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戻って来た日常?

 入学してから2ヶ月が経つ。

 学生生活にも慣れてきて、授業もこうして手抜きで流している。

 俺達は入学式早々、グレシアの父であるゾグニをからターニャ兄妹を守る為に奮起し、最終的に命懸けの闘いをこなし、やっと日常が戻って来たって感じだ。

 その際、ジノアのうまい口車に後ろ盾になる約束をしてしまったが。


『そういうことは、私がいる時に話してほしかったですよ』


「仕方ないだろ。予想外に強い敵に出会っちまったんだから」


『しかし驚きました。リアスとミライと、イルミナの三人を同時に相手して、虚を突いた攻撃でしか倒せない生命体がいるとは。私だってあなた達三人が同時に相手するなら、逃走を選ぶんですからね』


 俺とクレは、授業中にも関わらず、二人で喋っている。

 本来なら、俺が精霊と会話できるところをあまり見られるのはよろしくない。

 しかし今回はグループで剣術実習のため、教師を含めて、剣聖の息子のグランベルに目がいっているため、多少は何をしてもバレることはないだろう。

 この時間の俺達のクラスの授業は模擬修練場で、剣術の授業だ。

 この模擬修練場はすごい。

 魔力を使って魔力体を作り換装することができるんだ。

 魔力体とは、自分の生身の身体とは別の魔力でできた身体。

 この身体でいくら怪我をしても、自分の生身の身体には何の外傷も出来ない。

 作成される魔力体は全員同じ魔力量で、怪我を負う度に魔力が消費され、魔力体の魔力量がゼロになると訓練待機室へと戻る。

 もちろんそこに治癒系統の魔法をかけると、魔力体に魔力が補充される。


「なんで魔術学園で剣を学ぶんだろうなー」


「リアスくん!いくらリアスくんが剣術の才能が全くないからって、サボってたら先生にまた怒られるよ!」


「ミライちゃん、こいつはそういう奴なんだ」


「グレイ。余り甘やかしてると、そのうち本当になにかやらかすわよ彼」


「だってよぉ、後ろ盾になるだけであんなめんどくさいことを休日に毎回やらされるんだぜ。授業中少しくらいサボっても許されんだろ」


 ジノアの後ろ盾になるのをこれほど後悔したことはない。

 てっきり俺は、アルゴノートでの改革を実行した人物としてのネームバリューを借りるって意味かと思ってたのに・・・


「なんで毎回毎回領地の視察ついでに、その領地にある特産品で新たな特産品を作るなんて作業しないといけねぇんだよ!」


 俺は学園が休みの休日、ジノアに色々な領地の視察に同行している。

 どこも領民が税をちゃんと払えていない領地だ。

 そんな場所で、俺はその領地の特産品を使った新たな特産品を作るという作業を行わされた。

 それは料理だったり、便利グッズだったり、武器だったり様々だ。

 食べ物が豊富な土地もあれば、普段では全く役に立たない様な物が特産の土地もある。

 鉱山は武器作りをすればいいって、普通にわかると思うんだが。


「まぁまぁ坊ちゃん。おかげで坊ちゃんの使用人である俺は、こうして坊ちゃんにおやつを提供できるんだからさ」


「サンキューメルセデス。ついでにクレがおやつ欲しいらしいからやっといてくれ」


 俺はメルセデスから飲み物を渡される。

 メルセデスはまた腕を上げた。

 ここ最近、暇な時間は学園の厨房に顔を出してたみたいだから、貴族としての料理のノウハウを受けたのだろう。

 この飲み物は、ドラゴンのような形をした植物の魔物のドラゴンフルーツを絞ったもので、普通に俺が絞っただけのものを水と砂糖で薄めた飲み物は、すごく酸っぱかった。

 ミラに料理はメルセデスに任せよう?って肩をポンポンされた時は涙が出た。


『さすがメルセデス。美味しいです』


「クレも美味いってよ。よかったな」


「そりゃー俺の冥利に尽きるってもんだな。日々成長してんだぜ」


 鼻の下を擦って照れるところは年上には見えないな。

 寧ろ同い年くらいに思える。

 因みに何故使用人であるメルセデスが、俺達と同じ様に授業に出ることが出来るかというと先日、俺がイルシア先輩達を護衛していた時に、ゾグニの側近達が帝都を脅かす事件が起きたため、使用人を教室に連れてくる許可を貰えたんだ。

 俺達だけの特例だぜ?

