雲姫さんと愛鐘さん 3話
雲姫さんと愛鐘さん 3話
(くきさんとあかねさん)
雲姫:
ねえ愛鐘ちゃん愛鐘ちゃん。
雲姫もう一人友達が欲しいです
愛鐘:
んーーー
友達って何で欲しいの?雲姫ちゃん
雲姫:
色んな人と関わりたいです
愛鐘:
それって何で関わりたいの?
雲姫:
仲良く笑顔になりたいです。
愛鐘:
私友達いっぱいいるじゃん
私と一緒に仲良く笑顔になれるよ?
必要なの?それって?
色んな人と遊ぶじゃん
私と一緒に
それって必要?
本当に。
雲姫:
え
え。?
友達もっと欲しいです
愛鐘:
お友達かーー。
?
雲姫ちゃんにとってのお友達って何なの?
雲姫:
え
そんな、それって。
え?
でも 。
仲良く遊べて一人の時でも想い合ってる人同士です
愛鐘:?
それってもう友達いっぱいじゃん?
私の友達のほとんどそう思ってるよ?
よくそんな話をいっぱい聞くよ?
雲姫:
え…………。
。
え。でも。
愛鐘ちゃん
!
愛鐘ちゃんみたいな関係が欲しいです
愛鐘:んーーー
それはちょっと難しいかなーー。
私は雲姫ちゃんの事知って仲良くしてるけど
誰が誰かの事をどれ程好きになるかは
雲姫ちゃんの事知って仲良くして
そこで皆が各々個人的に決めるものなんだよ?
自分の評価は自分で頑張って変えられるけど自分では決められないんだよ?
んーーー。
雲姫ちゃん。
雲姫ちゃんはお友達が欲しいの?
それとも私みたいな仲良く出来るひとを知ってそれがもっと欲しいの?
でもね。残念な事言って本当にごめんね。
私は私が決めて雲姫ちゃんとここまで本心から仲良くしてるの
そんな私は私だけで
皆。私って訳じゃないんだよ。
ど?悩み 解決した?
大丈夫?辛くない?
私が何でも優しくしてあげるよ?
雲姫:
うぇ。え。?
?
今雲姫心が痛いです
優しくしてくれる友達が欲しいです
愛鐘:
そっかーー。
良かった
やっとわかったよ
今から夜ご飯作るけど
雲姫ちゃんいつも以上につらそうだもんね。
いつも以上に美味しいもの作ってあげるよ
ほらっ
仲直りの証でちょっとお料理手伝って?
ごめんね 嫌な思いさせて
でもね。皆完璧じゃないから
完璧じゃない範囲内で幸せを得てると思うの
私はね?私はね?
そう思うなー。って
雲姫ちゃんはどう思う?
雲姫:
うん。雲姫ばかでした
ごめんね 変な事言って迷惑かけちゃって
愛鐘:そーそー私雲姫ちゃんが辛い思いしての見てて私も辛かったよ
でもこうしていつも通り仲直りして仲良くして。
また優しくお互いなれて良かった
あっ雲姫ちゃん♪
このニンジン花形に切って♪
ご褒美あげる♪
お願い♡
雲姫:はい♪
出来ました(わくわく)
愛鐘:
じゃーその花に 。
キスして
雲姫ちゃんに味見♪
ど?美味しく切れてる?
雲姫:
♡美味しいです
愛鐘ちゃんが作ってくれた味見美味しいです
味見の方が美味しそうです
愛鐘:
じゃー指だして
(くりくり)
ど?気持ち良い ?
私のフライパン使う手を味見して。
美味しそうに焼けると思う?ハンバーグ
雲姫:
美味しいです♡
もう美味しいですもっと美味しい味見したいです
愛鐘:
ごめんねー。♪
味見だからここまで
ちょっと我慢したらーー♡
気持ち良い思いできるよ?
雲姫:
はい♡
(調理完成)
愛鐘:
ね 。
美味しい?
