日。


無限地獄は、苦しみで満ちているわけではない。


そこにあるのは、

「やらなければならないこと」だけだ。


終わらない作業。

進まない達成。

積み上がるだけの時間。


そして、

それを止める力を持ちながら、

ただ眠り続ける王。


地獄は、暴君が支配する場所ではない。


誰も責任を取らないまま、

システムだけが動き続ける場所だ。


次回、

怠惰の王は目を覚ますのか。


それとも——

起こされることこそが、

彼女にとって最大の罰なのか。

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小説の結末を見たくない(泣)
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