 ジノアが学園に告げ口してくれなきゃ出来なかったけどな。

 

『メルセデスに毎日付き合わされるんだ。おやつ以外にも料理が上達してたろ?』


 フェリーはヒュンヒュンと俺達の上を旋回している。

 それに追随するように、ナスタが旋回している。


『待てフェリー!僕のおやつ盗んだの君だろ!』


『な、なんのことだ?』


「お前ら子供か・・・」


『ピクシー型の精霊の、精神年齢は人間の幼稚園児並みと言われていますよ』


「え、嘘だろ?小学校くらいはあるだろあの二人」


 悪戯の手口が日に日にすごくなってるんだからなフェリーの奴。

 寮部屋に戻る度に爆竹でお出迎えにやっと慣れてきたと思ったら、すぐに悪戯の内容を変えて耳元で火が焼ける音を鳴らすって言う、地味にびっくりするモノに変えてきたんだぞ。


「フェリーの悪戯は日に日に度が過ぎてるからなぁ」


「メルセデス!お前のパートナーだろなんとかしろ!」


「さすがに無茶でしょ。あ、メルセデス。私にも飲み物」


「はいよグレシア嬢」


 グレイと剣を交わし、休憩がてらこちらにきた。

 グレイとグレシアは赤桐との闘いの時に、何も役に立つことが出来なかったと体術を鍛えていた。

 二人は聖魔法しか使えないから、どうしても物理的な攻撃方法を覚えるしか無い。

 そして二人は貴族だから昔少しだけかじってた、剣術を極めることにしたらしい。


「イルミナ、グレイの相手をしてあげて」


「剣術の授業ですから剣で、ですか?」


「いいえ、戦闘のノウハウを教えてあげてほしいの」


「わたしも対人戦はあまり経験が多くないのですよ。しかしわかりました」


 こうして授業中に俺やイルミナに、模擬戦を申し込んでくる。

 イルミナも剣術は人並みしか使えない。 

 だから無手のイルミナを、グレイが剣を持って闘う事となる。


「手加減はしませんよグレイ様」


「おう!胸を借りるぜ」


「セクハラですか・・・」


「あ、その単語はタブーだぞグレイ」


 イルミナは俺達が居た場所の地面がエグレ、少し離れたグレイの位置に現れたかと思うと、かかと落としの体勢に入っていた。

 魔力体だから、直撃しても魔力体が消えるだけだしな。

 しかも今の設定は魔力体が破壊されても、すぐに再構築されるから、イルミナは手加減なしでグレイを殴っている。

 手加減が要らないのはデカい。


「相変わらず速いわね。一瞬で魔力体を壊したわよ」


「イルミナは体術だけなら俺より強いからな」


「体術はイルミナ、魔術はミライ、バランス良く鍛えているのがリアスってトコロかしら?」


「俺は魔力が高いのと、魔力調節がちょっと得意なだけで、魔術のキレはそこまでだし、体術に至っては俺がイルミナに教えたのに、もう抜かれちまったからな」


 実際二人は才能があるけど、俺にある才能って言ったら前世の知識と魔力量だけだろう。


『まぁ使い方次第ですよ。リアスの場合、戦士よりも技術者の能力のが高いですから』


「なるほど」


「そういやグレシア、精霊共鳴(レゾナント)解かないのか?」


 グレイとグレシアは聖人聖女だ。

 そして契約している聖獣達から精霊共鳴(レゾナント)と言う技術を教わり、聖獣と一体化して聖魔法を使う事が出来ていた。 

 まぁ精霊共鳴(レゾナント)をし続けていると疲労がどんどん蓄積するらしいから、常に使うのは避けたいはずなのに。


「えぇ、いざって時に疲労で動けないなんて情けないでしょ?」


「そうかねー。どのみち聖魔法しか使えないなら、寧ろいざって時まではしなけりゃ良くね?」


 更に聖獣の魔力の魔素が聖魔法しか起動しないと言う弊害があった。

 しかしリリィは全属性の魔法を使うことが出来ていた。

 リリィの聖獣が全種類の魔法を使うことが出来ているのは、主人公補正だと俺は思っている。

 実際稀にいるらしいしな。


「リアスくんもグレイに体術教えてあげたら?」


「やだ。俺はこの時間は疲れを癒すの」


 俺はずるずると、ミラの方まで這いずっていき、膝に頭を乗せて目を閉じる。


「だらしないわね」


「ジノアからの当然の対価だな」


「リアスくん、それ言うの今週で何回目?」


「いいだろ。ミラとのデート潰されてるんだから」


「ジノア様は容赦なくリアス「駆り出しすからね。休日の彼の笑顔は、どこか貴方と似ているわよ」


「え、マジで!?」


 ショックだ。

 俺、あんな顔してんのか。


「おい、アルゴノート。その名を俺の前で発するな。不敬にするぞ」


 こいつ、この学園では立場は関係ないことを知らないのか?

