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第10章 第2話 

~ ブイコアを失った裕から3ゲーム連取 小武海リード7-6 王手 ~


 コートチェンジ。僕はベンチに座って汗を拭く。


 いやー、やっぱり小武海強いな。余裕もって打った時のショットのキレといったらない。コース全然分からない。気持ちが楽になったんだろう、サーブも全部入れてきやがる。

 ラケットのせいにしたくはないけど、カーボネックスでは出来ることが限られて、小武海に勝ち切るビジョンが描けない。まあでもこれでやるしかないな。とにかくサービスキープして、どこかでチャンスを待つほかない。

 正面打っても返してくるようになったから、ワイドかセンターに打ってエースを狙っていこう。とにかく、なるべくボールに触らせないようにしないと。


 時間になり、エンドラインに移動中、外の観客席から「裕、頑張れー!」「裕くーん!」みたいな声援が聞こえる。杏佳と澄ちゃんだな。ありがとな。このゲームで終わるかも知れないけど、まあ最後まで抵抗するよ。


 ライン上にボールを2回つきながら考える。エースを取りやすいのはセンターのフラット。だけど、ブイコアよりスピードもキレも劣るから、なんとか拾ってくるかも。だとすると‥‥‥。

 僕は、スッとトスを上げる。分からない程度に、ほんの少し外側に。そして、ほとんどフラットのスイングをしながら、少しだけボールの左上をカットする。曲がる分のマージンを取って、センターラインの少し内側を狙って打ち出した。

 頼むぞ、行けー!

 

 ボールはネットを越え、センターライン際より少し内側に向かって飛ぶ。小武海がバックの厚い握りでブロックに向かっているのが見える。僕は、着地したままの勢いでネットに向かう。

 サービスエリア内に着弾したボールを小武海が打ちに行く。

 だが、ほんのちょっとだけど、そこからボールがスライドした。

 小武海はフラットの弾道に合わせて、もうラケット面を用意していたから、修正が効かない。ボールはラケットの先をかすめて、抜けて行った。


 空振り。ノータッチエース。

 

 観客席だけじゃなく、コートを取り囲んだ観衆から、一斉に「いいぞ!」「ナイス、奈良!」と歓声が沸く。

 僕は笑顔で応えながら、アドコートに移動する。15ー0。


 今度もセンターにフラットを打ちたいが、こっちからだと小武海から逃げる弾道で打てない。クロスもケアさせたうえでセンターに打ちたい。

 なので、スっとトスを身体の外側にあげて、でもカットせずにセンターにフラットを打ち抜く。いつものあれだ。

 小武海はトスみて一瞬バックに寄るが、弾道を確かめてからフォアに飛びつく。サーブの切れが落ちているので、「見てから動いても大丈夫」という判断だろう。

 リターンは真ん中に返って来たが足元に落としてきた。僕はハーフボレーを余儀なくされ、セオリー通り、小武海のバックに深く返した。

 が、気が付かなかった! 小武海がダッシュで前に出てきてた。ネットに詰めながら、バックボレーをオープンコートに打ち抜く。なんというフットワーク、そして展開の速さ。この人ほんとに何でも出来るんだな。15オール。


 デュースコートに移動。さっきセンターでエース取ったから、今度はワイドに打ってネットに詰めるか。僕は、真っすぐトスを上げ、サイドライン際を狙ってボールを叩き落して、そのまま前に出る。

 しかし、あれ? もう小武海がフォアの厚い握りで待ってる。ドカンとストレートにリターン。僕は一歩も動けず「あー」って言うだけだ。山張ってきたんだな。自分のサーブはまず落とすことないから、どんどんリスク取って来るんだ。

