細かっ
なかなかレオの活躍に入らない。
…無駄にチート機能付けたのに。
主人公でもないやつに。
―ってことで講堂―
「へー、こんなとこあったんだ」
「始めて知ったよー」
二人とも笑っていますが笑い事ではないです。
「なぁフィリア」
「何か?」
レオに聞かれて喧嘩腰のフィリア。
「ここ、いるよな?」
「ここ…?ああいるね。それで?」
「それでって何?それでって!!」
セノーテがフィリアに聞く。
「いや、確認しただけ。放送が嘘だったら嫌だからな。良くあるじゃないか、放送が乗っ取られているパターン」
「そだね。別にどうでもいいけど…」
さらりとフィリアがセノーテを無視してレオと会話を続ける。
「…お似合いだよフィリア」
無視されたセノーテが怒気を放ってフィリアに言う。
「なっ!!」
「ねーフィリア。カガラルトって何?」
ライラが今さらながらフィリアに聞いた。
「今さら聞く?!まいいや。カガラルトって言うのは…人食い鬼だよ」
「ふぅん…って人食い鬼?!ええ!!」
驚くライラを見て驚くフィリア。
「そんなに驚くことないじゃん。人を喰らう鬼なんて至る所に溢れているよ?」
「どのくらいの大きさかなぁ」
「19,97mというのが一般に伝わる大きさ。極稀に30mのものが生まれるらしい。伝承によるとその姿猿の化身にて力は壮大なり。魔の物の中、中の強さを誇りたりだって」
フィリアが解説する。
「こ、細かっ!!小数点第二位まで言いますか…」
「後は、変化して紛れ込み人を食うね。丁度今みたいに…」
「おい!なんだよそれ…」
「だって、いるんだからしょうがないでしょ」
恐ろしい発言をしていくフィリアにライラも突っ込みしきれなくなっていく。
「いるって…カガラルトが?」
ソフィーが聞く。
「あそこの壁に化けている奴がそうだ」
それにレオが答える。
なかなか良いコンビネーションだと思う。
「えっと、壁しか見えないんだけど…」
「うん。壁に化けているからね。分かったら凄いよ。でも輪郭があそことあそこに見えるのが分かる?」
フィリアが壁際を指す。
「あ、分かった!あれだね!!」
セノーテが嬉しそうにフィリアが指したところを指す。
「って大丈夫なの?!そんなところにいるのに!」
レンがフィリアに聞いた。
「……」
フィリアが沈黙します。
「…大丈夫じゃない?多分」
「へぇ~。じゃ聞くけど多分って何?今の間は何?!」
「ふふっ」
フィリアがレンに笑った。
「…なんか心配だな」
「え!」
ライラに言われてフィリアが驚く。
「でも僕がセノーテを守るから!」
「ありがとレン」
セノーテがレンの腕に抱きつく。
「ちっ。くっつくまではさっさとくっつけよとか思うのにくっついたとたんカップルってウザくなるのはなんでかね?フィリア」
ライラがフィリアに聞いた。
「さぁ?私は恋なんかしないだろうしわかんないよ」
「それはそれでムカつくよ~!くそー、誰かいい人紹介して~」
恋がしたいらしいライラ。
「フェカとか?」
「いや、アイツは論外だし!ってかなんでフェカ?!」
「んー、じゃあ…」
フィリアがライラにお似合いな人を考え出す。
「考えんでえーわ!!」
「兄上とか?」
「エ!!」
ライラはフィリアが上げたまさかの人に驚く。
「あはは。じゃライラが好きなのはフェカか。うんうん」
フェカが何かをフィリアに言ったみたいです。
「ちょ、フィリア納得しないでよ!!」
「え、違うの?だってキ…」
「驚かれた!ってか言うな!いーか女の恥だから言うなよ!!」
フィリアのセリフにかぶせてライラは叫ぶ。何事かと講堂にいる生徒の半分くらいがフィリアの方を見る。
ライラはフィリアが余計なことを喋らないようにフィリアの口をふさぐ。
「は、放して~。別にいいじゃん、男の方からしてくれたんだよ?喜ぶべきでしょ」
「でも、ダメなものはダメ!!」
ライラが叫ぶ。
で、生徒が全員講堂に避難したのを見ると校長(エロジ…女の子が好きなおじさん)が話す。
「えー、まーうむ。いいのー」
割愛します。
しばらくすると壁が動いた。




