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国の舵取り

 みんなが言いたいことばかり言うから、ジノアとアルターニアを送らないといけないのに1時間しか寝れなかった。

 俺バグバッドからロクな睡眠ほとんど取ってねぇぞ!?

 新学期始まったら寝よう。


「リアス、すごい眠そう」


「あぁねみぃよ。眠いから自動輪じゃなくて馬車で送ってるんだろ」


『しっかりしなさいリアス。護衛は貴方と私とリサナの三人しかいないんですからね!?』


 王城に顔を出すのに大人数がゾロゾロと押し掛けるわけにはいかない。

 故に人間は俺一人だ。

 リサナは<狂戦士の襟巻き>として持ってきてるが、呪いのアイテムでもあるから装備してない。

 リサナ自体に自我が完全に芽生えたことである程度は装備してても問題ないけど、リサナの予想では1時間つけっぱなしにしてると呑まれるそうな。

 騒動が落ち着いたら自身についての研究をアルゴノート領でするらしい。


「寝てても良いよ?多分国内で出るような野盗や魔物は僕でも処理できるし、クレセントのおかげでアルターニアも魔法が使えるようになったし」


「王族やその婚約者は基本的に精霊契約をさせてもらえないんです。理由はよくわかりませんが」


「へぇ、なんか理由でもあんのかね?そういやアルバートとも契約してる精霊いなかったな」


 あれ?

 でも陛下は契約してる精霊がいたぞ?

 

「母上みたいに精霊と出会っての契約は問題ないんだけどね。でもリアス達の話を聞く限り、何か裏がありそうだね」


「俺的にはどっちでも良いけどな」


「どっちでも良い?」


「どのみち遅かれ早かれ俺らの代で潰れるんだ。ジノアの次の世代には関係ねぇだろ?」


「アハハ、強気だね」


「当たり前だ。少なくとも教国の人間、ゼクシュミーとやらがこちらを狙っているんだ。それにクレの事もある。敵対は避けられないし」


『そうですね。しかし馬車の送迎の方が教会の手先かもしれないのにその話をするなんて不用心ですよ?』


 わかってて言ってんだろクレの奴。

 ちゃんと防音の魔法はつけてるから俺達は雑談してるようにしか聞こえないはずだ。

 

「それにしても野盗も魔物も襲ってこないな」


「ここら辺は帝都に近いからでしょ?」


「それはそうなんだが、明らかに静かだ。索敵魔法で魔物や野盗ぽい奴らは認識きてるんだが」


「それが本当なら確かにおかしいですわね。これなら無力だった頃のわたくしとジノア様との二人だけでも乗り切れそうな感じですもの」


 何か事情があっての監視?

 まぁ皇族が護られてるのは別におかしなことではないが。


「まぁもうすぐ帝都だ。帝都内に着けば向こうも表立って襲っては------」


 本当にそうか?

 俺は引っかかるモヤモヤが拭えない。

 皇族を襲えばどうしたって足がつく。

 チンピラとかなら良いが、魔物を従えている貴族の私兵とかだったらどうする?

 

「用心に越したことはない。クレ、ここを頼む」


『わかりました。お気をつけて』


「え、リアス?どういう------」


 俺はジノアの言葉を聞き切る前に飛び出した。

 そして索敵魔法に引っかかった一人、ローブの男を見つける。

 こいつだけ精霊が何故か二体いたからな。

 しかしこれだけ近づいても気付かないとは。

 なるほど、野盗とは程遠い。

 俺は男の後頭部を鷲掴みにする。


「動くな。一体なんのつもりでここにいる」


「ま、待て誤解だリアス・フォン・アルゴノート」


 俺の名前を知ってる?

 ひとまず彼の頭を手から離した。

 

「流石と言うところだな。殿下の護衛を一人で務めるだけはある」


「人数を把握してる?お前誰だ」


「我々は皇族を護る為に組織されてる影の組織。アデル宰相の命により密かに護衛を努めていた」


「人数は15人だな。それが本当なら手を出すつもりはない。だが証拠が欲しい。俺は疑り深い性格なんだ」


「然り。これを見せればわかるとアデル様は仰っていた」


 懐から取り出してくる黒い物体に俺は身構えた。

 しかし俺の警戒は杞憂だった事を悟る。

 

『リアス、久しぶりにゃ!』


 黒猫鴉。

 語尾はにゃなのにカラスの見た目をした精霊だ。

 名前はクロウでアデルさんの契約精霊だと思われる。

 アデルさんも契約してる精霊が二体いるんだよな。

 