 15-30。これでメイク・ザ・マッチ。


 どっちかに山張って飛ぶなら、正面だ。返って来るだろうけど、ボレーで勝負だ。

 僕は、フラットサーブを小武海のポケットめがけて放つ。と思ったら、あれ? 小武海が予めちょっとバックに寄ってる。正面に山張ってたのか。

 またまたドカンとフォアのリターンが炸裂。今回は真ん中に来たので、なんとかローボレーでコート中央に返すも、また小武海が詰めてきていた。

 僕が、左右どちらに来てもいいように構え直したところで、小武海はポンと頭上に向かってフォアボレーを放った。あー、やられた! ロブボレーだ。僕は動くことができず見送るだけ。ボールはコーナーにポンと落ちた。

 いや、小武海、お前ホントに上手いねー。15ー40。


 ついに追い詰められたか。マッチポイント。しかも3本。


 16番コートの周りが騒然としている。

 「裕! 一本ずつだよー!」

 「裕くーん。まだいける! 諦めないで!」って声が聞こえる。


 ああ、ありがとな。まあやるだけのことはやってみるさ。

 真司と師匠にもそう約束したしな。


 ******


8 ついにマッチポイントがきちゃった。それも3本。裕、どうやってしのぐ?

 さっきから小武海君は全部山張って、全部当たってる。小武海君の頭にないサーブを打ちたい。およそカーボネックスでは打てないだろう、あのサーブを。


 裕はボールを2回ポンポンついてから、トスをスっと後頭部にあげて膝を折り、身体を沈めた。やっぱりそうか。だけどハードに擦るとフレームに当たるよ。擦りながら押すんだよ。

 裕は弓なりに反らせた身体を戻しながら、身体全体でボールを擦り、対角線上に打ち出した。ああ、いい。これはいいサーブ。ボールはネットを越え、コーナーに向かって急激に落下する。小武海君が慌ててフォアに寄って下がる。 

 が、「フォルト!」の声が響く。ああ、オーバー。やはりスピンの掛かりが悪い。落ち切らない。でも、小さいけどちゃんと真ん中に当たってる。だんだんラケットを手の内に入れてきた?


 さあセカンドサーブ。一本でもミスったら、その時点でゲームオーバー。

 私もう、怖くて見ていられない。けど、見なくちゃ。コーチなんだもんね。

 澄香と一緒に両手握って神様にお祈りする。


 安全を取るなら真ん中にフラット打ってボレー勝負だ。

 だけど、裕は再びトスを後頭部にあげて体を反らせる。小武海君がそれみて一歩フォアに寄る。裕が打ち出したのはその逆、センター。オーバーが怖いのでスピード抑えめだけど、ちゃんとスピンがかかって、バウンドしてから逆方向に跳ねている。小武海君は一瞬逆取られたので、慌ててバックで対応するも、充分な態勢で打てず、真ん中低めにリターンしてきただけ。裕はそれをバック深くにファーストボレー。

 でも、やっぱりスピードがないから、小武海君はすぐに追いついて、一瞬ストレートに視線を送って牽制する。裕がつられてスッとストレートに寄った瞬間、クロスに「シュ」っとスピンをかけた短いパスが放たれた。


 やられた。ゲームセットか?


 しかし‥‥‥裕のもフェイントだった。

 一瞬ストレートに寄ったと見せて、すぐにクロスに飛んでいた。


 だけどパスも極上。ネット超えてからキュって落下する。裕は必死にフォアボレーの腕を伸ばす。届け、届いて! ああ届いた! しかも、ドロップボレー。

 ボールは小さく弧を描き、あれ? 大丈夫かな。越えろ! 越えて! ああネットを越えて小武海君のコートに落下した‥‥‥。


 その瞬間、コートの周りの大観衆から、「ウォー!」って、地鳴りのような歓声が沸き上がった。

「おー、奈良! すげーな、お前!」

「奈良、頑張れ! もう一本返せ!」って声があちこちから飛ぶ。トップ選手同士の高いスキルの応酬に皆が魅了されている。裕は、ちょっと手を上げて声援に応えて、アドコートに移動する。小武海君も(まいったぜ。やるなー)って感じの笑顔で手を叩き、裕にサムアップしてる。