雲姫:美味しいです
でも、
雲姫他の人とご飯食べてみたいなー。
愛鐘:そう?
でもお互いそんなお金持ってないし
お金に余裕のある範囲でたまに皆と仲良く食べるもんね
こうして
と言うかこんな感じに
また一緒にご飯食べに行こうね♪皆と
雲姫:
ん。
うん
うん。はい。
愛鐘:どうしたの?
何に飢えてるの?
欲しいとかじゃなくて欲しくて苦しむ時は飢えてるの
皆そうなの
正直に全部言ってみて?
ちゃんと聞くよ?
悩んでる時は皆お話聞いて欲しくて
そんな求めるものが叶わなくてもっと悩みが飢え出すんだよ。
ね ?
何でも言ってみて
一緒に考えるよ
雲姫:
お友達が欲しいです
でも何かお友達はいるみたいです
愛鐘:もっと仲良く出来る人が欲しいの?それとももっと仲良くしたいの?
雲姫:
両方ですだけど何故か叶いません
愛鐘ちゃん。
雲姫はばかです
頭悪いです
教えて下さい。
愛鐘:
でもね雲姫ちゃんが色んなものを欲しくても
渡す人は雲姫ちゃんじゃないの
雲姫ちゃんが欲しいって思って
雲姫ちゃんに渡したいって思う
その2つの重なりの範囲内でしか
人間関係は存在しないと愛鐘思うの
どう?
雲姫ちゃんはどう思う?
雲姫:
その通りです
ごめんなさい。
雲姫頭悪いのでわがまま言ってました
ごめん。
愛鐘:
そんな何度もごめんなんて言わないで?
雲姫ちゃんが苦しんでる事で
ごめんだなんてもっとみじめにさせる様な事言わせる訳ないじゃない私が
雲姫…。
大丈夫だよ
私ごめんねなんて求めてないよ苦しんでる人からそんな言葉欲しくないよ
安心していいんだよ
雲姫ちゃん
雲姫:
ん。
うん。
はい。
う。え。えっぐ。
あ。あぁーーーーーーーー泣
あーーーーーーーーーーーー。泣
雲姫頭悪いから愛鐘ちゃん困らせちゃったよーー
お友達欲しいよーー
雲姫前みたいに美味しい思いが周り囲ってるのに砂漠の中にいる人が蜃気楼で何故かここにいるみたいに
あ。
え。うぇ。
あーーーーーーー。泣
お友達欲しいよーーーー。
頭悪いから雲姫悪いよーーーー。
あーーーーーー。
愛鐘:
ごめんね。
でもね雲姫ちゃんはそんな泣く様な人じゃないんだよ?
なんでも持ってるし仲良く笑顔にお互いを喜ばせる人も私の周りにいっぱいいるよね
泣きやんで
雲姫ちゃんそんな泣くような可哀想な人じゃなくなったんだよ
昔みたいに可哀想な人じゃないよ
雲姫ちゃんの事一番知ってる私が言うよ
雲姫ちゃん可哀想な思いしてないよ
大丈夫だよ。
(トントン)
泥永:こんちっす。
雲姫ちゃーーん何か泣いてんの?
どったの
(カチャ)
うわ。
どったのよそんな涙だらけに顔濡らしてプール行ったの?
雲姫:泥永さん。
雲姫頭悪いので友達いるのに友達欲しいって頭悪いので
いつも遊んでるし仲良く笑顔で喜ばせる友達も皆いるし
でも雲姫わがままいってもっとお友達欲しいけど
お友達がお友達を決めるのは雲姫が決める事じゃなくて。
ん。
う。
あーーーーーーーーーー。涙
お友達欲しいよーーー。
泥永:
えっと
ドライブ行く?一緒に
なんでも聞くよ?
雲姫:
……………。♡
お友達です。
泥永:
え。
あっはい
友達だけど?
雲姫:
雲姫わがまま叶いました
お友達です。
泥永:
あっうん
こんちっす。
えっと。行く?ドライブ
残った辛いのリフレッシュしに行く?