 だとしてもジノアの名前出したら不敬って。

 ここ一ヶ月でこいつらのグループと俺達のグループとの溝はかなり深まった。

 そのひとつは、話題のほとんどがジノアって事にもあるだろうな。

 

「アルバート様・・・」


「グレシア、貴様も何故こちらに来ない。お前は俺の婚約者だろう」


「・・・・」


 グレシアは答えない。

 俺はここ一ヶ月ジノアを見てきて思ったが、浮気性というレッテルが無ければ、こいつがジノアに勝るものが何一つない。

 上級精霊を使役してるみたいだが、所詮は精霊契約の儀で手に入れた精霊で自由意志はない。

 最近に至ってはこいつリリィと浮気してる現場にも遭遇してるし、こいつと婚約者でいるメリットも愛も、グレシアにはなかった。


「婚約者ですが、剣術グループはこちらで参加していますので」


「ふんっ!だったら俺が教師に行って変えてもらうよう配慮してやる」


「それは許されませんよ?」


 アルバートの後ろに立つのは、剣術担当のセミールだ。

 彼女は何を隠そう、グランベルの母親。

 つまり剣聖の妻だった。


「この学園では貴方の横暴は許されはしません」


「不敬ですよ母上」


 グランベルが母親に物申してる。

 グランベルだけかと思ったら、なんか後ろからゴキブリのように取り巻きが着いてきたぞ。

 来たのは聖女リリィ、乳兄弟のガーデル、宰相の息子パルバディ。

 パルバディは顔色が悪い。

 そういや先月パルバディ顔を腫らしてたな。

 アデルさんが、折檻が必要とか言ってたけど息子を本気で殴ったのかね?


「そうです。アルバート様の慈悲があるうちに、今すぐ謝りなさい」


「わたしが聖女として教会に訴えます!早く謝ってよ」


「ちょ、ちょっと二人とも・・・」


 ガーデルとリリィが更にまくし立てるが、パルバディは慌てて二人の口を塞ごうとしている。

 あ、これは次に何か問題起こしたらアデルさんから酷い目に遭う奴だ。

 だから必死なのか。

 おっと、教会って単語にクレの毛が逆立ってる。

 今のところ精霊契約の儀と言う精霊の自由意志を奪う、契約儀式を行ってるのは教皇、つまり教会だ。

 クレは教会に対して良い印象はない。

 リリィの悪印象もあってグレイとグレシアは教会に聖獣を契約していることを話さなかった。


「学園では貴方達は貴族である前に生徒です」


「それは建前だ!皇子に対して意見するとは何事だ!」


「母上、我々も処分されたくないのです。どうか今は頭をお下げ下さい」


 やめろよ、セミール先生怒らせると俺に八つ当たり来るんだから。

 セミールがこいつらなんとかしろと目で訴えてくる。

 なんで俺が・・・

 俺は最早アルバートに敬語を使っていない。


「あー、お前ら。ここは学校なんだから貴族だから聖女だからとかやめとけ。それにグレシアはお前のことを思ってこっちのグループにいるんだからな?」


 半分嘘で半分本当だ。

 グレシアはまだアルバートに対してもう希望を持っていない。

 リリィの浮気現場みたら当然だが。

 それでも幼馴染みとしての同情はあるらしいから、俺が後ろ盾になってるジノアと完全に対立して立場を無くさないようにと思っているのもたしかだ。

 クレも普段ならわめきちらすトコロだが、リリィは入学してから一度も聖獣を見せていない。

 つまり精霊共鳴(レゾナント)してる可能性があるため、リリィの前では何も言葉を発さないようにしている。

 それは俺達の契約してる精霊、ナスタ、フェリー、シュバリエ、ヒューイの全員に徹底させた。

 まぁあんまりヒューイは言葉を発しないんだけどな。

 

「またあんた?どうしていつもいつもわたしの邪魔をするのよ!」


「どうしてと言われても、お前らが常識を弁えない発言をしてるからだが?」


「止せリリィ。所詮こいつは男爵家。我々の様な高貴な身分のモノと接して来れなかった世間知らずだ」


 アルバートの発言に笑いそうになる。

 高貴な身分って自分で言っちゃうのは痛すぎる。

 背中が痒くなってくる。

 それに皇族が高貴な身分だというなら、普段から俺はその高貴な身分に迎えに来てまで呼び出されてるんだが。

 ていうかそんなことも知らないのか?