 私と澄香は、上向いて深く息を吐きだすだけで、もう声も出せない。


 30ー40。さあ、あと2本返そう。

 なんとかスピンサーブが打てることが分かったから、クロスにスピンがいいか? そうだ。やはり裕はトスを後頭部にあげて、クロスにスピンサーブを放ち、すぐさまネットに詰める。ボールはコーナーに着弾して、さらに大きく跳ね上がる。

 小武海君は今回は山を張っていなかったので、ボールに追いついたものの、ハードヒットはできず、裕の足元に安全に返すだけ。裕はサービスライン付近でバックのローボレーをオープンコート深くに送り込む。一発では決まらないけど、いいボレー。小武海君は必死にコートを横断して追いつくけど、パスを放つことまではできず、薄い握りで高いロブを上げた。


 裕はロブに合わせてボールを目で追いつつ後退する。私は、思わず、「裕、出るよ! ウォッチ!」って叫んじゃった。裕もそのつもりで、ボール見ながらエンドラインまで下がって、一度弾ませた。ああ、惜しい、アウトじゃなかった。ラインぎりぎりだった。

 ボールは高く跳ね、裕はグラウンドスマッシュの構えに入るけど、この距離だと一発でエースを取るのは難しい。小武海君は態勢を立て直して、裕のスマッシュを待つ。

 裕は、サーブの8割位の力で、安全にバックめがけてスマッシュを打ち出した。


 そしたら、あれ? もうそこで待ってる。分かってたんだな。確かに安全を取ったらあそこに打つわよね。小武海君はフォアに回り込んで、肩を深く入れてコースを隠し、ウィニングショットを打ちにかかる。ストレート、逆クロス、どっち? もう山張ってどっちかに飛ぶしかないよ!


 裕、ストレートに飛べ! 裕もストレートに飛んだ。そして小武海君のショットは‥‥‥ストレート! なんとか裕はラケットを伸ばし、スライスで返すが、浅くなる。それを小武海君はバックにアプローチして前に詰め、パスコースを限定する。

 裕は、コンチでボールを追うけど、ここはもうあれしかない。そのラケットじゃだめかも知れないけど、打つしかない。裕はボールに近づいた刹那、グリップを厚く握り替えて伏せ、ラケットを垂直に下から上に振り上げた。

 

 この一カ月磨いてきたトップスピンロブ。

 私は、もう怖くて見ていられず、目をつぶった。


 ‥‥‥その直後、「カシーン!」ってフレームに当った音がして、澄香と米山さんと、見ていた観客全員から、「ああっ!」って悲鳴が湧いた。


 私が、おそるおそる目を開くと、裕と小武海君が固まって空を見上げてて、その視線のはるか先を遠ざかっていくボールが見えた。


 ああ、シーンがスローモーションになる‥‥‥。


 ‥‥‥嫌、待って、だめ、出ないで。お願い、行かないで‥‥‥。

 

 でも‥‥‥黄色いボールは、私と裕が過ごした四カ月の時間と、二人の見果てぬ夢を乗せたまま、ゆっくりと金網を越えて、そのまま消えて行った‥‥‥。



 「ゲームセット&マッチバイ 福岡柳田高校 小武海明 スコア8ー6」



 審判のコールと同時に、会場全体が「ウォー!」と沸き立ち、観客席の全員が立ち上がって拍手を送る。

「ナイスゲーム! すごい勝負だった。二人ともよく頑張った!」

「奈良ー! かっこよかったぞー! 胸を張れー!」っていうような声があちこちから飛んでる。

 澄香も、「うーっ」って、両手で顔覆ってフルフルしてる。


 ‥‥‥ああ、私、今すぐ裕のところに行きたい! 行って抱きしめてあげたい。

 私は、もう抑え切れずに、観客席を駆け下り、金網のドアを開けて走り出す。

 後ろから澄香が、「あ! 杏佳さん、サンダル!」って叫んでるのが聞こえる。

 

