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✒ 第5回、動画撮影


マオキノ

「 セロ様,マオ様──、準備が整いましたエリ 」


マオ

「 うん、分かった。

  じゃあ、始めるな 」


セノコン

「 マオ様、セロ様のピアノ演奏で3週分使いますエリ。

  今回は3月の第1日曜日に配信する分を撮影しますエリ 」


マオ

「 マジかよ。

  ピアノ演奏で3回も使うのか?

  批判コメントが殺到したりは── 」


セノコン

「 マオ様、批判コメントを気にしていたら動画配信なんて出来ませんエリ。

  批判コメントは有ってナンボですエリ。

  僕達キノコンのオヤツが増えるだけですエリ♥️ 」


マオ

「 批判コメントはきずくけど、オヤツにするのは犯罪者みたいな悪人だけとどめてほしいな… 」


マオキノ

「 コメント荒らしは決まり(ルール)も礼儀もモラルも守れない犯罪者予備軍──、既に手遅れな重症の末期犯罪者ですエリ!

  僕達キノコンのオヤツに相応しい犯罪者達ですエリ★ 」


マオ

えつった表情でよだれらさないでくれよ…… 」


マオキノ

「 失礼致しましたエリ。

  炎上コメントは僕達キノコンにとって御褒美ですエリ★ 」


セノコン

「 マオ様は気にしないで大丈夫ですエリ。

  ささっ、始めてくださいませエリ 」


マオ

「 お、おぅ…… 」






 オレはキーボードの1ヵ所を指で軽く叩く。


マオ

「 ──画面の向こうにる視聴者さん、御早う!

  今日こんにちわ,今晩わ!

  第9回目の【 セロに聞いてみよう! 】を始めます!

  オレは助手のマオ!

  此方こっちがセロです! 」


セロフィート

「 視聴者のみなさん、1週間りです。

  如何いかが御過ごしでしたか? 」


マオ

ところでマオキノ──、なんでノートパソコンを持ってたんだ? 」


マオキノ

「 今回はチェス対戦をして頂きたいですエリ 」


マオ

「 チェス対戦って? 」


マオキノ

「 チェス愛好家が集まるチェス倶楽部のサイトと繋がってますエリ。

  これからセロ様にはチェスで50人勝ち抜き戦をして頂きたいですエリ 」


マオ

「 50人勝ち抜きぃ??

  セロなら50人くらい楽勝だと思うけど、セロと対戦してくれる50人はるのか? 」


マオキノ

「 問題ないですエリ。

  チェス愛好家倶楽部の会員達のなかからぐりのつわもの達を募集して厳選しましたエリ~~ 」


マオ

「 チェスって面白いのか?

  たまTVテレビで放送されてるの見るけど── 」


マオキノ

「 チェスのルールを知らないマオ様は秒で負けちゃいますエリ。

  マオ様はスイーツを食べながら画面を見ていてくださいませエリ 」


マオ

「 お、おぅ…… 」


 オレはマオキノが用意してくれた椅子に腰をろして座る。

 マオキノがしいスイーツを用意してくれる。

 オレはスイーツを食べながら、セロのチェス対戦を見る事になった。


 セロは椅子に腰をろしてノートパソコンに向き合う。

 壁には大型モニター画面が設置されていて、セノコンは大型モニターに映し出される映像を撮影するみたいだ。

 キノコンのかさなかには大型モニターもるんだな~~。






 セロが画面の向こう側の対戦者とチェスを初めて1時間が経つ。

 案の定、セロは1敗もしていない。

 チェスの対戦が終われば、控えていた次の対戦者に切り替わり、チェスの対戦がぐに始まる。


 大型モニターの右側には、対戦を視聴しているチェス愛好家倶楽部の会員達が書き込んでいるコメントを読む事も出来る。

 コメントの左側には投稿した時間が表示されているから、チェスき達のなまコメントが読めるって訳だな。


 これは編集してからアップする動画だから、づけに関してはセノコンが消すかも知れない。

 黒塗りして隠すとかな?


マオ

「 セロ、ぶっとおしで対戦してるけど、休まなくて大丈夫か? 」


セロフィート

「 問題ないです。

  チェスもなか(なか)面白いですよ 」


マオ

「 オレにはサッパリだよ。

  面白さが分からないな……。

  セロの本業は手品師だからさ、視聴者達からチェスも “ 手品を使って勝ってる ” って思われるかも知れないな? 」


セロフィート

「 パソコンで対戦している相手に手品が通用すると本気で思ってます?

  それにワタシの本業は手品師ではなく吟遊大詩人ですし 」


マオ

「 そういう設定な~~。

  今更だけど、セロはなにいろを選んでるんだ? 」


セロフィート

「 白です 」


マオキノ

ほんに今更な事ですエリ~~ 」


マオ

いだろ、別にぃ!(////)

  でもさ、こんなに強いとTVテレビのチェス番組に呼ばれちゃうかも知れないな!

  セロは強いからさ! 」


セロフィート

「 勝ち抜き100人を10回すれば呼ばれるかも知れませんね 」


マオ

「 マジかよ……。

  じゃあ、あと950人と対戦して勝つ必要が有るって事かよ?

  TVテレビ番組に呼ばれるのも大変だな…… 」


セロフィート

「 マオ──、今回は眠くないです? 」


マオ

「 うん。

  マオキノがスイーツを用意してくれてるから睡魔はないな 」


セロフィート

「 ワタシが先に50勝するか、マオが睡魔に負けるか勝負しましょう 」


マオ

「 えぇっ?!

