幕間 その他
ちょっと休憩の、お遊び回です(笑)
【由利香】 ちょっと! 仮にも『はるぶすと』のオーナーで、この物語の主人公が、その他ってなによ! その他って!
【椿】 まあまあ。俺たちってしょっちゅう『はるぶすと』へ行こう! って、行ってるから、今さらなんじゃない?
【由利香】 う、それはまあ認めるけど。なによこの扱い!
【ヤオヨロズ】 それを言うなら、俺たちもだぜえ。
【すさのおのみこと】 そうだ! 仮にも神さまに対してこの扱いはなんだ!
【つくよみのみこと】 う~ん、でも、僕たちって『はるぶすと』へ行こう、ではなくて、『はるぶすと』の面々に来てもらおう、って言う方が多いような……。
【おおくにぬしのかみ】 それは言えてるよねえ。けどさあ、僕、恋愛に疎い冬里に、奈帆さんのことでアドバイスしてあげたんだけどなあ。
〈あのとき、冬里に教えてあげたのは彼だったらしい。ありがとうございました!〉
【あまてらすおおみのかみ】 何を愚痴っておる。
【このはなさくやひめ】 ほんに。
【ニチリン】 あ、でもひとつだけまたアドハイスを。あやねちゃんが見た男の子は、ただ、あやねちゃんと相性が良かっただけのことなのよ。ラジオとかの周波数が合うって言ったらわかりやすいかな。この世に凄く未練があってよく見えるとか、そう言うのではなくてね。
〈なるほど、だからあのとき、あやねちゃんにはまるで実在しているようにみえたんですね〉
ワイワイと仰る面々ですが。
このあと、ご登場いただくかもしれませんので、どうかご了承下さいませ。
あ、でも、作者の力量不足でおじゃんになるかもしれませんが、それもご了承下さい〈笑〉
【その他大勢】 「なんだとお!」「なんですってえ!」