 裕! 私の裕! すごく頑張った! 諦めなかった。健気だった。


 ******


9 あー、やっぱりカーボネックスじゃトップスピンロブだめだったよ。

 まあ、パス打ってもドロップボレー食らってお終いだったろうから、あれしかなかったよな。


 小武海、お前、ホントに強かったよ。容赦なかった。最後4ゲーム連取された。現時点では一歩及ばなかった。そう思いながら、笑顔で握手しにネットに向かって歩き出したら、後ろから「ドンッ!」って、いてーな、誰だよ、何だよ? と思って見たら、


「あ! 杏佳、お前サンダルで何やってんだ?」

「うー、裕、頑張った。裕好きー。うー」とか言ってしがみついて泣いてる。

「あー、握手がまだなのに、小武海に悪いだろ。マナー違反だぞ」

「うー。裕。うー」


 ああ、こりゃだめだ。仕方ないので、僕は、杏佳をズルズル引きずって、小武海が待っているネットまで歩いて行った。小武海がニヤニヤしながら待ってる。


「奈良。その美人誰?」

「ええと、俺のコーチ。この一カ月間、お前に勝つためだけに心血注いでたんで、感極まったらしい。勘弁してやってくれ」って謝ってるのに、杏佳は、

「小武海君! よくも私の裕に勝ってくれたわね! イーっだ! ベーっだ!」って、キーキー言ってる。お前やめろよー。


「うわー、気の強い姉ちゃんだなー。まあ、確かに、今日はラッキーもあったしな。公式記録はこれで68連勝だけど、俺の中では引き分けだ。またやろう。お前と試合やってると俺も伸びそうな気がする。実際、今日は、バックのライジングが自在に打てるようになったぜ」

「あー、やっぱりお前あれ苦手だったのか。途中から打ち出したから、おかしいなって思ってたんだよ」

「お前とやってて、必要に迫られて打ってたら、ちゃんと返るようになった。やっぱり高いレベルの実戦は練習と全然違うな」

「俺もそうだ。今日はお前に引っ張られてずいぶん上手くなったぜ。また機会があったらやろうな。俺はこれで終戦だけど、このあとも頑張れよ」

「ああ、この後はぐっと楽になりそうだけどな。頑張るよ。お前の顔と名前は忘れないからな。あとその美人コーチも」


 そう言い合って、僕と小武海は顔の前でガッチリと手を握り、肩を叩きあった後、笑顔で観衆に手を振って応えた。


 さて、一旦引き上げるか。って、まだくっついてるのかお前。

「お前。もういいだろ。帰り支度しないと、次の試合があるんだよ」

「うー、絶対離さないんだから」

 僕は、「あー、もう。しょうがないな」って言って、ラケットをバッグに仕舞い、「コート内でヒールサンダルはご法度だろ。ちょっとお前、手を離せ」って言ってラケットバッグをしょって、「それっ」って杏佳をお姫様抱っこで持ち上げ、そのまま出口に向かった。


 周りで見ている観衆から、「おおーっ!」ってどよめきが起こる。

 そしたら、杏佳が「ふふ」って言いながら僕の首に手を回して、ギュって抱きついてきた。

 観衆のどよめきは、やがてパチパチという拍手に変わり、同時にあちこちから「ピュー!」って口笛が飛んだ。ああ、恥ずかしい、早くコート外に出たいよー。


 コートの出口では、澄ちゃんがドアを開けて待っててくれた。

 僕は観客席の最前列に杏佳を下ろして、「それじゃ、またな」って行こうとしたら、「ちょっと! どこ行くの? 私いやよ!」って言うので、「負け審だよ。負けた方はまだお務めがあるんだから、ここで大人しくしてろ」って言ったら、「あ、そうだった。ごめん」って、下向いてシュンと反省していた。


