春に迎えし風
掲載日:2026/02/25
春に迎えしキミの風
恋愛小説のようにはいかないね
気まぐれな風というものが
なぜか僕の前に来て邪魔をするんだ
そんなことはないはずだよ・・
気まぐれな風とは別の風がそう答えた
まちがったことは嫌いなんだ
また、もう一つ違う風がそう言った
僕がその声がするほうへ顔を向けると
その風はさらに透明になって
僕の身体の中を通り抜けるような感覚でいた
その間、キミの言葉も気にしていたから
どれだけの時間なのか、
キミを待ちぼうけさせた
許されること
この恋に限って
どれかは許されるものとして
キミのご機嫌をとりながら・・
やさしく見送る
キミは気づいて
僕のほうは気づかないものがあって
恋する気持ち
この風に迎えしキミの笑顔
この風に迎えしキミのココロ
大切にしていく
どんなことがあっても
キミに迎えし春の風
もしも訪れないとしても
いまのキミに特別なこと
やさしく見送りながら