雲姫:
お友達がドライブ連れてってくれます
泥永:?
!
あー。
愛鐘さん?
雲姫さんに何いってたの?
愛鐘:
友達欲しいけど友達いるよもうっていってたけど?
泥永:
はーーーーー。
あのね愛鐘さん 。
友達欲しいっていったら友達いないの。
友達かどうか決めるのが皆各々なら
雲姫ちゃんもお友達決める権利あるの
愛鐘さん。
あのね?
愛鐘さんの言葉は何いってもその通りで幸せで楽しい話しかしないんだけど
愛鐘さんの唯一悪い所!
言葉しかみない
現実わかってない!
あのね?愛鐘さん
言葉で出来た幸せの飼い主がいます
愛鐘さんね。
現実の物質で出来た幸せの犬がいます、雲姫ちゃんね。
飼い主のスピードに犬着いていけてません!
幸せの餌に向けて飼い主頑張って走ってるけど
犬着いていけてません
引きずられて痛い痛いしてます
痛い思いは辛い思いはどんなこの世のたかが音波ごときで出来た万物の言葉を持ってしても
痛いままです
それが現実です。 愛鐘さん。
言葉と理屈の幸せと。
現実は違います
言葉と理屈の通りをまとめます。愛鐘さん。
いいっすか。
海の先に宝島があります
海はいらないよね?
そう生きていきましょう
となるとですね
現実では。実際には。
海なくなんないで宝島にも到達できないんです。
えっと。
うん!愛鐘さん分かるよねっ
『幸せな言葉の通り』で
その通りに生きていけるのは
この世の現実と物質を100%コントロールする全知全能の神様にしか出来ない事です
出来ない事出来るよって。
不幸な事幸せに出来るよって
全知全能の神様じゃなきゃ出来ないのそんな事は
いや分かるよ?
幸せな言葉はその通りにして
その通りに出来た分幸せにそりゃなるけどさーー
幸せーって言葉言って
幸せじゃなければ
辛いって言うんだからさー
言葉無視して
と言うか
頭良い言葉の右足無視して、バカ貫くアクションの左足で歩く時なんじゃないっすか?
ちょっと雲姫ちゃんの幸せの体が悲鳴あげてますよ?
足痛い痛いこの片足だけ進んだ姿勢が痛い
痛い痛いの姿勢そのままだと
雲姫ちゃんの幸せの体ちょん切れちゃうよ?
俺来たからよかったけどさー
で。
どうよ
俺。泥永さんいた方が良いっしょ?
愛鐘:
あ~~~あ~~あ~~~あ~~~~~。
ごめんなさいっ!
雲姫:
許す。
愛鐘:
ごめんなさいっ!!!!
雲姫:
許す。
愛鐘:ごめんなさいっ!!!
雲姫:
許す
うん。
もう良いよ?
泥永:
あーーほら、
雲姫ちゃんは俺が海でも連れてって朝までそこで夜空眺めて
朝焼け眺めて
緊急手術しとくから
安心しとけ?
愛鐘:
ごめんなさい!!!
ごめんなさい。
雲姫:
もう良いよやめて?。
愛鐘ちゃん良い人なんだから責められないで?
辛いです逆に
愛鐘:
雲姫ちゃんありがとう!!!!♪
泥永:
まあ
雲姫ちゃん。
俺っちって友達?
雲姫:
親友二人目出来ました。
泥永:
よっしゃ親友5人目出来ました♪
あんがと♪
大好きだぜっ!
コショコショ。
(愛鐘ちゃんは親友より好きだけど
手厳しいのさえなんとかなりゃ
んーー。サイッコーのこの上ない
親友より好きだけどなんだけどなーー。)
雲姫:愛鐘ちゃんの性癖教えよっか
泥永:お前サイッコー。
責め方と受け方も追加で
雲姫:
自販機ドリンク追加で。
泥永:雲姫:
よっしゃ大丈夫。