 ******


10 裕は、審判しにコートに戻っていった。

 澄香は、「あ! 私もそろそろ試合だ。急がなくっちゃ。杏佳さん、米山さん、また後で」って言って、パタパタ走って行った。

 私は米山さんと一緒に腰かけて、次の試合をボーっと見てる。


「惜しかったね。いい試合だった。勝負に勝って試合に負けた、って感じかな」

「そうでしたね。ラケットに限界がある中で、よくやりました」

「ブイコア4本あったら、勝ってたかもね」

「そうかも知れませんけど、『たられば』を言い出したらきりがないですからね」

「それにしてもカーボネックスには驚いたなー。オールドファンが大喜びしてたぞ」

「まったくもう‥‥‥ドジなんですよ。自慢したくてこないだ練習に持ってきて、そのまんまになってたんでしょう」

「ははは、そうか。やっぱり杏ちゃんがちゃんと見てあげてないとだめなんだな」

「ほんとですよ。今日は私も反省しきりです。まあ、そういうとこも可愛いんですけどね」


「しかし、彼も飄々(ひょうひょう)としてるなあ。あんな激戦の末に敗れたのに、悔しい素振りも見せない」

「まあ、もともとそういう感じなんですけど‥‥‥多分、今日は確かめられて安心したからじゃないですかね。現時点でも既に小武海君と同等って。そして、自分の到達点はまだまだ先だって分かってるからでしょう」


「そうだな。焦ることないさ。だけど奈良君はテニス続けるのかな」

「どうでしょうね。インハイ終わったらゆっくり考えるって言ってました」

「続けないと勿体ないな。どこまで伸びるか想像もつかない逸材だ。今日だって、小武海君と一緒に限界を伸ばしあってた。二人ともサポートしてあげたいな」


 米山さんはそう言った後、私に向き直って、

「‥‥‥杏ちゃん、これまで若い選手にこんなこと言ったことないんだけどさ、彼は、ちゃんと育てれば、日本史上最強の選手に、世界トップの選手になれる可能性が、本当にあると思ってる。特にウィンブルドンには適性があると思う。説得してくれ、頼んだぞ」って、真顔で話し掛けてきた。

「えー? そこまでですかー? じゃ、ちゃんと伝えておきますよ。あとは本人の判断次第ですけど」


 と、そうしてたら、本部から大会役員の人が私を呼びに来て、クラブハウスに連れて行かれ、お小言を頂戴することになった。そりゃ、乱入してサンダルでコートを走ったらだめよね。

 私は、正直に全部話をして、とても反省していることを伝えたら、割とすぐに、っていうか、笑って許してくれた。「今後気を付けなさい」という程度で済んだ。


 ******


 戻ってみると、米山さんはもういなかった。

 裕はまだ審判やってる。私は観客席に座って待つ。


 ‥‥‥ああ、本当に終わったんだな。


 二人で夢中で駆け抜けて来たけど、私と裕の夏は、今、幕を閉じたんだな。


 (すごく楽しかったな‥‥‥)って気持ちと裏腹に、私は眼を閉じて、静かに涙を流し続けた。







 読者の皆様、長い長い小武海戦の読了、お疲れ様でございました。特にこの第2話は7000字以上あり、息詰まるシーンの連続で、さぞお疲れになったと思います。

 勝敗については、読者様にもいろいろご意見あるかも知れませんが、私はこの主人公は、まだ無双ではなくて、どこかもろいところが残っている、という未完成なところに魅力があると考えているんです。成長譚ですから、きっとこの先もっともっと強くなるでしょう。


 それから、昨日、感想を一つ頂きました。 ありがとうございましたー! すごく嬉しいです。感想を頂けたのは初めてでしたので、もう、迷惑なくらい長文のお礼を書いてしまいました。


 さて、これでスポ根は一段落となり、次回からは、裕と杏佳の純愛がクライマックスに向かいます。

 相当にエッチになりますから、心して読んで下さい。


 「わたくしも、みんなも大好き、お色気シーン」 あれ? ちょっと字余り。

 

 それじゃ、また明日お会いしましょう。


 小田島 匠



 

 

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