  勝てる自信がないんだけど?!

  ──っていうか、オレと話ながらく、チェスが出来るよな? 」


セロフィート

「 慣れてしまえば出来ます。

  直接、向かい合い対戦者している訳でもないですし 」


マオ

「 まぁ……そうか……。

  チェスはさ、なんかい使う予定なんだ? 」


セノコン

「 50人勝ち抜きですエリ。

  4週分を使いますエリ。

  第1日曜日と第2日曜日は13人との対戦を配信予定してますエリ。

  第3日曜日と第4日曜日は12人との対戦を配信予定してますエリ。

  対戦は倍速にしますエリ 」


マオ

「 倍速で対戦を見るのか? 」


セノコン

「 チェスきでない視聴者への配慮ですエリ。

  初心者にも分かり易く編集させて頂きますエリ 」


マオ

「 へぇ~~ 」


セノコン

「 倍速で見たくない視聴者向けに長編動画も配信する予定ですエリ。

  マオ様の大食い,セロ様のピアノ演奏,今回のチェス対戦──と出来上がり次第、長編動画のアップをさせて頂きますエリ 」


マオ

「 楽しそうでなによりだよ…… 」


マオキノ

「 マオ様、4月の撮影は心霊スポットに行きますエリ 」


マオ

「 絶っ対にだよ!

  大体なぁ見えないオレが心霊スポットに行ってなにするんだよ? 」


マオキノ

「 有名な心霊スポットがかず多く在っても、金銭面の都合や体調面の都合,職業上の都合で行きたくても現地に行けない心霊スポットファンは多いですエリ。

  そんなファンに少しでも心霊スポットの雰囲気を楽しんでもらう為の心霊スポット巡りを始めたいですエリ。

  マオ様のリポートをとおして、現場の状況や雰囲気を視聴者達へ御届けしますエリ。

  霊的現象や怪奇現象が起こらなくても問題ない動画ですエリ 」


マオ

「 オカルト関係はオレじゃなくて陰陽師のシュンシュンだろぉ~~!!

  オレはなにも見えないし、感じないし、分かんないんだぞ。

  気分が悪くなったり、頭が痛くなったり、急に悲しくなったり、がしたり、悪寒がしたり──しないんだぞ? 」


セロフィート

「 やらせ感を感じない人材としてはいのではないです?

  しょうれいさんから聞きましたけど、ほんとうにヤバい現場へ行くと “ お漏らし ” をしてしまう人がオカルト業界にはるそうです。

  しょうれいさんなら知っているのではないです? 」


マオ

「 え゛っ──。

  マジでヤバい心霊スポットに行ったら “ お漏らし ” するって最悪じゃんかよ!

  その人、替えのオムツとかズボンとか荷物が多そうだな…… 」


マオキノ

「 聞いた事ありますエリ。

  オカルト雑誌の編集部で働いているオカルトライターの誰かですエリ。

  調べて連絡してみますエリ 」


マオ

めろぉ~~!!

  勝手にはなしを進めるなぁ!! 」


セロフィート

「 マオ、4月は出逢いの季節です。

  新しい出逢いを体験しましょう 」


マオ

「 セロ──、面白がるなよな!!

  もう、終わるぞ!! 」


マオキノ

「 マオ様、だ50人を勝ち抜いてませんエリ~~ 」


マオ

「 どうせあとで編集するんだからいだろ! 」 


 なんかんや有って、セロがチェス対戦を終わる迄、動画撮影は続いた。

 セロが1敗もせず50人のネット対戦者達に勝ったのは言う迄もないよな?


マオ

「 じゃあ──、今度こそ終わるからな!

  ──今回は、この辺で御開きな。

  ──視聴者のみんな、最後まで見てくれてがとな!

  次回の【 セロに聞いてみよう! 】で会おうな! 」


 オレはバイバイしながらキーボードの1ヵ所を指で軽くを叩いた。






マオ

「 ふぅ~~。

  今回も長かったな。

  これで3ヵ月分の動画撮影を出来た訳だよな 」


セノコン

「 3月最後の日曜日は第5日曜日ですエリ。

  出張動画撮影になりますエリ 」


マオ

「 出張かぁ。

  で撮影するんだ? 」


セノコン

「 激辛料理専門店ですエリ 」


マオ

「 激辛料理………… 」


マオキノ

「 候補の店は既にピックアップしてますエリ。

  予約が取れた日に撮影しに行きますエリ 」


マオ

「 激辛料理はセロが挑戦するんだよな?

  オレは食べないからな! 」


セノコン

「 マオ様には激辛以外のメニューを完全制覇して頂きますエリ 」


マオ

「 えっ?!

  オレも食べるのかよ…… 」


セノコン

「 マオ様の大食い動画は、4月の第2日曜日 ~ 第4日曜日の配信に使いますエリ 」


マオ

「 そっか……。

  3月ちゅうに激辛料理専門店で撮影が出来ればいんだよな 」


セノコン

「 次は5月に配信する動画を撮影します。

  準備をしますので御待ちくださいませエリ 」


マオ

だ撮るんだな~~ 」


セロフィート

「 マオ、きみなにもしてないのに疲れてます? 」


マオ

「 うぐ…………(////)

  耳が痛い事を── 」


セロフィート

「 次はマオが挑戦する動画にしましょう 」


マオ

「 えぇっ?!

  オレになにさせるだよ~~ 」

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