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梵天丸と狂姫
彼女と少しでも居たかったから幼いままに身を任せ駄々をこねて彼女をよく困らせた。
「ねぇ、手鞠で遊ぼう。」
「次は、御話を読んでそれから和歌も詠んで遊ぼうよ。」
一言で言えば彼女を離したくないそれこそ今で言う
独占欲 勘違いではない今だって、彼女を自分以外の人間と会わせたくない。
片倉は、しょうがないが(彼も昔彼女に助けられた。)他は女中でも嫌だ。
こんな俺は
狂ってるって?
(知ってるって)
自分が、一番解っている…
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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