「概ね事情は理解した。確かクロウは闇精霊だったな」


『そうにゃ!魔物を洗脳して何かあった時の護衛にしてたにゃ!』


 なるほどね。

 それで魔物達が動きを止めてる訳ね。

 クロウは闇の上級精霊ぽいからそう言ったことはお手の物って訳だ。


「了解。事情は大体理解した。えっと、貴方は?」


「名前は影になる時に捨てた。好きに呼んでくれていい」


 宰相の影って言うだけあって情報漏洩は厳禁ってことか。

 しかし名前がないのは不便だな。


「じゃあムッシュ吉田って呼びますね」


「閣下なんて、私は影の身だ」


「え、あ」


 冗談で言ったつもりだったのに。

 確かムッシュってミスターとかと同じ敬称で呼ぶ言い方だったはずだ。

 

「すいません。では吉田さん、描くれて索敵に察知されてもめんどくさいんで馬車に乗ってください」


「索敵魔法。高度な魔法を使う御仁の様で。ではお言葉に甘えよう。全員、アルゴノート侯爵の好意に甘んじる」


「「は!」」


 堅い、堅いよ!

 まぁ皇族であるジノアの前だから仕方ないんだろうけど。


「ジノア、アルターニア、悪いな」


「いいよ、元々僕達の護衛だし」


「そうですわね。熟練度は彼らのが上ですもの。リアスがいれば基本的に問題はないと思いますけど」


 索敵魔法に引っかかるから隠密部隊ではないんだろうけど、実力が劣るかどうかはわかんないな。

 アマゾネスみたいな事例もあるし。

 しばらく馬車を走らせ、やっと帝都についた。

 流石に皇族を出迎えるにあたり、一般庶民はあまり居ないな。

 

「せっかく帝都で学生やってるのに、未だに露店に回れてないぞ」


「リアスはどうせ毒を疑って食べに来ないでしょ」


『ふふっ、痛いところを突かれましたね』


「うるせぇ。考えを改めたんだ」


「ふーん」


 あまり人を疑ってもしょうがないしな。

 聖女が周りにいてくれるお陰で毒殺の心配がほぼないってのもあるが。

 いや、セバスに薬を盛られたらヤバいか。


「そろそろ皇宮だよ」


「それはいいんだが、なんか慌ただしいな」


『騎士達が右往左往してますね。これはジノアを迎えるからってわけでもなさそうです』


「なんか嫌な予感がしますわ」


 それは同感だ。

 ここじゃあ索敵魔法に人が引っかかりすぎる。

 つまり奇襲はし放題って訳だ。

 奇襲される可能性を考慮して吉田さん達には馬車に入ってもらったんだが、流石に騎士や侍女を全員俺達の近くに寄せるわけにもいかない。

 暗殺は近づかれるほどしやすい。


「動くな!入場許可は得ているか!」


 許可?

 皇族でも一応許可はいるのか?

 俺はジノアの方を向いたが首を横に振る。

 なんかめんどくさい奴に絡まれた気がする。


「はい。ジノア様が中に」


「なに?強姦魔か。ふ------」


 馬車を止めた騎士が吉田さんに吹き飛ばされた。

 未だにジノアを強姦魔って言う奴いるんだな。

 陛下が冤罪と公表した以上不敬罪になりかねないのに。

 ジノアがどこ吹く風ってのもあるが。


「貴様何をする!」


「不敬罪だ。この場で潔く腹を掻っ捌くか、私に首を落とされるか好きな方を選べ」


「ちっ!なら第三の選択だ!お前を------」


 俺はそっとグラビティアースを使って、騎士の剣の重量を増やした。

 すると振り上げた剣を重さに耐えきれずに落としてしまった。

 おっと、床にめり込ませちった。


「ッ!?」


「吉田さん、そいつほっとけよ。時間が惜しい」


「これはリアス様が?」


「さぁね?」


 吉田さんは顎を撫でながら何かぶつぶつと言っているが、グラビティアースなんて魔法は俺しか使えないんだから悩んでもしょうがないだろうに。


「リアスは僕の為に怒ってくれたのかい?」


「あんな奴に俺達の貴重な時間を取られたくないだけだ。頭の悪い奴にいちいち気を立てても仕方ないし」


「その顔は本気で言ってるね。あの騎士も可哀想に。彼はアガって言う警備兵だよ」


「へぇ、ジノアに名前を知られてるってことはそれなりに長いのか?」


「いや、僕達がバグバッドに行く前に入隊してたから名前しか知らない」


 あー新人だから覚えてたわけね。

 まぁそうじゃなくても印象には残るインパクトだったけど。


「とりあえず僕達が帰国した事はアデルは気付いてるみたいだし、母上のところに行ってみよう」


 いきなり行ってもいいのか?

