オチマシタ
エブリスタの作品をリメイクいたしました!
エブリスタと違いお相手は1人です。
他の方との恋愛要素はそのままに進める予定です!
私は、確かに本屋に向かっていた。
「今日は、誰にしようかな?昨日は伊達政宗の攻略ページ読んだんだよねー」←よいこは立ち読みしないでね!
なんて呟きながらいつもの本屋に向かって歩いていた。
しかし、角を曲がると落とし穴でした。
ごめん、何言ってるかわからないと思うけど落ちたんだよ!変な穴に!
「~~~~~~~~~っ!」
恐怖で声もでないし、目をつぶっていたので時間感覚も、わからないやがて腕を捕まれる感覚でやっとこの地面に足がついているのだと感じた。
ガシッ
「姫ここは危険です。私と共にここから逃げるのです。」
なにやら、切羽詰まった美形なお兄さんが私のかたを掴み何かを訴えている。
てか、
「姫って誰のこと?」
シリアスな場面に私の間抜けな発言がこだまする…。
そして、それによって私の思考回路が少しずつ働きだした。
(確かに本屋に向かって歩いていたはずだ、なのにここはどこだ?)
それに、私の格好まるで時代劇のお姫様のような格好だ。
「えっなにこれ?!」
結局訳がわからなくなって思わず叫んでしまったのだが…。
「ひっ姫?とりあえず逃げましょう。私におつかまりください。ここから飛びますよ。」
と美形なお兄さんが私を抱き上げる。私は仕方なしに首に手を回す。
はっ早い~~!
「えっ、あの、うっ…。」
思わず舌を噛みそうになり慌てて口を閉じる
相手は相当急いでいるらしく、そのまま外へと出た。
私は、あまりにも速かったので目をつぶり彼にしがみついた。
まるで、ジェットコースターに乗っているかのようだ。
私の意識はだんだんと遠くなるのを感じた。
そして彼が、「姫様!」 と小さく焦った感じです呟いた声を私は聞き取ることができなかった。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
感想などありましたらよろしくお願いいたします!