「アルバート様。自分がまだ皇太子候補だという事を自覚を持って発言して下さい」


「いつからお前は婚約者にそんなことを言えるようになったんだ!女は黙って男の言うことを聞いていればいいんだ!」


「古っ」


 グレイがイルミナと歩いてきてアルバートに向かってそう言った。


「なんだと?」


「この国の今の皇帝は誰だよ?なぁアルバート様?」


「母上もそうだ!父上の考えが領民に合わないからと、女の分際で皇帝になった!」


「じゃあお前は父親の、元皇帝の考えが正しいってそう言いたいのか?」


「そうだ!」


「アハハハ!じゃあお前が皇帝になったら帝国民か、ジノアにでも殺されるかもなぁ!」


「なっ!?」


 たしかにエルーザ陛下の旦那は愚帝だ。

 遅かれ早かれ、誰かに排除されるだろう。

 女性を軽蔑ししてる事からもそれはたしかだろう。

 セミール先生にしたって、陛下にしたって女性だ。

 この世界に魔法がある以上、身体能力の差はないと言っても良い。

 現にイルミナはここにいる誰よりも強いわけだしな。

 だから女性だからと言う台詞は、平民どころか貴族でも滅多に流れない。


「たしかにグレイの言うとおり、男性に何を特別視してるか知らないが女性を軽蔑してる時点で、お前の父親はクソ野郎って事がわかるな。まぁ婿養子で皇族になったのに愛人を作るあれは、最早皇族と言って良いかも疑問だが」


「貴様、父を愚弄するか!剣を抜け!皇族として処罰してやる」


 情けない。

 あの愚帝に魅力的なところってあるのか?

 人間としても皇帝としても、底辺のような人間に。

 たしか皇族になる前の身分は侯爵らしいけど。

 ていうかめんどくせぇ。


「やだ。勝手に抜けば?」


 アルバートは脇に刺した剣を抜いて、俺に斬りかかってくる。

 俺は避けない。

 何故なら今の俺の身体は魔力体だからな。

 斬りつけられて魔力体が壊れても再構築される。

 ここまでバカだったのかこいつ。

 結果的に魔力体が五つくらい壊れたけど俺は疲れない。

 魔力体を壊されると、少なからず疲労が来るみたいだが、魔力だけは俺はバカみたいに持ってるからな。


「はぁはぁ・・・どうだ!」


「さすがアル様!どうよ、思い知った?」


 アルバートとリリィがなんか言ってるけど、俺は何も感じない。

 魔力体を壊されて疲労してると思ってるんだろうか?

 ぶっちゃけ、一瞬で魔力体を五つも破壊してくるセミール先生に比べたらアルバートは可愛いもんだ。

 ていうか、突っ立っているだけの人間を五回しか殺せないのか。

 まぁ俺も殺せないが、意味が違う。


「あー、満足したならもう学園で、立場を鼻にかける行為はやめろよな。マジで痛い」


「ふんっ、そうだろそうだろう。痛かっただろう」


 あー、アルバートは底なしのバカかも知れない。

 リリィも、さすがアル様とか言ってるし。


「はぁ、セミール先生。これが俺には限界ですよ」


「ふむ。鉄拳制裁が効果的と言うことか」


「セミール先生、俺にも視線向けるのやめてくんない?」


「貴様も、授業をサボっていただろう?お前だけは一度も剣術を真面目に行っていない」


 おいおい、これはとんだとばっちりだ!

 アルバート達許すまじ!


「母上、急に剣を抜いて何をする気ですか?」


「言葉でわからない者には身体で教えてやろうと思ってな」


「お、おいグランベル!アルバート様に危害が加えられる前に止めるぞ!」


 グランベルとガーデルが剣を抜くが、それじゃあ遅いんだよな。

 剣を抜くのは移動しながら。

 剣術が出来ない俺でもわかる。


「基礎も出来ていないのが残念です」


「は?」


「え?」


 これが剣聖の息子って情けない。

 もう少しまともに闘え------


「危なっ!」


「ちっ!なんで避けるんですか」


「舌打ちすんな!あんたは俺が魔力切れになるまで永遠に斬り続けるからだろうが!」


 咄嗟に俺は後ろに身体を倒して、剣を逃れる。

 あの人は俺が魔力欠乏症になるまで壊す。

 普通教師がそこまでするか!?

 気づけばアルバート達はそそくさと逃げている。

 あいつら逃げ足だけは速いんだな!


「どうしました!ちゃんと避けないと赤点にしますよ!」


「てめぇ、成績盾にするとか卑怯だぞ!」


「ハハハハ!」


 結果的に俺は魔力体を30回ほど壊された。

 俺の魔力でも30回壊されたら疲労する。

 ふらふらな俺は、ミラに支えられて教室に戻った。

リアス「アルバートの奴、情けない」

ミライ「たぶん疲れちゃってたんだよきっと!」

イルミナ「それよりもセミール先生は凄まじかったです」

リアス「あー、そのことは忘れよう。マジで怖い」

イルミナ「女性としての憧れです。全くアルバートの野郎は何を言ってるんでしょうね」

ミライ「男が偉いとか時代錯誤だよねー」

リアス「まぁ全部建前だろう?婚約者が皇帝にならないようにとかの」

ミライ「そういえば、彼らの婚約者ってどうなったんだろう?」

一同「さぁー」

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