 こう言うのは家族でも、いや別に公務じゃなきゃ良いか。

 予想通り宮廷ではなく、離宮へと足を運ぶジノア。

 皇族や貴族にプライベートはないが、それでも家族の時間っていうのはある。


「ジノア、アルア、それにリアス帰ったか」


 アルターニアはスカートを持ち上げカーテシー、俺は膝をついた。

 一応ある程度礼節は重んじないとな。


「はい母上」


「しかしアルアはともかくリアスまで来るとは驚いた」


「護衛は必要ですから」


「うむ。大義であった。ゴードン、アデルを呼んでこい。護衛はリアスがいる」


「かしこまりました」


 ゴードンさん、なんか前会った時より筋肉が膨れてた。

 もう二度と闘わないぞ。


「さて。ここは公務とは無関係な場所ではあるが、私は皇帝である以上報告は聞かなければならない。バグバッドでの出来事、聞かせてもらおう」


 一人称が余じゃない。

 使い分けてるんだな。

 流石に余が普段の一人称は少し痛い。

 ジノアはバグバッドでの出来事を話し始めた。


「って言うことなんだけど」


「ふむ、エンペラーリッチの迅速な判断は流石と言わざる得ない。放置していれば世界の危機であったようだしな」


「身に余る光栄です」


「そしてヒャルハッハでの出来事か。無断で神話級の精霊持ちが他国に入国したのはあまりよくないが、まぁそこはいい。しかしまさかヒャルハッハがその様な内乱が勃発しているとは」


「母上、今すぐにでも加勢すべきです」


「いや、事はそんなに単純に運ぶ事はできない」


「え、なんで!?」


 驚いた。

 陛下は賢帝と言われ、事実それに見合う選択をしてきている。

 このままだとヒャルハッハと戦争中立委員の一人勝ちで、いよいよ手がつけられなくなってもおかしくない。

 それでも陛下が手を出さないと言う事は、それなりの事情があると見るべきか。


「確かにジノアの考えは正しい。しかしそれは戦争中立委員だけでなく、王国、翁国、聖国を敵に回す事になる。そしてその三国が敵対関係に入れば、近隣諸国も黙ってはいない」


 一つの大国を攻め落とすチャンスだもんな。

 そりゃ俺が逆の立場でもそう言う見方はできる。

 そしてこの場合武力での鎮圧をすれば、俺達がヒャルハッハに対して向ける視線が逆に俺達に向くことになる。


「それに我が国はあの()鹿()()()の所為で評価は最悪だ」


 馬鹿親子とはアルバートとその父親、先帝ゼラルの事だろう。

 ゼラルは絵に描いたような馬鹿皇帝であり、貴族の腐敗を増長させた張本人でもある。

 そして現在も内乱を引き起こした馬鹿皇帝だ。

 あーそうか。

 だから騎士達は慌ただしくしてたのか。

 アルバートに陛下の血が通ってなかったらどうなっていたことやら。

 

「アルバートはどうやら反省してくれた様でよかったが、問題はゼラルだ」


 先帝は花そそに出てないから前情報が全くない。

 それはリリィも同じだった。

 もうゲームの情報に踊らされるつもりはないが、それでも情報は武器だ。

 ある程度把握しておきたかった気持ちがある。


「あいつ、今度はガーデルを勝手に脱獄させおった!」


「ガーデルを!?」


 思わず舌打ちしたくなる。

 ガーデルは花そその登場キャラで唯一、命のやり取りをした中だ。

 そしてわかったことは、あいつは目的の為なら人の命を奪う事に躊躇はないこと。

 それは他の貴族よりも頭が悪いことであり、とんでも無く厄介でもあるってことだ。


「そして何より、伯爵階級以上の有力貴族たちが向こうに着いたのは痛い」


 それは当然だろう。

 平民に目を向ける陛下よりも、貴族第一主義を掲げる先帝のが貴族からの評価は高いに決まってる。


「現在ガーデルは捜索中ではある。しかし我が国は内乱もしていることもあって、おいそれと他国の事情に首を突っ込めないんだ」


『想像してたよりも悪い方向に話が進んでる気がします』


 クレの言う通りだ。

 内乱がここまで拗れてるなんて思わなかった。

 ヒャルハッハ王国と戦争中立委員会を敵に回し、翁国と争いながら聖国を牽制しつつ内乱を収める。

 あー、俺なら投げ出したくなるほど問題が山積みになっている。

 だけど優先度は間違えてはいけない。

 神話級の精霊が実質4体所有する事になったとしたら、もうどうすることも出来ないんだ。

 サロンガが協力してくれても3体。

 向こうはクレが4体いる様なもんだ。

 

