誰かに怒りたいだけ
「ちょっと!宿題してっていったよね!?」
「ごめんなさい……」
「これは貴方の為を思って言っているの!」
「分かったら精々失望させないで頂戴。」
誰かの圧力で息が苦しい。
その『優しさ』が、その『思い』が、今は辛くて辛くて仕方ないんだ。
お願い、僕を捨てないで。
お母さんが居なくなったら、僕、いきていけないんだ。
何度も何度も何度も何度も言われて、もう飽きちゃうよ。
お願い、期待をしないで。
貴方の期待に答えなくちゃいけなくなるんだ。
誰かに寄りかかりたいだけ。
不安で、不安で、苦しいよ。
構って欲しいだけじゃない。
ただの、14歳の戯言。
作者が一瞬思った事を脚色を加えて投稿致しました。