大爆発(笑)
山の奥へとズンズン進み入るライラ一行。
「ここら辺でいっかな。ナナイ!カガイ!出てこい!バッキャロ~!って、この2人じゃなくね?アースさんとこにいんだよね!?」
「そのはず…いや、アースさんがもう逃がしたか」
「そんなので出てくるんですか!?」
ライラに思いっきり息を吸って罵倒された2人が現れる。
「…本当に出てきちゃった」
呆れたフィリアの声に、ナナイの目がハートになる。
「か、かわ…!?え、この子誰!?」
「フィリアだよぉ~」
ニマとナナイへ笑いかけたフィリアをレオは2人から見えなくなるように後ろへ隠す。
「フィリア!?え、なななんでそんな姿で!?」
「見んな。フィリアが穢れる」
「ひどい言いようだ!?」
「シベリス黙れうるさい」
レオの背中に黒い炎が見えた気がするフィリアはブルリと小さく震える。
「進化した私の龍の力を見よ!!食らえ、龍星群!!」
ドッカンとエネルギー体が降り注ぐ。
呆気なく2人は塵となった。
「若干フラグだったが、平気か…」
「りゅ、龍!?」
ライラの髪からバチバチと青い稲妻が放たれ始める。
「おい、魔力がセーブできていないぞ。あれほど朝の訓練でセイロウにどやされていたのに」
それをレオが指摘する。
「セイロウの訓練って、怖いよねぇ」
「ん?…クンカクンカ」
「…その擬音はやめておけ」
首をひねり辺りの空気を嗅ぎ出すライラにレオが忠告する。
「変態~(笑)」
「フィリアひどい!!それよりも、土のにおいと燃えるにおいがするよ」
ライラはさらに首をかしげて嗅いだにおいを報告する。
「…おそらく噴火だろうな」
「なんで!?」
「お前が調子に乗って龍星群とか大技を使うからだろう。他の奴らに呼びかけて逃げるぞ」
「メシスさんは?」
「ほっとけ。何とかするだろ」
それからすぐにドォーン!!とすさまじい音を立て山が噴火した。
「ワープ!」
急いでワープをして逃げる7人。
そしてフィリア、ライラ、レオはフィリアの部屋へ戻ってきた。
「…フィリア、記憶はどう?」
「うん?結構前に戻ってるけど」
「え!?」
恐る恐る尋ねたライラはあっさりと戻ってますよ宣言が来て驚く。
「あれ…言ってなかったっけ?」
「言われてません!!」
「ごめんねぇ~」
「ま、いいや。レオが何かしたんでしょ」
「そ~だねー?」
首をかしげてフィリアはレオを見る。
「間違ってはいないが。明日も早いだろ?俺は帰る」
「うんー。じゃ、また明日~」




