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蒼国物語  作者: 松谷 真良
プロローグ
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プロローグ

 この世界は魔法で満ちている。ほとんどの人間が魔法を使うことができるし、龍が住まう異世界とも繋がっている。


空は青く晴れている。海も同じように青く澄んでいる。

これなら、何処かを視ることも出来るだろう。

 


この大陸には、7つの国がある。

大いなる自然があり豊かな我が国、青国リスィエル王国

隣国で機械技術の発達している赤国ファンカレイラ

青国と同盟を組んでいて仲の良く、古風残る緑国リョクオウ。

緑国の隣国、黄国オウカは国土の半分に砂漠が広がっていて残り半分は森、という極端な国で民主制だ。

黄国の隣国で一番北の黒国ハナシは1年のうちほとんどが氷に覆われている雪国。

紫国アレタチは黒、赤国に挟まれており半年ほどを氷に覆われて過ごす。

そして良く知られていないが白国ペガススというペガサスの国が有るらしい。どうもこの国は雲の上に有ると、聞く。

異世界には龍の国ドラゴニアがある。他にも闇国、根国、という国もあるとか…。

 


何処までも青い空を見上げ、私は気合を入れて、目の前の大きな門をくぐる。

 きっと、私を「私」として見てくれる人がみつかるはず。

人と話すのは苦手だけど…。


 目立たないといいな。平穏な学園生活になるといいな。

確か兄上の話によると、この学園、チームを組まないといけないみたいだけど…なんとかなるよね、きっと。


うん、成せばなるでしょ…多分。


大丈夫かな、心配になってきた…。

ばれないといいな。

私は髪をキュッと青いゴムで1つにくくり、固く決心をする。




平和で目立たない学園生活にしよう…と。


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