「失礼ながらよろしいですか?」


「うむ、なんだリアス?」


「もし戦争中立委員会が世界を手にしようとした場合、陛下はどうするのでしょうか?」


 率直な疑問だ。

 民草を犠牲も厭わない可能性だってある。

 それが必要な犠牲ならばいい。

 しかしそうはならない可能性が高い。


「リアスはそうなると考えているのか」


「そうなるかどうかはわかりません。しかし、可能性はあるかと」


 権力欲が湧かない国なんかない。

 世界の戦力が拮抗する状態が望ましい。

 例えば地球で言えば核を保有する国を一つにまとめたとして、それでその国の争いは消えるかもしれない。

 しかし他国はどうだ?

 核を保有する国に対してどう出ることができる?

 その答えは簡単で、民草の生活水準を下げる事で要求された事を呑むしかない。

 確かにそうなっても皇族や貴族は痛みはしないけれど、それに巻き込まれる民達は溜まったもんじゃない。


「神話級の精霊を保持すれば、戦争中立委員会は中立では無くなる可能性か。それは確かに内乱をしている場合ではないな」


「はい。ですから------」


「失礼致します!」


 俺の言葉を遮り、騎士の一人がドアを押し破る。

 皇族の私室にノックもなしに入ってくるのは、よっぽどのバカか緊急の事案。

 そして騎士の慌てようから後者だろう。


「どうした?」


「はぁ、はぁ、緊急事態に尽きまして、礼節を欠く無礼をお許しください!」


「よい。何事だ」


「はっ!現在帝都にて殿下の乳兄弟、ガーデル殿が黒い飛び道具を使い暴れている模様!死傷者も続出しております!」


「なにっ!?」


 陛下が驚くのも無理はない。

 俺だって驚いてる。

 ガーデルは踏み外してはいけない一線を越えたってことだ。


『リアス、黒い飛び道具ってまさか銃ではないですよね?』


「だろうな。めんどくさい事になってきた」


「だろうな!?リアス、何か知っているのか!」


 おっと、陛下にはクレの声は聞こえない。

 これじゃあ俺がガーデルの関係者になってしまう。


「いえ、ガーデルやりかねないと思っただけです。それに黒い飛び道具はなんとなく予想が付いています」


「それを早く言え!!アデルはこっちに来るところだろう。議会を開く。リアス、お前も参加してもら------」


「話を遮り申し訳ありません!現在宮殿を囲む様に貴族派の魔導士部隊に囲まれており、一部侵入も許した模様!避難の必要があります!」


 手際が良すぎる。

 帝都の警備はそれなりに高い。

 誰かの手引きが無ければ少なくともなだれ込む事は無いはずだ。

 それこそさっきのアガという騎士のような、忠誠心のない様な騎士が。


「くっ!ゼラル、そこまでして皇帝の座を取り戻したいか!いや、貴族の連中の腐敗はわかっていた。対処の遅れた私の責任か」


「陛下、早く避難を!」


「陛下」


 ここはこの状況を大いに利用させてもらおう。

 この事態を解決すれば褒賞を出さなければ行けない。

 そして褒賞の要求が国益にもなるとすれば、それを許可しないわけにはいかない。

 

「褒賞を期待しても?」


「一体何を?」


「母上、リアスはこの事態を解決しようとしてるんだよ。そしてこの事態を鎮圧した暁には------」


「褒賞でヒャルハッハ王国の援助をする許可が欲しいということか。しかしリアス、お前をエグゾリアガソに派遣する許可は私の一存では難しいぞ?」


 戦争中立委員会が神話級の精霊を派遣する許可が出なければ、戦争中立委員会が俺達を排除しにくるって事だろう。


「うーん、だったら私が許可しようかな?」


 横には急に現れる一人の少女。

 まるで日本人の様な顔立ちの黒髪の少女だった。

リアス「新キャラ登場!!」

ミライ「リアスくんの浮気現場だね」

リアス「どうしてそうなった!?」

イルミナ「ミライ様というものがありながらリアス様!」

リアス「おかしいだろ!少女と会ってたらそれで浮気なのか!?」

ミライ「リアスくんは女の子と話しちゃダメっ、ふふふふふふ」

クレ『ミライはボケてるだけなのですが、面白いので黙っていましょう』

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